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大嘗祭の御儀
穂を重そうにたれて、金色の波をうっていた稲の取り入れはもうすんで、十一月二十三日には新嘗祭の日がまいります。
天皇陛下は、この日、今年の初穂を神々にお供えになって、御みづからも新穀をきこしめすのであります。
新嘗祭の御儀は、毎年行われるものでありますが、天皇御即位のはじめの新嘗祭を、特に大嘗祭と申しております。
大嘗祭は、わが國でいちばん尊い、いちばん大切な御祭りであります。御一代に御一度、神代そのままに、こうごうしいこの御祭りをあそばされるのは、実にわが大日本が、神の國であるからであります。
皇祖天照大神は、高天原で五穀の種子を得られて、これを天の狭田、天の長田にお植えさせになり、やがてみのってから、大嘗殿できこしめされました。
皇孫ニニギノミコトの御降臨の時、
「吾が高天原に御す斎庭の穂を以て、また吾が兒に御せまつる」
と仰せられ、この稲をもって御先祖をまつり、御みずからもきこしめし、万民にも与えるようにとおさとしになりました。このようなありがたい大御心にしたがって、御代御代の天皇は、この御祭をおごそかに行わせられたのであります。
大嘗祭の御儀には、まず悠紀・主基の二地方に分けて、新穀をたてまつる斎田をお定めになります。そうして御祭は特に京都で行われるのであります。
今上天皇陛下の大嘗祭は、昭和三年十一月十四日から十五日へかけて、行わせられました。
御儀式は、厳粛をきわめてもので、夕方から始まりました。宵の御祭が行われることになると、古式による御質素な殿舎が、闇につつまれ、ときどく燃え上がる庭燎の火に、黒木の柱と庭の上の敷砂とが、ほのかに闇の中に浮かび出ました。
陛下には、この時すでに、したしく祓い、みそぎ、鎮魂の御行事を終えさせられ、御祭服も、こうごうしく、神殿に玉歩をお進めになったのであります。
まず、悠紀殿に渡御あらせられて、御みずから、天照大神やほかの神々を、おまつりになり、白酒、黒酒を始めとして、斎田の新穀をお供えになり、御自身もまたきこしめされました。
この間稲舂歌(いねつきうた)・風俗歌などが、けだかく、ゆかしい調子でゆるやかに歌われ、こうごうしさは一段と加わりました。
これこそ、実に大神と天皇とが御一体におなりあそばす御神事であって、わが大日本が神の國であることを明らかにするもの、と申さなければなりません(中略)。
私たちは、この記念すべき日を思うて、神の國日本に生れた喜びと信念とを新しくするものであります(「修身」全資料集成456ページ)。
以上の記述は、実際に天皇陛下によって行われている我が国の伝統行事に拠り、「日本が神の國」であることを読者に教えている。しかも昭和十八年の修身教科書には、「大嘗祭の御儀」だけでなく、「鉄眼の一切経」が載っている。
これは、山城宇治の黄檗山万福寺の鉄眼という慈悲深い僧侶が人々から資金を募り、仏教に関する書籍を集めた叢書「一切経」六千九百五十六巻の出版を成し遂げた話である。
つまり文部省発行昭和十八年修身教科書には、神道の良い話と仏教の良い話が併記され、「大嘗祭の御儀」には、「天皇陛下は、新嘗祭の日には、今年の初穂を神々にお供えになって、御みずからも新穀をきこしめすのであります」と記述され、日本は国家元首として天皇を戴く多神教国家であることが示されていたのである。
したがって、明治以降の神道には天皇=現人神を頂点とする「一神教化」という路線があったという宗教学者の山折哲雄の歴史観と、教育勅語の精神は天皇を唯一の神としてその神のために死ぬことを根本道徳とし、一切の道徳をこの根本道徳に従属させるものであったという哲学者の梅原猛の歴史観は、全く事実無根の妄想なのである。
▽インチキ学者に怒る雷神様
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過去のどこかで源平の流れを汲む我々土着の日本国民の共通の先祖は、源氏平氏⇒(中略)⇒神武天皇(かむやまといわれびこのみこと)⇒ウガヤフキアエズノミコト⇒彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと、山幸彦)⇒天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこににぎのみこと、天孫降臨神)⇒正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかちはやひあまのおしほみみのみこと)⇒素戔嗚尊(実父)と天照大神(養母)⇒伊弉諾尊(いざなきのみこと)です。
だから我々日本国民は、自分の氏神として守護神として、亡くなった両親、祖父母だけでなく、神武天皇や天照大神を祭祀できるのです。
そうすれば我が国の子供たちが、自分も高天原の神々の子孫であり、日本(やまと)建国者の子孫であり、現皇室の遠い遠い親戚であるという自覚と誇りを得て、立派な日本人になるでしょう。
これが未来に向って日本再興の高速道路「感謝道くにからのみち」を建設します。
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