2012年10月02日

日韓両国人の勘違い-日本人は護国の鬼になれるか

 聯合ニュースによると、韓国の金星煥外交通商相は27日、ニューヨークの国連本部で韓国記者団と会見し、島根県の竹島(韓国名・独島)や従軍慰安婦問題に触れながら、「かつての日本の政治家は、ある程度、自分たちがしたことに申し訳ないとの気持ちがあったが、戦後世代はそのような気持ちがない。これは歴史をしっかりと教えていないからだ」と語った。

 また金外相は、米メディアとのインタビューで、「独島は植民地支配の最初の犠牲であ、韓国国民は(今回の日本の)言動を第2の侵略と見なしている」と述べたことを明らかにした。その上で、「日本とは協力するが、日本が歴史認識を変えなければ限界がある」と述べたという。

 日本の国益と実証史学を護るために、日本人は、情け容赦なく韓国人のウソを叩き潰さなければならないと思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。 

 韓国の外交通商相は大きな勘違いを犯している。日本政府が日本国内の公立学校で実証史学に基づく歴史教育を実施すれば、日本国民は亡き小室直樹博士のように、朝日新聞社、共産中国、韓国、そしてこの特定アジアに土下座朝貢外交を繰り返してきた従来の日本国政府に対して激怒するに違いない

「日本は韓国でよいこともした」は正しい

 昭和四十年(1965年)、日韓条約締結をめぐってスッタモンダの際、吉田茂は、「日本の朝鮮統治は成功であった」と言った。椎名悦三郎外相は、さらに「欧米帝国主義諸国で、植民地にこんなことをしてやった国は一つもない。日本帝国主義は誇るべき名誉の帝国主義だ」とまで言った。

 過去の植民地を厳しく批判しているダレスでさえも、国連創設のためのサンフランシスコ会議において、帝国主義諸国は、機械文明と資本主義の恩恵を世界中に拡めたと、それを評価しているではないか

 どんなに残酷な植民地でも、「ただちにジェノサイド」の場合を除いて、必ず「よいこともしている」のである。スペイン、ポルトガルはもちろん、英仏蘭米の諸国は、ジェノサイドしない場合でも、約束蹂躙、略奪、暴行、大殺戮を繰り返してきた。その酸鼻さ(むごたらしさ)は、日本の植民地経営とは同日の談ではない。いや、同世紀の談ですらない。

 が、それと同時に「よいこともした」ことは否定できない。いや「うんとよいこともたくさんした」と主張する人もいる。それが何より証拠には、旧植民地には、元宗主国の制度文物が、あまりにも多く残っているではないか。

 しかし、「日本は韓国でよいこともした」と発言しただけで、江藤長官はクビになった。日本は、中国・韓国の内政干渉に抗議するどころか、ヒラメのように謝罪し、大臣の首を献上した。

 これでも国家と呼べるのか!(小室直樹著これでも国家と呼べるのか-万死に値する大蔵・外務官僚の罪60ページ)


 日本政府が多数の第一次史料を積み上げて竹島が日本国の領土であることを説明すれば、やがて韓国政府は日本政府の説明に納得し、日韓関係は好転するのではないか。日本国民がこのように考えるならば、それも大きな勘違いである。

 日本政府が正々堂々と史実に基づいて竹島の領有権を主張するのであれば、日本国および日本民族は韓国に嫌われ憎まれ「極右」と罵られることを覚悟し、日韓関係の好転を断念しなければならない

 韓国に現存する最古の朝鮮語辞典は、大日本帝国が朝鮮半島を統治していた1925年に発行された沈宜麟(シム・ウィリン、京城師範学校)編纂「普通学校朝鮮語辞典」初版本である。また朝鮮総督府が1920年に京城で発行した朝鮮語辞典は、日本の国立国会図書館に保管されている。

 日本国民が、この二つの第一次史料を「日本は韓国でよいこともした」を証明する証拠として提示することは、「植民地支配の過酷さは言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあった。直視して考えていかなければいけない」と発言した仙谷由人(2010年8月4日官房長官記者会見)と、仙谷にこの反日史観を刷り込んだ日韓両国の反日勢力に「平然とウソを吐く邪悪な人間」という烙印を押し、仙谷らの信用を叩き潰してしまう。

