2020年07月26日

創氏改名日本名強制説と慰安婦強制連行説が真っ赤な嘘である証拠史料-朴春琴代議士の質問演説

 創氏の届出期間(1940年2月11日から8月10日までの6ヶ月)の終了から約半年後の1941年2月18日、衆議院において、大日本帝国内における朝鮮人(もちろん当時は日本国民)の地位向上に尽力していた朝鮮人の朴春琴代議士が陸軍省軍務局長の武藤章少将に朝鮮人志願兵採用人数の大幅増加と在朝鮮師団の増設を要求した。この第一次史料によって記録された事実(史実)は創氏改名日本名強制説と慰安婦強制連行説が真っ赤な嘘である証拠の一つである。

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1941年2月18日第76回帝国議会衆議院における朴春琴代議士と武藤章政府委員(陸軍省軍務局長)の質疑応答

〇松田委員長 朴君、軍務局長がおいでになったようですから-朴君

〇朴委員 陸軍当局に昨日私が質問したことを軍務局長御承知でないと思いますから、もう一回繰返して申上げます、半島の志願兵制度は制定して今年で四年になって居るのであります、其の間志願者が丁度二十五万位あるのでありまして、十三年、十四年、十五年度に於て、約四千人の志願兵を採って居るのであります、今年は十五万位の申込みで、三千人の採用見込みであると云うことを新聞に書いてありますが、此の点私はもっと採っても差支ないではないかと思うのであります、数が少いと思って居りますが、何か沢山採っていけないと云うようなことがあるのでありますか、それを承りたいと思います

〇武藤政府委員 半島に於きまする徴兵志願の熱意は、近時非常に旺盛でありまして、洵に御同慶に堪えないのであります、仰せの如く昭和十三年以来志願兵を採用致して居りますが、其の結果は極めて良好でございます、随いまして志願兵の数を増加しようと云うことは、私共もかねがね熱意を持って研究致して居るのでございますが、只今の所申すまでもなく日本語教育の程度、ならびに半島人と内地人との生活様式の相違と云うようなものがございまして、志願兵を採用致すにも、先ず朝鮮総督府でやって居ります訓練所を経過しなければならぬ、是等を考慮致しますと、急速に大多数の者を採用すると云うことは、一寸困難な事情もあるのでございまして、今後多数の者を採用すると云う方針を以て、只今研究中でございます、御趣旨のある所は能く分かりますが、暫くこれは御待ちを願わなければならぬ、こういう訳でございます

〇朴委員 私はしばしば朝鮮の志願兵の訓練所に行って居ります、所が行って見ると、今日の設備は未だ微々たるものがある、もう少し陸軍が予算を取り、設備を完全にして、半島の志願兵を沢山採って貰いたいと云うことは、これは半島人の希望であり、半島人の声であります、と云うのは軍務局長御承知の通り、昭和七年から半島に対する師団設置問題なり、あるいは半島人の兵役義務を与える前提として、志願兵制度を制定しなければならぬと云うことを、しばしば、私は要求して来たのであります、幸いに半島人に対する志願制度が制定されてから、自分が行って見ても、其の志願兵で採った兵の総ての思想上とか、あるいは彼らの決心が、中々内地人に負けないような気持を持って居ると云うことは、私は能く知って居るのであります、そこで此の北支問題の如きも、次から次に日本が占領して居る区域に於て、現在兵が足らなくて、非常に治安維持は困難であると云うことを私も見て来たし、又そう云うことも感じて居るのであります、それで軍務局長御承知の通り、半島に生れた者は気候もよく似て居る、又二十五万位の志願者があるのでありますから、此の中の一万人か二万人位の人は、最も体格も良いし、日本語も私よりも雄弁家の者も此の中に相当居る、そこで唯問題は、訓練所そのものが予算関係その他の貧弱の為に、採ることが少なくなって居るのではないかと私は思うのでありますが、吾々半島に生れた人の気持から言えば、成るべく余計採って、此の日本の重大なる時期に際し、半島人の決意を促すと云うことは、内鮮一体の上から見ても非常に私は良いことだと思うのであります、しかもこの二十五万人の志願して居る中には、自分の指を切って血書で以て志願して居るのが三百人あるのであります、これは何も半島人が今日兵隊になって戦死したからと云うて、半島人の自慢ではない、これは日本国民として当然のことであります、私は成るべく経済的から言っても、気候上から言っても、地理から言っても、どうしても今後日本の所謂支那に対する占領した区域辺りは、半島人の兵に依って治安に当らしめると云うことは、最も適当ではないかと思うのであります、それでありますから、この内鮮一体から言うても、経済的から言っても、気候上から言っても、どうしても半島で生まれた兵を余計採ることが私は当然ではないかと思うのであります、ただ軍務局長も仰った通り、言葉の関係、色々なことがありますが、私が半島に渡りますと、やはり何で内地と同様に朝鮮に兵役義務を与えないかと云うことを、要求して居る人が多いのでありますが、これら要求する人に対しては、吾々内地から言わせれば頼もしい言葉だと思う、しかしながら国家の軍人として、言葉の分からぬ、右を向けと言われて左を向くような人は、軍人として採用することは出来ないため、朝鮮に対して兵役の義務を与えることは、まだ五、六年早いと云うことは、これは何人も知って居ります、その代わり現在志願して居る者は、先刻申上げた通り、言葉は私よりも良い、体格も立派であります、でありますから、この半島人に依って今日本が占領して居る区域に対する治安に当らしめると云うことは、洵に私は宜しいと思う、それでもしも軍の予算関係があれば、こういう時期でありますからして、思い切って予算を取って、そうして半島のこの志願者二十五万の中、少なくとも五万か六万と云うものを採って然るべきではないかと私は思うのでありますが、もう一度軍務局長のそれに対する御意見を承りたいと思います

