2013年11月19日

支那事変の回想の読み方-今井武夫の驚くべき自白

 所長は戦史の執筆中に支那事変の回想(今井武夫著/みすず書房、1964)の以下の一文を読み、思わず「何だと!?」と叫んでしまった。

「近衛第三次声明は軟弱外交であると非難する者も少なくなかったが、この頃、あたかも東亜協同体論を提唱し、東亜各国の解放を主張する運動が行われたため、大衆を啓蒙し、世論を本声明是認の方向に誘導するに大いに力となり、続いて発表された汪兆銘の艶電が、昭和十四年元旦の新聞やラジオで一斉に報道され、国民の不満を解消し納得せしむることが出来たので、日本国民は希望に輝きながら、新年の屠蘇を祝った。」(支那事変の回想90ページ)

 今井武夫のいう「東亜協同体論を提唱し、東亜各国の解放を主張する運動」とは、近衛文麿の最高政治幕僚組織「昭和研究会」に集結していた朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実ら共産主義者たちの世論工作のことである。つまり今井は彼等の作為戦争謀略活動が大成功したことを告白しているのである!

特定秘密保護法案の是非を判断するための超貴重な情報であるGHQ発禁図書大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 の存在を有権者に知らせるために、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2013年10月07日

誰が「総理への直言」を購入するのか

 参議院自民党の西田昌司議員がshowyouビデオレター「総理への直言 出版のご案内」(H25.9.17)を公開している。安倍内閣によって消費税率の引き上げが決定されたのに、国民の生活が苦しくなる中で、平然と選挙公約を破った自民党に所属する参議院議員の時事評論本を誰が購読するのだろうか。

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2013年03月09日

自由主義経済の根底にあるもの-マンデヴィルの蜂の寓話と徳川宗春

 蜂の寓話の副題である「私人の悪徳は公共の利得」に似た言葉は「煩悩即菩薩」あるいは我が国の敗戦直後に流行した「ぜいたくは素敵だ」であろうか。

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2013年03月03日

伊藤博文の座右の書-大日本帝國憲法とフェデラリスト

 所長は、国民のための大東亜戦争正統抄史1928-56の95、戦後民主主義の本質の中で、大日本帝國憲法制定史の秘話について以下のように書いた。

 明治天皇の詔命を奉じ、金子堅太郎、井上毅、伊東巳代治を統率して帝国憲法原案を起草した伊藤博文の愛読書は、明治三年に政況および財政調査のためにアメリカを訪問した伊藤に、当時のアメリカ国務長官ハミルトン・フィッシュが贈与したアメリカ合衆国憲法のコメンタリー(解釈書)「ザ・フェデラリスト」(一七八七年刊行)であった。伊藤博文は明治三年以来、このアメリカの古典的名著に依拠して憲法を研究し、彼ら四人が帝国憲法原案を起草していた時はもとより、明治二十一年から始まった枢密院帝国憲法制定会議の際にも、伊藤はフェデラリストを常に自分の座右に置いて何か問題が生じる度にこれを繰り返し読み、帝国憲法の制定に尽力したのであった。

 帝国憲法の精緻な権力均衡分立主義と、デモクラシー(大衆参加政治)の暴走と諸悪から皇室と一般国民を含む国家を救済する帝国議会二院制は、アメリカの立憲議会制デモクラシーの起源であるフェデラリストの著者たち即ちアメリカ合衆国憲法の制定に尽力したアレクサンダー・ハミルントン、ジョン・ジェイ、ジェイムズ・マディソンの思想を受け継いだものである云々。


 以上の記述は「憲法制定と欧米人の評論」(金子堅太郎著/日本青年館、一九三八年版)に依拠しているのだが、帝國憲法の施行から約半世紀後に金子が発表した回想録は、果たして本当に真実なのだろうか。

 これについて所長は一抹の不安と不信感を覚え、伊藤博文演説集を読んでみたところ、金子の回想録を裏付ける第一次史料の実在を確認することができた。

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ラベル:憲法
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2013年02月25日

