2012年09月01日

呪われた産経新聞論説委員!丸山真男の虚報の詐術を暴露する「文明の裁き」をこえて―対日戦犯裁判読解の試み 

 所長は、2012年9月1日の産経新聞コラム【土・日曜日に書く、快感原則による暴走…いじめという病理の背景】を読み、思わず呻いてしまった。「産経新聞論説委員の福島敏雄よ、お前も騙されているのか」と。

 丸山真男の虚報の詐術に騙される戦後民主主義狂育の被害者を増やさないために、はじめに一日一押人気ブログランキングをクリック願います。

快感原則による暴走…いじめという病理の背景

 戦後、日本に乗り込んだGHQ(連合国軍総司令部)最高司令官のダグラス・マッカーサーは「日本人の精神年齢は12歳」と言ってのけた。「12歳の日本人」に対する最大のおみやげは、民主主義の導入であり、それを担保する新憲法であった。

 この過程で、戦前の教育制度は「軍国主義教育」と決めつけられ、教育委員会制度が導入された。地方自治体の長から独立し、教育の中立性と民主制を維持するのがネライであった。

 その後、教育委員の公選制を廃止するなど、さまざまな改革がなされてきたが、基本的には教育行政の最高決定機関という地位は維持されつづけた。だが教育委員は、たんなる名誉職という側面が強く、ほとんど形骸化した。

 ◆不始末を隠蔽する体質

 戦後、論壇に華々しく登場した政治思想学者、丸山真男は、みずからが軍隊でいじめられたというウラミもあったであろうが、戦前の軍隊や官僚社会における「無責任の体系」を厳しく批判した。

 つねに上に対して色目を使うその習性を「(大奥の)御殿女中」と、少々、品のない比喩で断罪したうえで、上位にいくほど責任の所在があいまいになり、事態を隠蔽(いんぺい)していく日本独自のシステムを鮮やかな手さばきで分析した。


 近代日本のデモクラシーの起源は、明治天皇の五箇条の御誓文であり(近代日本民主主義の起源「五箇条の御誓文」と帝国憲法)、マッカーサーらGHQは、民主主義の導入を御土産として持って来るどころか、ポツダム宣言と我が国の立憲自由主義議会制デモクラシーを蹂躙したのである。いったいこの産経新聞論説委員は何を学んできたのか。今ごろ丸山真男を礼賛するなど正気の沙汰ではない。

 丸山は日本独自のシステムを鮮やかな手さばきで分析したのではない。虚報の詐術(故意に重要な事実を隠蔽し読者の思考を操作する手法)を用い、戦前の軍隊や官僚社会における「無責任の体系」を捏造したのだ。

 極東国際軍事裁判で連合国に断罪された我が国の戦争指導者は「自分が責任を負う」趣旨のことを明言していたのに、丸山真男はそれらを故意に隠蔽したのである。

 この丸山真男の虚報の詐術は「文明の裁き」をこえて-対日戦犯裁判読解の試みによって既に暴露されている

 しかし丸山真男が一世を風靡していた時に、丸山の著作を信じ込んだ生真面目な知的エリートの学生たちは、そのまま老人となり、今日では各界の幹部となり、産経新聞論説委員の福島敏雄のように、今なお公然と丸山真男を礼賛してしまう。

 まさに日本のルカーチにして八月革命説の生みの親かもしれない丸山真男が学生にかけたフランクフルト・シューレ派の呪い(鳩山由紀夫の背後に蠢くフランクフルト・シューレ派)は、サンフランシスコ講和条約の発効(1952年)から60年経った今日の我が国においても効力を維持し、我が国の国民を幻惑し、政治を混乱させている

