はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
本来、同盟は自国の欠陥を補う為に締結され、国家間の利害関係の一致する所に存在する。日本の莫大な対満投資が満洲国を順調に発展させていたとはいえ(5)、日本の満支開発は一朝一夕に実現されることではなく、依然として我が国は大陸から必要な資源を充分には輸入できずにいた。
満洲国の対日貿易額(単位は円。出典は大連商工会議所編満洲経済統計年報)
一九三一年 輸出248,340,628 輸入136,139,949
一九三二年 輸出192,683,576 輸入182,920,674
一九三三年 輸出177,326,651 輸入313,749,276
一九三四年 輸出172,262,488 輸入383,295,990
一九三五年 輸出183,523,623 輸入434,273,822
一九三六年 輸出237,508,643 輸入507,324,215
一九三七年 輸出277,418,277 輸入627,233,080
一九三八年 輸出344,946,864 輸入922,308,042
一九三九年 輸出428,301,435 輸入1,399,482,507
一九四〇年(九月迄)輸出292,396,680 輸入1,160,714,358
満洲国の対米貿易額(単位は円。出典は大連商工会議所編満洲経済統計年報)
一九三一年 輸出9,547,283 輸入19,693,602
一九三二年 輸出5,077,654 輸入20,067,904
一九三三年 輸出7,603,515 輸入28,961,778
一九三四年 輸出5,966,010 輸入35,227,096
一九三五年 輸出15,589,646 輸入24,935,651
一九三六年 輸出16,352,551 輸入23,735,307
一九三七年 輸出18,673,846 輸入57,923,053
一九三八年 輸出11,359,898 輸入93,069,965
一九三九年 輸出15,395,939 輸入80,181,516
一九四〇年(九月迄)輸出16,107,050 輸入55,529,877
だから信義を基礎とする条約によって阻止されないソ連の軍事的脅威と東亜赤化の野望とに直面していた我が国の採るべき最良の選択肢は、日露戦争時の如く可能な限り米英と親善友好関係を維持し、後背の安全を確保しつつ、戦争政策に比べて圧倒的に費用対効果の優れた資源獲得手段である貿易によって、輸出市場を欲していた米英の持つ豊富な資源を輸入し、ソ連に対する我が国の軍備を強化することだったであろう。
満洲事変後、満洲国の対米輸入すなわちアメリカの対満輸出は増加した。そのことは我が国の新聞によって以下の様に報道されていた。
・国民新聞 1933.1.24 (昭和8)満洲国最初の貿易 米品輸入激増 依然として日本は最大購買者 紐育総領事 堀内謙介氏発表
【ニューヨーク二十二日発聯合】ニューヨーク駐在日本総領事堀内謙介氏は、二十二日満洲国建国以来最初の外国貿易数字を発表し、米国からの輸入品が激増したことを指摘して左の如く説明した。
満洲国の米国重要商品輸入は躍進的増加を示した。満洲国貿易の半ば以上を取扱う大連港に於いては、一九三二年三月より十月即ち満洲国建国以来最初の八ケ月間の貿易数字は、殆ど他の総ての国が外国貿易の減退に悩んでいるに拘らず、満洲国の外国貿易は輸出に於て四十六パーセント輸入に於ては実に百九パーセントの増加を来したことを示している。満洲国外国貿易のこの活況は国内状態が比較的平穏となったことに基く購買力の増加、並に貨物運輸力の改善に起因するものである。殊に九月及び十月の両月に於ては米国よりの鉄及び鋼鉄の輸入は一九三一年度同期の五倍となっているに支那との貿易も支那に於けるボイコット運動にも拘らず輸入七十五パーセント輸出六十三パーセントの増加を見た。日本は依然として満洲国生産物の最大の購買者である。
・東京朝日新聞 1939.9.30 (昭和14) 満洲国貿易萎縮 欧洲大戦の影響顕著
【新京特電二十八日発】欧洲戦争の満洲国貿易に対する影響就中最近における第三国貿易の動向は極めて注視されているが八月下旬より九月中旬に至る一ケ月間の輸出入総額減少の傾向にあり。