アダム・スミス以上の超一流の社会思想家-福沢諭吉の日本皇室論と大日本帝國憲法

 イギリスケンブリッジ大学が世界に誇る碩学で、歴史と社会科学に精通した歴史人類学者アラン・マクファーレン教授は、福沢諭吉をフランスのモンテスキュー(法の社会の精神の著者)やスコットランドのアダム・スミス(国富論の著者)以上の超一流の社会思想家である、と高く評価している。

 福沢は日本の伝統精神を受け継いだ上で、近代化の推進に必要な思想を欧米から摂取したが、欧米に対する批判精神を失わなかったからこそ、日本独自の近代化を指導することができたと指摘する。

 マクファーレンは驚くほど日本の歴史に詳しい学者といっても過言ではない。膨大な資料を駆使して、江戸時代の日本庶民の日常生活までも詳細に描く出すことのできる博識である。歴史人類学者だから、論究の対象はもちろん日本に限らないが、彼の独創的な日英比較論は出色である。

 福沢諭吉は近代欧米における科学技術や政治制度や市場経済を高く評価する一方で、拝金主義や人種差別や帝国主義に批判的だった。そして、その批判の視点は、日本の伝統的な武士道の倫理に基いていた。この点もまた、マクファーレンは正確に把握し、福沢諭吉を褒めちぎっている。

 多くの日本人とりわけ日本人の学者が戦後の浅薄な思想に幻惑されて、福沢諭吉の実像を掴み損ね、正確な評価を歪めていることは、無念さを通り越して滑稽というほかない。なぜそれほどまでに歴史の真実を歪め、自国の偉人を否定したがるのだろうか(福沢諭吉の日本皇室論-現代語訳67ページ解説と梗概Ⅰ「帝室論」について)。 

 所長が思うに、その理由は明白である。GHQによる公職追放の後、学会の要職を占めた学者とその弟子たちの中には、戦後生まれの日本人に支那と朝鮮に対する贖罪感を扶植して、河野洋平のような反日売国政治家を養成し、日本国を支那と朝鮮に従属させようとする者、韓国人の邪悪な宿願(詳細は日本の皇室を侮辱する朝鮮人の精神を記録した金仁謙の日東壮遊歌)に同調し、戦後生まれの日本人から尊皇護国の精神を奪い去り、皇室の廃絶を画策する者がすこぶる多いからである。

憲法学徒の必読文献福沢諭吉の日本皇室論-現代語訳(原文総ルビ付き)を広めるために、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2013年02月20日

家族になったニホンミツバチを大虐殺した農薬ネオニコチノイド系ダントツ

 ニホンミツバチを飼育するための究極マニュアルの著者の久志冨士男氏にとって2011年は不運の年であったという。久志氏は2009年の分蜂期後には、長崎県北部の松浦半島で、70キロメートルにわって40ヶ所の蜂場に110群の群れを持つに至ったが、2010年の冬を越せた群れは僅か3群のみであった。

 すべて佐世保市内かその周辺に孤立して1群ずつ置いている群れだけであった。長崎県が、2009年から新しい農薬ネオニコチノイド系の「ダントツ」を推奨したのである。農作地帯に置いていた他のミツバチの群れは農薬によって死滅させられたのである(詳細は虫がいない 鳥がいない)。ネオニコチノイド系農薬は本当に恐ろしい。

 益虫の中の益虫であるニホンミツバチの群れの壊滅は、日本農業ひいては日本民族の未来の姿である。ネオニコチノイド系農薬の使用禁止を実現するために、一人でも多くの日本国民に、ニホンミツバチ愛好者になってほしい。

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ラベル:自然環境
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2012年11月21日

日銀は誰のものか

 日銀の白川方明総裁は2012年11月20日の記者会見で、安倍晋三自民党総裁が提唱している物価目標について「3%の物価目標は現実的でなく、経済に対する悪影響が大きい」との考えを示した。日銀による国債の直接引き受けに関しては「通貨発行に歯止めが効かなくなり、さまざまな悪影響を及ぼす」と述べ、明確に反対する姿勢を表明した。

 さらに、安倍総裁が日銀法改正に言及している点に関連し「日銀法改正を議論する場合、十分時間をかけて慎重な検討を行うことが必要だ」とした上で「中央銀行の独立性をぜひ尊重してもらいたい」と述べた。