 また日本国民が東京裁判却下未提出弁護側資料(1995年発行)を用いて大東亜戦争史を修正することは、1952年から1995年まで東京裁判史観に拠ってきた無数の歴史学者に「虚偽史観を宣伝してきたインチキ学者」という烙印を押し、彼等の面目と信用と業績を叩き潰し、彼等の収入源(大学教授の身分、書籍の販売等)を断ち切ってしまう。

 また日本国民がGHQ発禁図書大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義(1987年復刊)と尾崎秀実著作集1~5を用いて大東亜戦争史を修正することは、朝日新聞社出身のソ連スパイ尾崎秀実らゾルゲ機関の作為戦争謀略活動を見落とし或いは隠蔽していた無数の歴史学者に「虚偽史観を宣伝してきたインチキ学者」という烙印を押し、彼等の面目と信用と業績を叩き潰し、彼等の収入源を断ち切ってしまう。

 それどころか上の二つの第一次史料集は、日本の左翼勢力が戦後60年にわたり営々と積み重ねてきたアジア太平洋戦争論を、彼ら左翼勢力自身を押し潰す歴史偽造の重犯罪に変え、「日本はヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)を否定する戦後のドイツを見習え」と叫んできた朝日新聞社の偽善報道を、朝日の首を刎ねるギロチンブーメランに変えてしまうのである

 また日本国民がとこしへのみよ~日本国憲法は憲法として無効ですを用い、マッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)の制定がポツダム宣言、1907年ハーグ陸戦法規第43条、帝國憲法(発布勅語、第七十三條、第七十五條)に違反していたことを指摘して、占領軍憲法の無効・帝國憲法の復元改正(増補)を唱えることは、1952年から2012年まで占領軍憲法有効論に立脚して護憲あるいは改憲を唱えてきた無数の憲法学者に「違憲有効論を宣伝し立憲主義を否定する無法なインチキ学者」という烙印を押し、彼等の面目と信用と業績を叩き潰し、彼等の収入源を断ち切ってしまう。

 つまり日本政府が第一次史料を積み上げて竹島が日本国の領土であり、韓国に不法占拠されていることや、また従軍慰安婦強制連行説が真っ赤なウソであると主張することは、韓国政府に「平然とウソを吐く邪悪で無法な詐欺集団」という烙印を押し、彼等に一切の反論の余地を与えることなく、「韓国政府および韓国人の主張は事実無根の真っ赤なウソである」と国際社会に宣言し、情け容赦なく彼等の面目と信用を叩き潰してしまうのである。

 小中華思想に凝り固まった韓国人が東夷の蛮族であるはずの日本人によって論破され「平然とウソを吐く邪悪な人間」という烙印を押されることは、彼等にとって最も屈辱的で、死刑宣告を受けるに等しいのであろう。

 だから学術論争において韓国人の学者は、丹念に淡々と史料を積み上げてくる日本人の学者に対して「あなたに人情は無いのか!」と悲鳴を上げるのである。

 ここで悲鳴を上げる韓国人に同情し韓国と妥協してしまう日本人は、河野洋平のように日本の国益と実証史学を破壊してしまう。

 したがって日本の国益と実証史学を護るために、日本人は、韓国人の悲鳴(敗北宣言)を聞いて歓喜する護国の鬼にならなければならないと思う方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。

<関連ページ>

日本外交を立て直すひと目でわかる日韓・日中 歴史の真実

韓国人の言う靖国神社の「位牌」は韓国儒教の「神主」韓国人を両書分明人に育てた大日本帝國

戦時の好戦右翼が戦後の反戦左翼になったことを証明する「進歩的文化人学者先生戦前戦後言質集」

大特集:ザクという文化を生んだ日本の鬼-日本文化探求の視角
日本の鬼  日本文化探求の視角 (講談社学術文庫)
反日の悪魔である朝日新聞社を処刑する大東亜戦争史を広めるために、おわりにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います」
↓↓↓


