すなわち彼らは、国政全般を支配するに足る立法承認権と予算承認権を持つ帝国議会を、公選の衆議院と、公選議院の弊害から免れるために公選議院とは異なる選挙方法と運営原理を持ち、かつ公選議院の弊害を矯正する構成と権能を持つ貴族院に分割したのである。
この伊藤博文らの賢明かつ入念な措置によって、帝国憲法下では、一政党が衆議院を完全制覇し内閣を組んでも、衆議院と貴族院、帝国議会と内閣の間に権力分立矯正均衡関係が維持され、選挙専制、一党独裁、議会の機能不全が未然に防止されるのである。
だからワイマール憲法はヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党(略称ナチス)の一党独裁を許してしまったが、大日本帝国憲法は国家社会主義ドイツ労働者党とソ連共産党を模倣した大政翼賛会の一党独裁を許さず、我が国の立憲君主制議会制デモクラシーを護り抜いたのである。その証拠は近衛文麿および大政翼賛会と対決した第七十六回帝国議会の議事録である。
GHQ製日本国憲法の深刻な欠陥は憲法第9条以外にあることを有権者に伝えるために、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
しかし仕方ない帝国の著者である高橋純子ら反日左翼勢力のアベ批判によると、GHQ製日本国憲法下における現在の政治状況は、アベ独裁であり、一強多弱で国会が機能不全に陥っているという。そうならば日本国憲法は平時においてすら容易に一党独裁やその党首の個人独裁を許し、国権の最高機関であるはずの国会を機能不全に陥らせる最悪の欠陥憲法であり、これを美化し崇拝する朝日新聞社は、憲法学の古典的名著であるアメリカ合衆国憲法のコメンタリー「ザ・フェデラリスト」の議会分割の法理論を知らなかったGHQ民政局のニューディーラーたちと同じぐらいバカな集団だということになる(笑)。
つまり高橋純子とその仲間たちの喧しいアベ批判は、朝日の大義である「護憲」から説得力を剥奪しているのだが(笑)、高橋純子がそれに気付かないのは仕方がない。
戦後の朝日新聞社は、事あるごとに「アドルフ・ヒトラーの国家(民族)社会主義ドイツ労働者党を否定する戦後ドイツを見習え」と喚きながら、社会主義を信奉して偏狭なナショナリズムをまといジェノサイドをほしいままにする中国共産党や北朝鮮労働党を礼賛し、社会主義を信奉しながら、ソ連の統制経済一党独裁を模倣した国家総動員法と近衛新体制運動に象徴される我が国の戦時体制を「軍国主義、ファシズム」といって非難し、ソ連を模倣した日本の1940年戦時体制を非難しながら、新体制運動の中核であった朝日新聞社出身のソ連スパイ尾崎秀実を称賛し、国家総動員法発動の理論的支柱であった東京朝日経済担当論説委員の笠信太郎を擁護し、ポツダム宣言に基づきGHQないし日本政府によって断罪されるべきであった笠を大幹部に戴きながら、「アドルフ・ヒトラーの国家(民族)社会主義ドイツ労働者党を否定する戦後ドイツを見習え」と喚いてきた無限のルーピーズだから、高橋純子のようなルーピー記者を輩出したのは仕方がない。
我々日本国民はただ彼女を反面教師として利用するのみである。
ルーピーは治癒不能であることを理解した方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
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