 丸山真男の虚報の詐術に騙される戦後民主主義狂育の被害者を増やさないために、終わりに一日一押人気ブログランキングをクリック願います。

<関連ページ>

戦後生まれの日本人の心に積もったアカをキレイサッパリ洗い流す正統の哲学 異端の思想-「人権」「平等」「民主」の禍毒

戦後日本の閉ざされた言語空間ではテレビ放映は不可能なのだろうかプライド 運命の瞬間
プライド 運命の瞬間【DVD】
頑固な老父に数十年にわたる朝日新聞の定期購読を中止させた国民のための大東亜戦争正統史を広めるために一日一押人気ブログランキングをクリック願います。」
↓↓↓


<日本国を防衛する食いしん坊バンザイ>

 今ソバを愛する日本人が韓国に狙われている我が日本国の国境の島「対馬」の防衛に続々と参加しています。我が国のソバ好きが対馬ふれあい産直便を利用して日本のソバ通を唸らせるソバの原種に近い貴重な対州ソバを食べれば、対馬の地元経済は潤い、迷惑な韓国人観光客を排除できます。

【関連する記事】
posted by 森羅万象の歴史家 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 所長が選ぶ名著と迷著の紹介 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
左翼歴史学者が顔面蒼白次項有幻の名著!戦争と共産主義-大東亜戦争とスターリンの謀略の目次韓流を楽しくする朝鮮民族を読み解く7つの鍵古代史学者は韓国人のなりすましか継体新王朝説を斬る「歪められた日本神話」とんびがタカを生むスーパー日本人を育てる適才教育・戦後民主主義の終着点は家族の解体と日本国の滅亡-なぜマルクスレーニン教は地獄の門を開くのかバカげた舛添要一の女性女系天皇容認論ナチスを愛した沢田研二の窮状・日本の国益を破壊する朝から晩まで反日新聞の錯覚商法天照大神は男系(父系)の女神小林よしのりの欺瞞皇室典範の改悪と日本版「文化大革命」を促す
本当は怖い日本国憲法の話次項有福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答・日本国憲法の性格を映す災害基本法-菅直人が嘲笑される理由・韓国の邪悪な野望を打ち砕くアダム・スミスを超える日本の社会思想家・韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教諸君が愛してくれた日本国憲法は施行前に死んだ!なぜだ!?逆賊の憲法改正案に御用心憲法の本質を示す憲法改正の手続き神州不滅思想が妨害する真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策・神か人か天皇とは何か・恐るべき小沢一郎の憲法論日本がアブナイ!日本国憲法の改正が日本国の自殺になる理由・日本国憲法の追認を戒める昭和天皇のおほみうた昭和天皇と憲法改正-エセ民族派が行っている最悪の天皇利用旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服・小泉内閣の大罪女系天皇は憲法違反
教科書が教えられない日本の近現代史次項有韓国が日本の皇室を侮辱する歴史的理由・在日パチンコに魂を売った朝敵歴代天皇を論外の男系カルトに貶めたギャグ漫画家堀栄三元参謀の情報戦記が触れない大本営の奥の院の所在と正体・軍紀厳正を誇った日本軍の強姦、韓国軍のレイプ、支那軍の洗城・ああ惜しかったふらふら大日本帝国唯一の勝機・あなたの知らない石原莞爾の対アメリカ政戦略吉田茂が現役復帰させた史上最悪の反日的日本人日本共産党の反日史観によれば志位和夫の祖父は慰安婦強制連行の実行犯・パル判決が語る朝鮮人慰安婦強制連行説の虚構浄土真宗親鸞原理主義者が隠蔽する本当は恐ろしい国家神道の正体日本経済を破壊する辛坊治郎の狂態・人間の屑集団マスゴミが隠蔽する南京大虐殺が法的に成立しない理由捏造と自虐の昭和史を打ち破る日本人に知られては困る歴史
日本人が元気になります!知らないと損する情報次項有・あなたの新聞定期購読は国民生活と国家経済の自殺経済失政はなぜ繰り返すのかインテル長友佑都が実践日本人の潜在能力を引き出すトレーニング方法読み書き運動が苦手なのには理由があった学ぶことが大好きになるビジョントレーニング人生の無駄遣いテレビの視聴を止めて実践すれば病み疲れた体を癒す力を呼び覚ます驚愕の気功法