<日本国を防衛する食いしん坊バンザイ>

 今ソバを愛する日本人が韓国に狙われている我が日本国の国境の島「対馬」の防衛に続々と参加しています。我が国のソバ好きが一周年を迎えた対馬ふれあい産直便を利用して日本のソバ通を唸らせるソバの原種に近い貴重な対州ソバを食べれば、対馬の地元経済は潤い、迷惑な韓国人観光客を排除できます。

【関連する記事】
posted by 森羅万象の歴史家 at 21:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 過去を旅する歴史コラム | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
妥協したところでそれで収めない中国や韓国に配慮はいらない。
日本人は真実と護国の鬼になるべきです。
日本は竹島も尖閣諸島も国際司法裁判所に出して堂々と戦うべきです。(最低、日本が紳士に対応した証拠になる)
Posted by Suica割 at 2012年10月09日 22:08
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
左翼歴史学者が顔面蒼白次項有幻の名著!戦争と共産主義-大東亜戦争とスターリンの謀略の目次韓流を楽しくする朝鮮民族を読み解く7つの鍵古代史学者は韓国人のなりすましか継体新王朝説を斬る「歪められた日本神話」とんびがタカを生むスーパー日本人を育てる適才教育・戦後民主主義の終着点は家族の解体と日本国の滅亡-なぜマルクスレーニン教は地獄の門を開くのかバカげた舛添要一の女性女系天皇容認論ナチスを愛した沢田研二の窮状・日本の国益を破壊する朝から晩まで反日新聞の錯覚商法天照大神は男系(父系)の女神小林よしのりの欺瞞皇室典範の改悪と日本版「文化大革命」を促す
本当は怖い日本国憲法の話次項有福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答・日本国憲法の性格を映す災害基本法-菅直人が嘲笑される理由・韓国の邪悪な野望を打ち砕くアダム・スミスを超える日本の社会思想家・韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教諸君が愛してくれた日本国憲法は施行前に死んだ!なぜだ!?逆賊の憲法改正案に御用心憲法の本質を示す憲法改正の手続き神州不滅思想が妨害する真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策・神か人か天皇とは何か・恐るべき小沢一郎の憲法論日本がアブナイ!日本国憲法の改正が日本国の自殺になる理由・日本国憲法の追認を戒める昭和天皇のおほみうた昭和天皇と憲法改正-エセ民族派が行っている最悪の天皇利用旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服・小泉内閣の大罪女系天皇は憲法違反
教科書が教えられない日本の近現代史次項有韓国が日本の皇室を侮辱する歴史的理由・在日パチンコに魂を売った朝敵歴代天皇を論外の男系カルトに貶めたギャグ漫画家堀栄三元参謀の情報戦記が触れない大本営の奥の院の所在と正体・軍紀厳正を誇った日本軍の強姦、韓国軍のレイプ、支那軍の洗城・ああ惜しかったふらふら大日本帝国唯一の勝機・あなたの知らない石原莞爾の対アメリカ政戦略吉田茂が現役復帰させた史上最悪の反日的日本人日本共産党の反日史観によれば志位和夫の祖父は慰安婦強制連行の実行犯・パル判決が語る朝鮮人慰安婦強制連行説の虚構浄土真宗親鸞原理主義者が隠蔽する本当は恐ろしい国家神道の正体日本経済を破壊する辛坊治郎の狂態・人間の屑集団マスゴミが隠蔽する南京大虐殺が法的に成立しない理由捏造と自虐の昭和史を打ち破る日本人に知られては困る歴史
日本人が元気になります!知らないと損する情報次項有・あなたの新聞定期購読は国民生活と国家経済の自殺経済失政はなぜ繰り返すのかインテル長友佑都が実践日本人の潜在能力を引き出すトレーニング方法読み書き運動が苦手なのには理由があった学ぶことが大好きになるビジョントレーニング人生の無駄遣いテレビの視聴を止めて実践すれば病み疲れた体を癒す力を呼び覚ます驚愕の気功法