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悪の戦争論/ペマ・ギャルポ著/あ・うん
第1章『悪の枢軸』発言に読む新・戦争論 武力闘争にシフトしたアメリカ
米中枢同時テロはアメリカの謀略か!?
謀略説を裏づける七つの謎/テロにいいテロも悪いテロもない/「この際だから」テロ支援国を叩け!/戦争は最大の景気浮揚策/「超限戦争」を封じ込めよ―非対称戦への対応
アメリカ原理主義VSイスラム原理主義
テロの原因は「文明(宗教)の衝突」「貧富の対立」「政治の腐敗」/イスラム原理主義(的なるもの)の正体/共産主義に代わるゴーマン主義/「グローバルスタンダード」の大虚構/富める者大集合、貧しき者は去れ!
第2章米露蜜月が示す大謀略 地政学に回帰した米露の新・覇権戦略
着々進行する新・縄張り協定
米露による新々・世界秩序の確立/利害が一致するテロ撲滅作戦/じわじわ浸透するロシアン・ムスリムの脅威/背に腹は代えられない金銭的実益/米露双方にとって大きい軍事的背景/カスピ海原油の利権を確保せよ!
復活する「地政学」(ゲオ・ポリティクス)理論
「地政学とは何ぞや?」マッキンダーの「ランドパワー」/「シーパワー」こそ本命二十世紀アメリカの戦略/海流地政学と日本 日米開戦の裏事情/海の地政学 南シナ海の重要性/農産物・人権と、中国のしたたかな外交/地政学から見たパレスチナ問題/「中露を分断せよ!」アメリカの地政学的戦略/米中開戦、一触即発の危機も
このままでは飲みこまれる!日本の暗雲
「北方領土は一島たりとも返還しない」ロシアの本音/「海への出口がほしい」ロシアの悲願/仰天密約「北海道をロシアに」/アメリカの経済植民地と化す日本/規制緩和は経済強者を太らせるだけ/使えない軍隊は張子の虎アメリカのイラ立ち/有事法制制定は日本の生きる道か/対米交渉能力をつけることが大事/日本の政治は民意を反映していない/トリックスターはもう要らない/首相公選制論にひと言/日本の政治について思う、いくつかのこと
第3章新・地政学で解く世界紛争地図 水争いが呼ぶ戦争の世紀
情報戦争がすごいけれどその裏側
アポロ11号「月面着陸」は世紀のヤラセか/マスコミも手玉、ここまでやるアメリカの情報操作/世紀の偽書?プロトコルと、米「国土安保省」の相関/世界の目と耳、極秘衛星と宇宙基地「エシュロン」/「情報低国ニッポン」を建て直せ/そろそろ日本独自の情報機関を
「水」こそ最終サバイバル兵器だ
生命の源「真水がなくなる!」/旧約聖書の時代からあった「水争い」/蛇口をひねっても水が出ないネパール/黄砂で北京が干上がる/日本だって例外ではありえない
経済・エネルギー・情報戦争の次は「水戦争」だ
第二次朝鮮動乱は漢江の水掛け論争から始まる/カシミール紛争は実は水争いだった/ヒマラヤの水をめぐる米中最終戦争/パレスチナ問題はヨルダン川問題/水戦争これだけある紛争の火種
第4章「おかげ様イズム」は二一世紀の処方箋 国際平和への唯一のキーワード
地球大転換へカウントダウンが始まった
「地球滅亡へあと七分」終末時計とアルマゲドン/神は中東に石油を与え給うたが/すべての資源は人類全体のもの/「マネー・イズ・オール」で本当に幸せなのか/地に堕ちた正義 企業会計の厚化粧/アメリカ帰りが陥るワナ ハーバードビジネスって何
地球再生のカギは日本にあった!