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2012年11月17日

日本を滅ぼす消費税増税-温故知新の偉大な威力

 目の前に、諸外国が埋設した地雷原や、日本国民を焼き尽くす地獄の業火が広がっていれば、我が日本国は立ち止まり、直ちに後ろへ引き返さなければならない。前に進むことが常に善で正しいとは限らない。

 また古いものには、それを現代に遺してきた億兆先人たちの経験や叡智の宝庫、幾世にわたる時代の変遷や時代の試練に耐え生き抜いてきた普遍的価値を持つ宝典がある。

 たとえば今から約2500年ほど前に呉王に仕えた孫武によって著されたという孫子は軍事学の古典である。

 支那大陸では、孫武以後、戦国時代までの間に、兵家の人々によって夥しい数の兵法書が著され、漢代の初期(西暦前200年ごろ)には、兵法書の数が百八十二種に上っていたが、それから200年後の後漢の時代には、五十三種の兵法書が余命を保つのみとなり、今日では、それらの殆どが失伝した。
 孫子は、当時の兵法書の中で、今日まで生き残った数少ないものの一つある

 なぜ孫子が2500年の歳月を生き残ることができたのかといえば、それは、孫子が時代と地域を超越して国家の軍事政策に役立つ優れた兵法書であるからに他ならない(戦略論大系-孫子)。孫子火攻篇は火攻めの狙いとして次の5つを挙げている。

・人馬を焼く
・軍糧を焼く
・輜重を焼く
・倉庫を焼く
・屯営を焼く

 孫子は火攻めの標的として敵国の補給物資、補給部隊、補給基地を重視している。第二次世界大戦におけるアメリカは我が国に対して、最新鋭の潜水艦と新兵器の高高度長距離爆撃機B-29を投入し、軍事学の古典中の古典である孫子の火攻篇を実践した。これは正に温故知新である。

 過去の人々の叡智と経験に、現代の最新知識や最新技術を調和させる「温故知新」こそ日本再興策であることを広めるために、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。 続きを読む
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2012年11月01日

素晴らしい日本の伝統!小笠原流礼法で強くなる日本人の身体

 小笠原流礼法は、武家礼法を基盤としています。武家の礼法とは、武士が殿上に上がった際の礼法というこいとです。また当然、武士のことですから、いざ戦時となれば、主人、家族、領民を守るために命を賭して戦わなければならない存在です。

 したがって、小笠原流の礼法は、それだけで独立したものではありません。「弓馬術礼法小笠原教場」の名に表されるように、弓馬術と礼法は、固く結びついて切り離せないもので、礼法はその最も基本になるものとお考えください。

 武士として、日頃の何気ない「立つ、座る、歩く、廻る、お辞儀する、物を持つ」という動作のなかで、足腰を鍛え、自然の理法に従い、物に添うことを常に意識して、命運を分けるかもしれない殿上において、粗相のないよう、作法を学んだのです。

 小笠原流では「実用・省略・美」を基本的な考え方として、これを「時・所・相手」に対して臨機応変に対応させることを理想としています。そのために、飽くことなく「正しい姿勢」と「正しい動き」を繰り返し稽古することが、小笠原流礼法の全てといってよいでしょう。

 武家の礼法は実用的、効用的なものであって、人間の身体の機能、物の機能を理解した上で、なぜそうするのか、そうあるべきなのか理論に裏づけされたものでなければなりません。

 そこには無駄な動きの入る余地はなく、必要最低限の機能を用いることが大切なのです。そしてそれが何気なく自然にできるようになってこそ、その仕草が、見る人には美しく調和がとれていると感じられるのです(小笠原流礼法で強くなる日本人の身体184~185ページ)。

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2012年10月15日

GHQ検閲官-GHQの違法な占領作戦を暴露した甲斐弦

 甲斐弦(かいゆずる、1910年熊本県に生まれる)は、東京帝大文学部イギリス文学科を卒業後、佐渡中学校の教諭、蒙古政府の日系官吏を経て、1945年6月18日に応召、1946年4月下旬まで山西省で中共軍と交戦した後、同年5月13日に佐世保港に帰還した。

