帝国憲法第20条「日本臣民は法律の定むる所に従い兵役の義務を有す」
日本国民が負う兵役義務の内容は、帝国議会の承認を経なければならない法律によって決定され、議会の承認を必要としない勅令(行政命令)によっては変更されない。あくまで国民の代表である帝国議会が法律をもって兵役義務の内容を決定するのである。兵役義務の内容は伸縮自在である。
だから国民の大半が蛇蠍のごとく徴兵制を嫌悪するならば、議会はアメリカと同様に日本国の徴兵制を休眠させる兵役法を可決するだろう。例えば以下のようなものである。
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兵役法
一、兵役義務 日本国民は、満20歳の誕生日の前後2ヵ月の間に、国防省○●局に出頭して、常に憲法を誠実に遵守し日本国の危機に際しては自己の最善の努力を尽くして日本国の独立と生存と光栄を守ることを宣誓し、国防省が発行する軍人操典と民間防衛を受領しなければならない。
二、罰則規定 特別の事情が無い限り、前条の兵役義務を履行しない日本国民は参政権を行使できない。
スイス版のコピーである軍人操典と民間防衛―あらゆる危険から身をまもるを受領しても読解しない不届きな国民がいるかもしれないので、兵役法第一条に「国防省○●局に出頭して、初音ミクが解説する民間防衛の動画を視聴しなければならない」を追加してもいいだろう

これで現代日本国民の兵役義務は十分である。
所長が言いたいことは、懲罰条約的占領基本法たる日本国憲法の無効廃棄と大日本帝国憲法の復元改正が実現し、所長の帝国憲法改正試案が正式の改正憲法として施行されたとしても

しかし以上の有り得ないことを言い触らして一般国民を脅迫し日本国憲法の改廃に反対する空気を醸成しようとしている者が、我が国の反日左翼勢力である。
尾崎秀実の言葉を借りれば、心事高潔ならざる連中は、自己の邪まな心事をもって保守派の改憲派の思想を推しはかったものであるに違いない

立憲君主制自由主義議会制デモクラシーを否定する社会主義、共産主義、マルクスレーニン主義を信奉する反日左翼政党とこれを応援する反日的日本人が護憲であるはずがない。
かつて社会党左派の理論的支柱であった向坂逸郎は、昭和47年に「プロレタリア独裁の下では政府に反対する言論表現の自由は絶対にない。日本に社会主義政権が誕生すれば、非武装中立を見直し再軍備してもかまわない。」と公言し、社会党は向坂逸郎の発言を否定しなかった(「悪魔祓い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任)。
そしてバイブレーターを愛好する辻元清美はすでに日本赤軍のシンパである

辻元や中核派のシンパである福島瑞穂が護憲平和を叫ぶ様は、ブラックジョークか絶対に笑ってはいけない喜劇的学校であろう

中核派のプロ市民団体は「21世紀こそ希望の世紀に!」というスローガンを掲げている。かつて全共闘世代のマルクス学生は「ゲバルト イスト ホフヌング 暴力こそ希望だ!」と喚いていた。
反日左翼勢力の悲願である共産革命が日本国に発生し、天皇制の廃止および一党独裁と計画経済の施行(これが左翼勢力の狙う日本国憲法の改廃である)が実現すれば、連中は古今東西の共産党に習い、共産革命の成果を国内外の敵から防衛するために、秘密警察と日本赤軍もしくは日本人民解放軍を創設するに違いない。
独裁権力を掌握した共産主義者が行う再軍備は、必然的に民意、世論、国民の意志を全く省みない残酷なものになる。左翼独裁政党の幹部が徴兵制を欲すれば、彼らは遠慮なく徴兵制を施行し、徴兵制に反対する国民を虐殺するだろう。反日左翼勢力が今なお礼賛するフランス暴力革命と同じように…。
一七八九年七月十四日、究極的に新宗教国家の建設を目指して開始されたフランス暴力革命は、キリスト教に代替する「理性教」なる淫祀邪教(正体はルソー教)を生み、理性教の神々の一つである「平等」は、祖国の防衛に貧富貴賎の区別なしとの国民皆兵の新思想を生み落とした。
一七九三年八月二十三日、ロベスピエールらジャコバン派の革命政権は、軍隊の新編成に関する十八ヶ条より成る人民総徴用令を布告し、これに反対するヴァンデー地方の敬虔な無辜のカトリック教徒約四十五万人を残忍極まりない殺戮方法をもって大虐殺し、翌年にはフランス軍の常備兵力を約八十万人に膨張させ、約百二十万人を動員した。このヴァンデー大虐殺事件はジャコバン派およびルソー教の正体を白日の下に暴き出し、人権、自由という革命のスローガンが虚偽であり、平等主義こそが、人権と自由、そして平等そのものを蹂躙することを証明したのである。
「本日以降敵の悉く仏共和国の領土より撃退させらるる日まで、凡そ仏国民は総て兵役に勤務すべき永久的用意あるを要す。壮年者は戦場に進むべし。既婚者は兵器を作り及び糧食を運搬すべし。婦女子は天幕及び被服を作り且つ病院に待機すべし。小児は包帯を作るべし。老人は街頭に出でて闘士鼓舞と敵人呪詛の演説を為すべし。」(人民総徴用令第一条)国民のための戦時国際法講義 28
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政治ブログ「熊川ビジョン」です。
現在、全国規模で勢力を拡大している霊感商法団体の情報を当ブログに掲載しました。
マスコミ等が全く報じていないだけに大きな問題だと考えます。
何卒、ご一読下さりご注意して下さい。
http://blue.ap.teacup.com/kumagawanaotaka/
以前お約束しておりました日本国憲法・新無効論について、今さらではありますが、小生の愚見を述べさせていただきましたので、ご一読頂ければ幸いであります。
http://nonki-nihonjin.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_387a.html
今後ともよろしくお願い申し上げます。
徴兵検査機関は現行のをそのままで。
戦闘参加をひたすら嫌悪して徴兵制に猛反対しながら、国民を否が応でも戦闘に巻き込む危険な専守防衛を肯定するなんて無茶です。
結局国防について何も深く考えていないのです。