「八百万の神々」信仰は自然の恵みから生まれた/森のこころは平和のこころ/「覇道」から「和道」へ、キーワードは「共生」「共存」と「協力」/「おかげ様」イズムは仏陀の慈悲に同じ「八正道」の神髄/みそぎと信頼の国ジャパン/日本式「武人の時代」へ、サーカー師の社会循環論/アインシュタインの「予言」と文明の交代八〇〇年周期説
愛する日本へ、ホンの少しの提言
「おかげ様」経営の源流は武士道にあった/労働者に優しいプラウト主義/成果主義よさらば/日本式経営への回帰が始まった/日本の誇る職人芸はどこへいったか/意外!?日産ゴーン社長の日本式経営/「KJ法」は「おかげ様」経営のモデル/家庭こそすべての教育の根源 大家族主義のすすめ/らしさの復活こそ、日本人の決め手/個人主義と甘やかし はき違えられた平等/究極の教育とは善悪の区別ができること/弱者への配慮と固有文化の保護/「おかげ様」イズムの国際関係論
ぺマさんは幼少のころ、チベットを侵略した中国を倒すために「中国の水源であるチベットの川に毒を流してはどうか」と考えたという。この作戦は効果的であるものの、しかし川の魚は全滅し、多くの罪のない人が死んでしまうので、水源テロを実行しなかったという。ぺマさん地政学の資質をもって生まれて来たのだろう。まさに中共がチベットを征服して手放そうとしない目的のひとつが水源の確保である。
ぺマさんのように、日本の素晴らしい文化、伝統、慣習、歴史、地理が好きになって日本国に帰化した外国人は、我々土着の日本国民よりも強烈な愛国心を持つ日本国民になってくれる。これは愛国心を涵養する教育の有り方を示唆している。
日本の子供が「第3章新・地政学で解く世界紛争地図 水争いが呼ぶ戦争の世紀」を読み、河川が複数の国をまたがる地域では水資源をめぐる国際紛争が絶えないことを知り、日本国が水資源に恵まれた島国であることの素晴らしさと有難さを理解すれば、強烈な愛国者になります。
自己犠牲の精神をもたない私利私欲を肥大化させた平和ボケの現代日本人といえども周辺諸国に対する警戒感を高め、売国奴の政治家とマスゴミ関係者に対する健全な怒りに包まれます。
ペマ・ギャルポさんは悪の論理―地政学とは何かの著者である倉前盛通氏の弟子である。ここの「悪」とは「河内に楠木という悪党ありて」の悪である。
ぺマさんは戦争を絶対悪として否定する反戦反軍の平和主義者ではない。日本の危機を乗り切るには自衛隊を使える国防軍に格上げすべきであること、自衛隊の問題は憲法の事案であり非常事態法を持たないのは法治国家として不自然であること、緊急交戦規定が必要であること、日本独自の情報機関とスパイ防止法を作らなければならないことを日本国民に訴えている。
しかしペマさんの語り口はどこまでも穏健で、説得力に富む。それはひとえにぺマさんが「日本が私の故国であるチベットのようにはなってほしくない」という切実な願いを込めて文章を綴っているからだろう。
またぺマさんは、アメリカが抱いている日本に対する潜在的な敵意を理解し、バブル崩壊以降の日本経済の低迷は、バブル期にアメリカを圧倒した日本国に対するアメリカの報復であることや、グローバルスタンダードとはアメリカスタンダードに過ぎないこと、アメリカ帰りの日本人経済学者は日本国の国富をアメリカ企業に貢ぐスパイに成り下がること等を指摘し、外資族を糾弾し小泉竹中構造改革を否定している。
そして慰安婦問題に対しては日本の責任を完全否定する立場にあり、2007年7月13日に米大使館に手渡された日本文化チャンネル桜主導の慰安婦問題に関する米下院決議案の全面撤回を求める要望書にも賛同者として名を連ねた。
ぺマさんは今の日本の総理大臣に必要な資質をすべて備えているばかりか、我々戦後生まれの日本人にはない経験を持っている。それは修羅場をくぐってきたということである。
ぺマさんの家族は中共に殺害され、ぺマさん自身、銃撃を浴びながら何とか中共人民解放軍の追撃を振り切ってヒマラヤを越えインドに逃げ延びた。そのペマさんが日本に第二のチベットの将来を予感しているのだから事態は深刻である。
チベットには日本の神道とよく似たボン教という民族宗教があり、チベット人は神仏混交の生活を送っていたという。しかし、
「その一方で一般国民といえば、不正に対して団結して立ち上がるということはありませんでした。抵抗心のかけらもなかったのです。虫一匹殺せぬ信仰心と、ただ自分たちが祈っていれば安穏に暮らせるという一国平和主義のなか、まさに戦いを忘れた平和ボケ状態だったのです。
チベットは井の中の蛙だったのです。
イギリスと清朝の侵略を安易に受け入れる結果となりました。時の十三世ダライ・ラマ法王はそのたびにインドへ、モンゴルへと亡命を余儀なくされ、国民の団結と危機管理、そして軍備の近代化を訴えた法王の遺言でさえ、無視されてしまったのでした」
中共に征服される前のチベットに似てきた日本国の危機を克服するために、ぺマさんには日本国の総理大臣になってもらいたい。所長は真剣にそれを希望する。
もし日本国の総理大臣が経綸の才を持ち合わせているならば、外務大臣に博識の地政学戦略家であるペマ・ギャルポさんを起用すると、日本外交は面白くなろう。日本の国益に適うはずだが、福田自民党にそれを期待するのは馬鹿げている。
ぺマさんは先の参院選では国民新党から出馬して落選したが、次の選挙では、どこの政党から出馬しようとも、我々有権者はぺマ・ギャルポさんを政界に送りこむべきである。
日本の子供に愛国心を持たせ平和ボケした日本人を覚醒させる名著が悪の戦争論です。
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通り掛かったペマさんが、介抱してくれた様です。とても優しい人でした。