1907年6月に韓国皇帝の高宗がハーグ密使事件を起こした直後に、伊藤博文は、京城日本人倶楽部に新聞記者と通信員を招き、「数千年来事大主義の下に蠢動し来りたる韓人の天性は終に度すべからざるか」と韓国人をこき下ろした後、次のように吐き捨てた。
「韓国儒生の頑冥にして時勢に迂遠なるは殆んど予想外に在り。彼の対馬流竄中に病死した崔益鉉(註、1905年の第二次日韓協約の際に反日の義兵闘争を組織して指導した儒者)は韓国第一流の儒生なりしにも拘らず、彼が流竄中の日誌を見れば実に抱腹絶倒に堪えざるものなり。世界では統監々々と煽りて上げるも、かかる没分暁者を相手に政治を施すと云う事は実に難事にて予は最早や御免を蒙りたき程なりとす」(伊藤博文演説集386ページ)
しかし伊藤博文は福沢と違い、ハーグ密使事件以後も韓国に対する自己の希望を捨てなかった。伊藤博文が朝鮮半島に深入りしてしまったことは残念でならないと思う方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
群守両班に訓示(1909年1月12日、大邱理事官官舎における伊藤博文の演説一部抜粋)
今日日本の韓国に求むる所は韓国従来の形勢を一変し、民を知識に導き産業に導き、日本と同様なる文明の恩沢に浴せしめ之と力を合するにあり。日韓その力を合わせば東洋を守るにおいて一層強きを加うるは論を俟たず。これ日本の真に韓国に望む所なり。
韓国は固より大国にあらず。然れども尚人口一千万以上を有し、南北に亘りて其の公袤八万哩に余る。この領土と人民を干戈を以て征服するも民の心を安ぜざれば之を治る能わず。いわゆる損有って益無きの業に過ぎざれば、寧ろ之を扶殖し韓国を富強ならしめば、将来力を合して東洋の形勢を維持するに好都合なり。かくのごとく明白なる道理に疑惑を挟むは予の甚だ了解に苦しむ所なり。
支那は勿論、日本も韓国も何れも皆孔孟の道を尊崇して数千年間国を立て来れる人種なり。孔孟の道徳により人心を維持する国々なり。
予の見を以てすれば、韓人は決して日本人に劣るものにあらず。その体力において、脳力において、支那人に比して遜色なく、その霊能の発達において日本人に劣るべきものにあらず。然るに同一の人種にして一は貧弱に傾き、一は国威を振起して日々益々強盛を加うるは如何。ひとえに国民の方向如何に存するにあらずや。国民方向を誤り旧来の生活状態を変ずる能わずして、自ら求めて旧態に甘んずるは所謂自暴自棄と称するの外なし。
いやしくもその国の強からんことを欲しその社稷の存せんことを欲するもの、何ぞ誤りて改むるに憚ることあらんや。古より聖人は決して国を衰弱せしめよと教えたるものなし。故に方向を一変して国家を富強に導くは決して聖人の道に顧み、悖る所にあらず。
予の韓人を擁護し救治して韓国を富強ならしめんと欲するも、もし不可能の事に属すればただに無用なるのみならず、又愚かなること故、初めより之を為さざるに如かずといえども、予は韓人の知識体力にかんがみ、韓国の形勢を一変するの目的を達することを予期して尽力しつつあり(伊藤博文演説集409~410ページ)。
福沢諭吉が朝鮮人に実用的な漢諺混合文の使用を薦め、大日本帝國は朝鮮人を両書分明(朝鮮総督府発行の朝鮮語辞典に載っている四文字熟語で、漢文と諺文-ハングル-の両方に精通する)人に育てたのである。しかし第二次世界大戦後の韓国は自ら漢字を捨て去り、韓国人は漢字史料を読めなくなった(朝鮮言語文化を抹殺する朝鮮人)。
そして韓国人は日本と支那の史料のみならず朝鮮の史料まで無視する抱腹絶倒の妄想史観を偽造し(韓国人に不都合な半島の歴史)、それを正しい歴史認識と強弁し、まさに盲目的に福沢諭吉と伊藤博文を誹謗中傷し、伊藤を殺害した安重根を英雄視しているのである。
韓国の朴槿恵大統領は日本国に対して、「日本が私たちのパートナーとなり、21世紀の東アジアの時代をともに導いていくためには、歴史を正しく直視して責任を負う姿勢を持たねばならない」と演説した。
我々日本国民が過去を直視すれば、日本国民は日韓絶交を心の底から願うと思う方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
<関連ページ>
・戦後民主主義に蔓延した伊藤博文対する誹謗中傷を木端微塵に粉砕!伊藤博文伝記の決定版伊藤博文 近代日本を創った男
・韓国人の反日史観に追従する日本の学者が反発する伊藤博文をめぐる日韓関係: 韓国統治の夢と挫折、1905~1921
・伊藤博文より的確に朝鮮人の本性を見抜いた福沢諭吉自伝
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