 甲斐弦は家族を養うために1946年10月28日から同年12月27日まで(日本国憲法の公布は1946年11月3日)まで福岡のアメリカ軍第三民間検閲局(CCD)に勤務した経験を持つ元GHQ検閲官である。

 甲斐弦著「GHQ検閲官」は、GHQの検閲に協力した日本人自身がアメリカ軍の検閲の実態を戦後生まれの日本国民に伝える貴重かつ稀有の回想録である

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2012年09月01日

呪われた産経新聞論説委員!丸山真男の虚報の詐術を暴露する「文明の裁き」をこえて―対日戦犯裁判読解の試み 

 所長は、2012年9月1日の産経新聞コラム【土・日曜日に書く、快感原則による暴走…いじめという病理の背景】を読み、思わず呻いてしまった。「産経新聞論説委員の福島敏雄よ、お前も騙されているのか」と。

 丸山真男の虚報の詐術に騙される戦後民主主義狂育の被害者を増やさないために、はじめに一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年08月23日

絶頂美術館-トルコ風呂の秘密

 西岡文彦氏は絶頂美術館-名画に描かれた愛と情熱のクライマックスの冒頭に「本書を読まれることで、以後の美術鑑賞における裸体や恋愛の表現が、多少とも興味深いものとなれば、著者としては望外の幸せである」と書いている。「絶頂美術館」を要約すれば、洋の東西を問わず男はエロが好きだ。ただそれだけである。

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2012年08月05日

政治論略第五回-エドマンド・バークの勝利

 我が国の唯一無二の正統憲法たる大日本帝國憲法の起草に多大な影響を与えた外来の思想は、伊藤博文の座右の書であったアメリカ合衆国憲法の解釈書「ザ・フェデラリスト」(1787年)と、金子堅太郎によって邦訳されたエドマンド・バークの「フランス革命の省察」(1790年)であった。

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2012年08月04日

政治論略第四回-バークの護国演説

 我が国の唯一無二の正統憲法たる大日本帝國憲法の起草に多大な影響を与えた外来の思想は、伊藤博文の座右の書であったアメリカ合衆国憲法の解釈書「ザ・フェデラリスト」(1787年)と、金子堅太郎によって邦訳されたエドマンド・バークの「フランス革命の省察」(1790年)であった。

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2012年08月03日

政治論略第三回-バークの忠告

 我が国の唯一無二の正統憲法たる大日本帝國憲法の起草に多大な影響を与えた外来の思想は、伊藤博文の座右の書であったアメリカ合衆国憲法の解釈書「ザ・フェデラリスト」(1787年)と、金子堅太郎によって邦訳されたエドマンド・バークの「フランス革命の省察」(1790年)であった。

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2012年08月02日

政治論略第二回-ルソーの民約論

 我が国の唯一無二の正統憲法たる大日本帝國憲法の起草に多大な影響を与えた外来の思想は、伊藤博文の座右の書であったアメリカ合衆国憲法の解釈書「ザ・フェデラリスト」(1787年)と、金子堅太郎によって邦訳されたエドマンド・バークの「フランス革命の省察」(1790年)であった。

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2012年08月01日

政治論略第一回-金子堅太郎によって邦訳されたフランス革命の省察

 我が国の唯一無二の正統憲法たる大日本帝國憲法の起草に多大な影響を与えた外来の思想は、伊藤博文の座右の書であったアメリカ合衆国憲法の解釈書「ザ・フェデラリスト」(1787年)と、金子堅太郎によって邦訳されたエドマンド・バークの「フランス革命の省察」(1790年)であった。

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2012年06月22日

ここが日中の分かれ道!人口から読む日本の歴史

 人口から読む日本の歴史は、改めて気候の変動と人口の増減が国家の歩みに多大な影響を及ぼすことを読者に教えてくれる。しかし残念ながら著者の鬼頭宏氏は「騎馬民族征服説」を今だに信用している。これが本書の瑕である。

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2012年04月29日

伊藤博文著『憲法義解』の現代語訳-国民啓蒙時代が開幕する大東亜戦争終結60周年

 所長の憲法の棋譜作りは遅々として進まないが、その骨格は出来つつある。肉付けのイメージも固まりつつある。しかし骨格に豊満な肉を付けて體(体)を成すには所長自身が少なくともあと500冊以上の文献を読破しなければならないがもうやだ〜(悲しい顔)