九月上旬においては輸出は前旬の三百八十万円より二百四十二万円に落ちこれを前年同期に比較すると半ば以下である、一方輸入は前旬の四百八十五万円ら二百五十万円に減じ前年比六割の激減を示した。しかし九月下旬において輸入は好転気配を示しつつあるが輸入は対独、対伊、香港、英領印度、蘭領印度等皆無で僅四十四万円に急減した。
しかし対欧貿易の全面的萎縮に反し対米貿易は輸出入とも急速に発展しつつあり就中大豆輸出が現に弗建に転向しつつあるのは注目される。
アメリカ政府が1932年1月7日にスチムソン・ドクトリンを発表して満洲事変を厳しく批判した後、アメリカ合衆国大統領に就任したフランクリン・ルーズベルトは、ソ連の南下を阻止しながらアメリカ製品の輸入を増加した満洲国を決して承認しようとしなかった。
しかし1941年8月25日にイギリスとソ連が、イギリスの油田の安全確保と東部戦線でナチス・ドイツと戦っているソビエト連邦に対する補給線の確保を図るために、第二次世界大戦に対して中立を宣言していたパフラヴィー朝イランに武力侵攻した際、ルーズベルトは彼に両国の武力侵攻を停止するための有効で緊急の人道的処置を依頼したイラン皇帝レザーシャーの嘆願を一蹴し、イギリスとソ連を全面擁護したのである。
日本の児童生徒学生に戦後日本の歴史教育が嘘だらけであることを教える満洲国建国の正当性を弁護するアメリカ人を有権者に知らせるために、終わりにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
<関連ページ>
・旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服
・福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答
・戦後日本の歴史教育および歴史報道の虚偽を立証する大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義
・朝日新聞社の報道犯罪を告発する脱 ・ 洗脳史講座
・反日新聞社の盆暗史観を斬る!現代の共産中国に無く戦前の大日本帝国に有ったもの
・小林よしのりが「論外の男系カルト」に貶めた歴代天皇
・明治天皇と昭和天皇の御子孫にあたる旧宮家
・日本国憲法無効論への疑問と回答-無知蒙昧な青山繁晴への義憤
・身近にいる新聞定期購読者にこの無料の第一次史料集をプレゼントすると『真実を知り、WGIPを引き継いで日本人を狂わせている朝日新聞の定期購読を止め、新聞代を節約できた』と心から感謝されます世界中で日本人に対する偏見と差別と迫害を助長している反日新聞社を崩壊させる大東亜戦争史を広めるために、終わりにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
↓↓↓
【関連する記事】
- 石原莞爾と尾崎秀実の対決-戦史修正と謝罪のお知らせ
- 大日本帝国の勝負手「対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」-戦史修正のお知らせ
- 本郷和人が知らない支那事変勃発直前の陸軍中央の総合国防力拡充政策-戦史修正のお知..
- 帝国憲法下における立憲議院内閣制を実現する好機-戦史修正のお知らせ
- 近衛文麿の韜晦工作(近衛上奏文)の動機-戦史修正のお知らせ
- 朝日新聞社の捏造報道五十年史-戦史修正のお知らせ
- 満蒙領有論から満蒙独立論へ転向した石原莞爾の心変わり-戦史修正のお知らせ
- NHKが報道できない1938年の宇垣・孔祥煕工作-戦史修正のお知らせ
- 斎藤隆夫代議士の反近衛演説と畑俊六陸軍大臣の無惨な答弁―戦史修正のお知らせ
- もっと入国者数減らすべき!尾身茂会長
- 青天を衝く渋沢栄一の尊皇護国の志に満ち溢れた「論語と算盤」
- 類は友を呼ぶ猪瀬直樹の「昭和16年8月の敗戦」
- 石原莞爾と尾崎秀実の戦い-戦史修正のお知らせ
- ジャパンライフと朝日新聞社の蜜月関係
- 反日種族主義-日韓友好を破壊したマルクス・レーニン主義と朝日新聞社の大罪
- 満洲事変時の予算編成と衆議院選挙-戦史修正のお知らせ
- 朝日新聞社がナチス化する理由-石原莞爾のマインカンプ批判と戦史修正のお知らせ
- 朝鮮ウリスト教の由来
- 戦後世代が気付かない教育勅語の欠陥
- 毎日新聞など白痴であるデモクラシーの敵である!これでも国家と呼べるのか