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国際法は幾多独立の国家ありて国際団を作し且つ国位平等観のその間に行わるる世に非ずんば成立たない。
自国のみを文明圏と為し、他国を挙げて夷狄視する時代にありては、国際法はその存在理由を失う。世界的帝国となれる後のローマはそれであった。今より一百年前頃までの支那も同様であった。
支那は春秋戦国の世には、当年の意義に於ける国際法は相応に発達し、殊に今日の戦時国際法に劣らざる交戦法則も戦陣の間に行われ、之に関する文献も少なくなかったようである(大部分は始皇帝の時に焼かれたらしい)。けれども秦が六国を滅ぼし天下を統一して後は、当年の国際法は同時に亡び、その後二千年の久しき復た支那に国際法観念は見るなきに至った。
支那の一法学者の説に、北京中華政府は第一の英清戦役の頃までは、一切の対外交渉関係の上に近代の国際法の諸原則を認めなかった。清廷は外国の使臣及び軍艦に対しても、その有する特権及び不可侵を許容しなかった。
マカルトネー卿の支那に着せる折、卿の乗れる舟車には、「英国よりの朝貢使節」と記せる旗を掲げしめたものである。米国の軍艦にして南支那に来たれるものには、地方官憲は一片の告知を以て之に退港を命じたこと稀でなかった。
清廷は凡そ条約なるものは独立の両国間に拘束力ある約束とは思惟せず、1844年の南京条約の英文には、清国皇帝は英国臣民がその家族従者を携えて広東に居住せしむべきことを約すとあるも、支那文では大皇帝の恩恵にて何々することを許すとなってある。
支那が国位の平等及び国際法の諸原則を解するに至ったのは、外国人が武力にて特権を獲取するに至れる一八六〇年以来のことである。
有名なる李鴻章はマルチン及び呉廷芳を朝廷に奏薦するに方り屡々「公報」の語を用いたることその「李文忠公全書」に徴すべきが、しかも李は皇帝への奏文中に於て英仏人を指すに「夷」の語を用いて憚らなかった(戦時国際法講義第1巻43頁)。
秦の始皇帝によって統一される前の支那大陸においては国際法が相応に発達していたのであれば、支那大陸の周辺諸国が支那人の間に「国際法は敵味方の双方に対して平等に適用される」とか「国際条約とは、条約締結の相手国のみが守るべきものではなく、相手国と自国とが平等に守るべきもの」という国位平等の観念を染み込ませ、国際法を遵守させるためには、支那を春秋戦国時代のごとく分裂させるべきなのだろうが、しかし今日これは既に支那人に国際法を遵守させるための必要条件ですらないのかもしれない。
秦帝国の崩壊から今日に至るまで支那は幾度となく分裂の時代を経験し、漢民族に夷狄戎蛮視される周辺異民族の侵入と支配を受けているのに、支那人からは国位平等の観念を否定する中華思想が抜け落ちない。それどころか支那は満州族を中華思想に浸してしまった。
作家の柏楊(ポーヤン)はこの支那文化の特性を「漬物甕(つけものがめ)」と呼んでいる。
「この漬物甕は腐って悪臭を発し、中国人を醜く変えてしまった。この漬物甕の深さは底知れず、その中に住む人びとは、自分の考えで自分の問題を解決することができないから、他人に導いてもらわざるをえない。
どんな美しいものでも、この漬物甕に放り込めば、たちまち腐ってしまう。外来のいいものも、いったん中国に入ってくると、たちまち似ても似つかぬものに変質してしまう」(醜い中国人―なぜ、アメリカ人・日本人に学ばないのか)
約2000年の間くり返された治乱興亡でさえも支那の中華思想を根絶できなかった。だから日本国は中国へ深入りすべきではなく、また中国に日本国へ深入りさせてはいけない。
中国は、マッカーサー占領憲法の拘束の下では自衛権すらまともに行使できない東夷の蛮族をとことん侮蔑しており、日本との約束を守らない。実際すでに中国は日中平和友好条約第1条を蹂躙している。
日中平和友好条約第1条
1 両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。
2 両締約国は、前記の諸原則及び国際連合憲章の原則に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
どんな国であれ、約束を守らない無法国と正常な友好関係を構築できるはずがなく、無法国の周辺に位置する国々の為すべき事は、無法国に対する自国の防衛力をひたすら強化することである。
しばらくブログの更新を休止します。たぶん1週間後ぐらいには戻ってこれると思います…。
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これから日本人は、日本民族の尚武のシンボルとして、模造日本刀ではなく、今でも海外では「Type-38 Arisaka Rifle」と呼ばれ、命中精度の良さと射程距離の長さでハンターたちに愛用されている日本陸軍の傑作狙撃銃三八式歩兵銃・ガスボルトアクションを持ち、支那朝鮮反日連合軍と朝日勧誘員を撃退する日本人の個人戦闘能力を高めるコンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべてを携え、実戦を想定するサバイバルゲームを趣味として生きなければいけないのかもしれないな…。
このままだと数十年後にはチベット民族とウイグル民族は絶滅し、日本列島では僅かな日本人がゲリラとなりシナチス中共軍に対して絶望的な抵抗活動を続けている…なんていうことになりかねないわ、本当に。
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更新再開を心待ちにしております。
テンさんはくっくりさんの所に出現した可笑しな連中の仲間ですか?私は逮捕歴を持っていないし、ロリコンでもないよ。
前にも書きましたけど、私が日本の現代アートといっても過言ではない美少女フィギュアは紹介しているのは、森羅万象なんでも揃えて、読者層を拡大するためです。
フィギュアに飽きたら、次はモデルガンを紹介するかもしれないし、骨董品アンティークの類を紹介するかもしれないし、花を紹介するかもしれない。
とにかく戦史、国際法、憲法とか、堅苦しいことばかり書いていると精神的に疲労困憊するのよ。
だから造形美を目の保養に役立てているw。
一週間が経ちました。戻ってきてください。よろしくお願いします。
*妙なのは相手にしない方がいいですよ。
ここまで暴力的反共反アジア妄想が
高じている人はなかなかいない!