〇武藤政府委員 朴君の御意見は全然私は同感であります、又御意見と同一の趣旨に依りまして、今研究中なのでございます、暫く御待ち願います

〇朴委員 それから私は先刻海軍にも御尋ね致しましたのですが、どうもこれは甚だ失礼な話でありますが、大体我が内地の政治は喉元過ぎれば熱さを忘れると云うような気持が私はするのであります、自分の領土を忘れて-今日は殆どそんなことはないのでありますが、三、四年前に私が議会に参りました時は、台湾、朝鮮、樺太、南洋に対して、自分の領土であるにも拘らず、殆ど欧米の領土位に考えて居る人が政治家の中にも多かった、例えば私が或る人を訪問すると、これは相当な政治家でありますが、「朴君、君の国では何を食べるか」と言う、「何を食べるかと云って、俺は日本人だから米を食べるよ」と云うことを言わなくちゃならぬ、それと同じようなもので、外地に対する認識と云うものは全く「ゼロ」であります、それが為に日本の国策上非常に不利な点が沢山ある、で、師団設置問題も、この四、五年前は、半島に居る内地人が、この問題に対して、不逞鮮人多いから半島に師団を常設して貰いたいと云うようなことを願ったことがあったのであります、当時私はあなた方のやって居ることは洵にどうも遺憾に堪えない、日本の国防上、今後日本があるいは満洲なり支那の問題、もしくは「ソ」連に対して、日本の国防上朝鮮に師団を設置して貰いたいと云うなら話は分かるが、僅か百人や二百人の不逞鮮人の為に朝鮮に師団を設置して貰いたいということは理由が通らぬからと言って居りました、しかし今はそんなようなことを抜きにして、日本の国防上師団を朝鮮に常設して貰いたいと云うようなことが偶々出た、その当時半島に於ける内鮮人が一体となって、先ず土地が欲しければ土地も提供し、あるいは又若干寄附もするから師団を常設して貰いたいと云うような願いもあったのであります、その時は何回も軍部にその要求を致しましたのでありますが、大体この前の支那事変あるいは満洲事変が勃発して以来、内地の方々はどう云うことを言って居るかと云うと、満洲、北支は寒いから東北の兵を持っていけばまあ一番堪えるだろうと云うことで、あの東北から北支まで持って行く間に、結局御承知の通り距離が遠く、三十何時間掛って、汽車の中に兎に角一ぱい乗車して行くから、時に依っては弁当も碌に食わずして長い距離を乗って居る為に、いざ鎌倉と云う場合にはこっちの方でへたばってしまう、でどうしても将来は半島は日本の所謂兵站基地として、北朝鮮、例えば平南部、咸南部、このところに相当の兵が集中して居って然るべきだと私は思うのであります、このところに少くとも四箇師団位の増設をされても私は宜しいのではないかと思うのであります、将来いざと云う時には、何も内地で戦争をするのではないから、どうしても日本の立場上出て行かなくちゃならぬ、この点に付てこの間私は或る軍部の人から「朴君、君の永い間主張して居ったことであるが、若干半島にもそう云うようなことが出来て居るから喜んでくれ」と云うような御言葉を頂戴したのでありますが、もっとその数を増加したら宜しいと思いますが、いかがなものでしょうか

〇武藤政府委員 朝鮮の重要なることに付てはもう御説の通りなのであります、軍隊の配置等に付きまして、日鮮一体の今日に於て、不逞鮮人が何処にどうすると云うようなことは夢考えて居りませぬ、これは全く作戦上の要求に基いて配置決定して居るのでありまして、必要なことをやって居る訳なのでありますから御安心を願いたい(以下省略、以上の出典は衆議院昭和十六年度一般会計歳出の財源に充つる為公債発行に関する法律案外一件委員会議録第十六回昭和十六年二月十八日


