2019年12月02日

今日の朝日の凶悪な反日種族性を示す戦前の朝日記事-朝鮮米の増収計画

 我が国の朝鮮統治に関する戦前の朝日新聞記事は、今日の朝日をはじめ日韓の反日左翼勢力によって喧伝される反日史観が真っ赤な虚構であることを証明する貴重な第一次史料である。例えば大阪朝日新聞 大正13年(1924)5月25日記事 「最近の朝鮮 諸般施設の改善整備により其の進歩隔世の感あり」は、日韓併合後の朝鮮半島の目覚ましい発展を証明する統計資料を掲載している。

 従って今日の朝日新聞社が本当に日韓友好を望むならば、戦前朝日の記事を朝鮮語に翻訳して韓国で刊行し、韓国人が信じる反日史観が真っ赤な虚構であることを韓国人に教え、彼らの反日感情を鎮めるべきだろうに。

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 大阪朝日新聞 大正13年(1924)5月25日記事 「最近の朝鮮 諸般施設の改善整備により其の進歩隔世の感あり」は1924年当時の朝鮮米増収計画を詳述している。

朝鮮米の増収計画

一 

 我国は、古来瑞穂の国といわれた米産国である。其上歴代の政府が、農事の改良発達に力を尽して来た甲斐あって、今日では毎年六千万石近くの収穫を挙ぐるようになって居るが、何分にも国家隆運の表徴たる人口の膨脹には、追随することが困難で、食糧不足の声の年々高まりつつあるは、爰に説明する迄もない。
 此不足米は、外国米の輸入に依るの外、朝鮮から毎年三、四百万石という多量の米を買入れて、之を補足して居る状態である。今後我国が幾何の米収増加を見るかは知れざるも、我国耕地の現状から推測すると、固より大した増収は望まれない故に、朝鮮米の買入は、年と共に益増加するのは勿論のことである。要するに、朝鮮米無くしては我国民の食糧は、甚だ不安を感ずる次第であるから、朝鮮は我国の食糧供給地、換言すれば大切なる米倉であることは、何人も否定することの出来ない事実であろう。



 此大切の米倉である朝鮮では、如何様にして米を作って居るか、朝鮮の米で命を繋ぐ我国の人等は是非知て置かねばならないことである。朝鮮には米を作る水田(朝鮮では田のことを水田といい畑のことを田という)が凡そ百五十五万町歩ある、而して其地味は内地の水田と異る所はない。然るに其米産額を見れば、歳の豊凶にもよるが千四、五百万石である。百五十五万町歩の水田から千四五百万石の収穫といえば、一反歩当り一石前後の収穫に過ぎないから、内地の水田に比較すると、其生産力は大凡半分にしか当らない

 此様の事情を聞くと、米倉の内容甚だ心細い感を持つ人もあるであろうが、それは全然無用である。何んとなれば目下朝鮮の水田の生産力の少きは、言い換えれば、将来の生産余力が多いということを示すものである即現在の生産力が内地の半額でも農事改良の実績が挙ってくれば、内地同様の生産力となることが出来るのである。其暁には毎年千万石の米を、内地に供給するのはいと易きことである。其の上に、現に朝鮮にある数十万町歩の未墾地が立派に開拓さるるならば米の内地供給力は益多くなる訳であるから、内地の人士は枕を高くして可なりである。



 現に朝鮮では米の産額を増加させる手段として、種々の計画を実行して居る。其内最も特筆大書すべきものは、灌漑水利の事業を挙げねばならぬ。此灌漑水利の事業というは、朝鮮の水田の一大欠点である不安なる天水灌漑を改めて河川灌漑若くは貯水灌漑の設備を施して用水欠乏の憂を除こうという目論見を言うのである

 朝鮮の水田は河川又は貯水を利用して居るものは僅に全体の二割であって其他の八割は雨水を当に植付をする天水田であるから、此水田の灌漑方法を改善しようという水利事業が現下の朝鮮産業界に於て最も重要なる事業の一であるのは謂う迄もない。此事業は、関係土地か官庁の認可を得て組織する、水利組合と称する公共団体に依は行わるるもので、此種の組合は現在五十五を数え、其内には既に灌漑工事の完成したるものもあり、未だ工事中のものもあるが、其計画面積は合て七万六千余町歩の広さに亙り、其工事費は四千壱百万円を計上されて居る。内地の為には食糧の供給地であり、大切な米倉である朝鮮では、斯様な苦心をして米作の安定、産米の増殖に努力して居るのであることを記憶して貰わなければならない。



 爰で一言説明を加える必要のあることは、朝鮮の水利事業は何故に斯くも多額の工事費が入用であるかという問題である。一口にいえば、朝鮮は水源に乏しい国柄であるからと答えねばならぬ、詳しく言えば、水源の少い結果大規模の貯水池を築く必要あり、又河川若は貯水池の水を水田に導く為には、長き水路を是非掘らねばならぬからである。一例を挙ぐると全羅北道の益沃水利組合という組合は、全州郡内大雅里と云う所に長さ百間、高さ百尺の堰堤を築きて一大貯水池を作り、其満水面積は百四十三町という広さを有し、水深百二尺という大規模のものである。池水横溢して堤下に落つる有様は、懸瀑百余尺宛として「ナイヤガラ」の瀑布を観るが如き壮観がある。又其池水を組合区域の水田(九千六百町歩)に導く水路は蜿々として十八里の長きに亙って居る。左れば此一組合にして灌漑設備の為に費した経費は、五百四十万円と言われて居る。



 処で更に内地識者の賢慮を煩わしたいことは、此莫大なる水利事業の経費は何所から出るかということである。朝鮮には土地改良事業補助規則という法律があって、此種の事業の補助金を交付しているが、其額は工事費の二割以内という制限があるから、工費の大部分は組合自ら負担せなければならないのは当然である。然し組合区域の地主が、一時に斯る多額の資金を出資出来ないのは無論であるから、其資金は長期の期限で、他より借入れねばならぬ。斯様の産業資金の貸出を取扱う為に、朝鮮には朝鮮殖産銀行という特殊銀行がある。此銀行は資本金参千万円で、払込資本金の十五倍迄債券を発行する特権を有て居る。近頃内地の金融市場で、信用ある有利の投資物として各方面の歓迎を受けて居る「朝鮮殖産債券」というのがそれであって、此銀行が右に述べた如き、水利事業其他一般産業開発上緊要なる、貸出を為す資金に充当する為に、発行した債券である
 言い換れば、我国の大切の米倉なる朝鮮の農業開発は、朝鮮殖産銀行を通じて内地資本家の投資した資本で、行われて居るのであって、此資金が多ければ多い丈、朝鮮の農業は立派なる発達を遂げて、米倉の内容は益充実し、我国の食糧供給は後願の憂がなくなるのである。


 以上の朝日新聞記事が示す通り、我が国は、朝鮮半島から米を収奪していたのではなく買い入れており、朝鮮水田の欠陥を克服する灌漑水利事業に投資していたのである。

 しかし今日の朝日は以上の史実を無視し、我が国の朝鮮統治を加害行為と決めつけ、我が国の児童生徒学生に朝鮮半島に対する贖罪感を扶植し、日本国民を北朝鮮化しつつある韓国に従属させようとするのである。



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