ヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)に相当する我が日本国の戦時組織を強いて挙げれば、それは国家社会主義ドイツ労働者党とソ連共産党を模倣した大政翼賛会である。
だから大政翼賛会の一党独裁すなわち近衛新体制運動を推進した我が国の社会主義者(共産主義者)たちの墓、たとえば河上肇に師事しマルクス・レーニン主義に傾倒した革新貴族の近衛文麿の墓、近衛の最高政治幕僚として異常なほど積極的に近衛新体制運動を推進した朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実の墓、尾崎の大親友にして近衛の最側近であった風見章の墓、大政翼賛会組織局九州班長を務めた勝間田清一の墓に参ることがヒトラーの墓に参ることと同じである。
もっともワイマール憲法は国家社会主義ドイツ労働者党の一党独裁を許したものの、大日本帝國憲法は大政翼賛会の一党独裁を阻止し、尾崎秀実ら近衛のブレーントラスト昭和研究会の共産主義者たちの無法な野望を粉砕したからである(詳細は国民のための大東亜戦争正統抄史25~37近衛新体制)。
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昭和の帝国陸軍の単なる高級将校の一人であった武藤章がA級戦犯として死刑となり、第一次近衛内閣の内閣書記官長(現在の官房長官)、第二次近衛内閣の司法大臣として近衛文麿とともに支那事変を拡大長期化させ、近衛新体制運動を推進した風見章がA級戦犯にならなかったこと自体が東京裁判が法にも事実に基づかないインチキ裁判であった証拠である。
靖国神社(東京招魂社)の建立以前から、我が国には、世のため人のため国のために尽くして死んだ人を神として祭る義人神社がある。そして我が国におられる八百万の神々は、天津神、国津神、付喪神、人物神である。靖国神社は無数の人物神を祭る義人神社であるから、我が国の立派な伝統的慰霊施設である。
支那戦線の日本軍は日中両軍戦死者の慰霊を行っていた。靖国神社は戦時中の日本軍の良い慣習を継いで神社内に鎮霊社を設け、諸外国の戦没者の慰霊を行っている。
もっとも南京攻防戦を取材した朝日新聞社の記者が陥落後の南京市で撮影した写真集-朝日新聞が報道 「平和甦る南京」の写真特集によると、日中両軍戦死者の霊を弔った日本人は従軍神主ではなく従軍僧侶だったようであるが。
上海派遣軍参謀副長上村利通大佐の陣中日誌(昭和13年2月8日)には次のように記述されている。(「南京戦史資料集」299ページ)
「悒江門脇ニ於テ支那軍戦死者ノ慰霊祭ヲ取リ行フ《敵ニハアレド亡キガラニ花ヲ手向ケタル武士道ノ情ケナリ》自治委員会ノ一行、日支ノ僧侶参列ス。」とある。
自治委員会というのは、南京陥落わずか3週間後の1938年1月3日に結成され、残留市民3千数百人が旗行列と爆竹で祝福した。中国人自身による自治委員会のことである。
光華門一番乗りの鯖江第36連隊の脇坂部隊長が東京裁判の証言台で、戦場掃除で部下将兵を荼毘(だび)に付したのち、中国兵の死骸を集めて埋葬した、部下に一向宗の僧侶も幾人か居り、夜通し読経が絶えなかった、と陳述している。
内閣総理大臣の靖国参拝を猛非難する朝日新聞社をはじめ我が国の反日左翼勢力の歴史認識によれば、支那事変勃発以後の我が国では国家神道なるものが国教化して他の宗教を抑圧していたはずである。
しかし南京から日本に帰還した松井石根大将は、日中両戦没者を祭祀する観音堂の堂守となり、日中両軍の戦血に染まった大場鎮や南京の土を取り寄せて、陶工の加藤春二氏(のち人間国宝)に依頼して観音像を作り、興亜観音と名付けた。
伊藤博文の恩師であるスタイン博士は金子堅太郎を通じて日本政府に対して「上院の勅撰議員には高等の神官僧侶を選任することもっとも必要なり」と助言したが、我が国の敗戦間際の貴族院令には、神官枠がなく、朝鮮台湾枠があった。
貴族院令(昭和二十年勅令第百九十三号)
第一条 貴族院ハ左ノ議員ヲ以テ組織ス
一 皇族
二 公侯爵
三 伯子男爵各々其ノ同爵中ヨリ選挙セラレタル者
四 国家ニ勲労アリ又ハ学識アル者ヨリ特ニ勅任セラレタル者
五 帝国学士院ノ互選ニ由リ勅任セラレタル者
六 東京都北海道樺太各府県ニ於テ土地或ハ工業商業ニ付多額ノ直接国税ヲ納ムル者ノ中ヨリ一人又ハ二人ヲ互選シテ勅任セラレタル者
七 朝鮮又ハ台湾ニ在住スル者ニシテ名望アル者ヨリ特ニ勅任セラレタル者
昭和18年4月にブーゲンビル島上空で戦死した山本五十六は現在靖国神社が祭祀する人物神の一尊(一人)であるが、我が国内外の政治家と軍人が靖国神社に参拝したら、それはハワイ作戦からイ号航空撃滅作戦まで連合艦隊司令長官の山本五十六のデタラメな作戦指導の肯定になるのか。
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