 所長の蔵書には新旧無効論の解説書がある。そこには日本国憲法無効・大日本帝國憲法復原増補(改正)論に対する批判が既に掲載されている。だから所長は、今日の有効界改憲派がそれらと同じ批判を繰り返しているのを目撃すると、本当にうんざりする。彼らは新旧無効論の解説書を読んでいないだろう。

 日本国民は「国民が受け入れない、納得しない」ことを口にして法と伝統を踏みにじる曲学阿世の政治屋や学者を信用してはならないと思う方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2011年12月31日

大晦日の挨拶-いい国つくろう何度でも

 今年(2011年)の我が日本は、下の特集本が示すように、激動の1年でありました。そんな中で、弊ブログを読んでくださった皆様、ならびにコメントを下さった皆様、本当に有難うございました。皆様、良いお年をお送り下さい。

いい国つくろう、何度でも (別冊宝島) (別冊宝島 1832 スタディー)

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左翼歴史学者が顔面蒼白次項有幻の名著!戦争と共産主義-大東亜戦争とスターリンの謀略の目次韓流を楽しくする朝鮮民族を読み解く7つの鍵古代史学者は韓国人のなりすましか継体新王朝説を斬る「歪められた日本神話」とんびがタカを生むスーパー日本人を育てる適才教育・戦後民主主義の終着点は家族の解体と日本国の滅亡-なぜマルクスレーニン教は地獄の門を開くのかバカげた舛添要一の女性女系天皇容認論ナチスを愛した沢田研二の窮状・日本の国益を破壊する朝から晩まで反日新聞の錯覚商法天照大神は男系(父系)の女神小林よしのりの欺瞞皇室典範の改悪と日本版「文化大革命」を促す
本当は怖い日本国憲法の話次項有福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答・日本国憲法の性格を映す災害基本法-菅直人が嘲笑される理由・韓国の邪悪な野望を打ち砕くアダム・スミスを超える日本の社会思想家・韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教諸君が愛してくれた日本国憲法は施行前に死んだ!なぜだ!?逆賊の憲法改正案に御用心憲法の本質を示す憲法改正の手続き神州不滅思想が妨害する真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策・神か人か天皇とは何か・恐るべき小沢一郎の憲法論日本がアブナイ!日本国憲法の改正が日本国の自殺になる理由・日本国憲法の追認を戒める昭和天皇のおほみうた昭和天皇と憲法改正-エセ民族派が行っている最悪の天皇利用旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服・小泉内閣の大罪女系天皇は憲法違反
教科書が教えられない日本の近現代史次項有韓国が日本の皇室を侮辱する歴史的理由・在日パチンコに魂を売った朝敵歴代天皇を論外の男系カルトに貶めたギャグ漫画家堀栄三元参謀の情報戦記が触れない大本営の奥の院の所在と正体・軍紀厳正を誇った日本軍の強姦、韓国軍のレイプ、支那軍の洗城・ああ惜しかったふらふら大日本帝国唯一の勝機・あなたの知らない石原莞爾の対アメリカ政戦略吉田茂が現役復帰させた史上最悪の反日的日本人日本共産党の反日史観によれば志位和夫の祖父は慰安婦強制連行の実行犯・パル判決が語る朝鮮人慰安婦強制連行説の虚構浄土真宗親鸞原理主義者が隠蔽する本当は恐ろしい国家神道の正体日本経済を破壊する辛坊治郎の狂態・人間の屑集団マスゴミが隠蔽する南京大虐殺が法的に成立しない理由捏造と自虐の昭和史を打ち破る日本人に知られては困る歴史
日本人が元気になります!知らないと損する情報次項有・あなたの新聞定期購読は国民生活と国家経済の自殺経済失政はなぜ繰り返すのかインテル長友佑都が実践日本人の潜在能力を引き出すトレーニング方法読み書き運動が苦手なのには理由があった学ぶことが大好きになるビジョントレーニング人生の無駄遣いテレビの視聴を止めて実践すれば病み疲れた体を癒す力を呼び覚ます驚愕の気功法