 南北朝鮮と、そして両国に大和魂を売り渡した、朝日、毎日、NHK、共同通信、日教組、日本共産党、社民党、立憲民主党といった我が国の反日左翼勢力とによって喧伝されている慰安婦強制連行説が事実なら、被害者の家族、親類縁者、友人、および強制連行の目撃者の人数は数百万単位に上り、朝鮮総督府と朝鮮駐留日本軍と日本政府に対する朝鮮人の抗議暴動反乱が多発し、それこそ支那事変以後の半島には不逞鮮人が満ち溢れていたに違いない。

 しかしそのような事実は全く存在せず、逆に支那事変中の朝鮮半島では夥しい数の朝鮮人の若者が率先して日本軍に志願し、朝鮮半島をしばしば視察していた朝鮮名の朝鮮人代議士が衆議院において陸軍省軍務局長に朝鮮人志願兵採用人数の大幅増加を要求していたのである。

 この史実を知ってもなお慰安婦強制連行説を主張する反日朝鮮人と反日日本人は、無自覚のまま徹底的に朝鮮民族をも侮辱している。彼らの主張によれば、戦時中の朝鮮人の若者は、慰安婦強制連行に全く抵抗しなかったばかりか、若者たちの姉、妹、恋人を拉致連行し性奴隷にした日本軍に率先して志願していた臆病で卑劣で醜悪な愚人の群れになってしまうからである。

 そのことにようやく気付いた李栄薫教授は、慰安婦強制連行説を主張する反日日本人と反日朝鮮人を次のように非難している。

 「それでも吉田清治の嘘は、なお長い間、事実のように扱われて来ました。多くの小説や映画が作られ、似たような話を広めました。最近封切られた鬼郷という映画では、日本の憲兵が少女を連れて行く場面で、数多くの観客が瞼を熱くしたそうです。第一章でその荒唐無稽さを批判した趙廷来の小説『アリラン』にも類似した場面が出てきます。ある面長が面に割り当てられた慰安婦を徴発するために、ある農民を呼んで『仕方なく、君の娘を慰安婦に徴発するよ』と通達する場面です。私は作家の精神世界を軽蔑します。汚い種族主義の標本です。日本を強暴な種族と捉え、自分の娘が徴発されるのにも抵抗できない、無限に弱く卑劣な存在と自らを貶める精神世界が、他ならぬ種族主義です。」(李栄薫著「反日種族主義 日韓危機の根源」264~265頁)
 
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posted by 森羅万象の歴史家 at 12:00| Comment(2) | 過去を旅する歴史コラム | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
戦時中多くの朝鮮人が対英米戦に志願して協力したのは事実です。
彼らに協力したのは旧日本軍中でも朝鮮総督府の協力大きい。
多くの朝鮮人兵士が亡くなった。
今もその痕跡は満州に朝鮮系日本人として入植した朝鮮系中国人に見ることができる。

戦後の日本の権力として登場したのか官僚とそれに追随する大手メディアそして
これでもかと自由と民主主義を叫ぶ日本人大衆である。
その背後にはアメリカの政治がある。
これが不思議に韓国でも形を変えて同様に起こっている。
彼らは戦場で戦った朝鮮人に敬意をを持たずして韓日友好が存在すると思っているようだ。

韓国の朴正煕は例外的な指導者であった。

日本の官僚は戦前の朝鮮人と旧日本軍の関係をよく知っているようだ。
日本の朝鮮人を戦後日本の政治から切り離した理由がそこにある。
昭和天皇・皇族・旧日本軍そして日本の朝鮮人が戦後の日本の政治に参加できなくなった理由は根本的には同じだ。
GHQと吉田茂に代表される官僚である。

戦前と戦後の政治をつなぐ政治勢力が戦後の日本では官僚・大手メディアによって厳しく監視され排除されてきた。
朝鮮・満州は今も議論されることはない。

拉致被害者の問題を取り扱えるのは誰だろうか?
昭和天皇・皇族そして旧日本軍と朝鮮総督府の関係者を除いて誰ができるのだろうか?
Posted by 金 国鎮 at 2020年07月28日 21:57
 金国鎮さん、靖国神社は日本軍将兵として戦死した台湾人と朝鮮人を神として祭っています。だから政治家を含め日本国民が靖国神社を守りこれに参拝することこそ彼らに対する最大の敬意です。

 台湾の高砂族の人々は戦死した彼らの兄弟が靖国神社の祭神になっていることに感激しますが、韓国人は、戦死した朝鮮人が靖国神社の祭神になっていることを非難し、位牌を返せと喚き散らし、日本のマスコミは後者に加担して政治家の靖国参拝を妨害します。

 戦後日韓における反日洗脳教育の恐ろしさを実感しますが、悲しいことに我々には為す術がありません。本当にどうしようもないです。 
Posted by 所長 at 2020年07月30日 20:03
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