天皇制ファシズム論の正体

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　我が国の1940年戦時体制を象徴する大政翼賛会はソ連共産党を模倣した上からの国内革新であり、近衛新体制運動の推進者は、近衛文麿の周辺に群集していた朝日新聞出身のソ連のスパイ尾崎秀実ら共産主義者であった。

　したがって大政翼賛会の成立をもって日本の1940年戦時体制を「ファシズム」として断罪する者は、尾崎秀実ら共産主義者をファシストとして断罪し且つマルクス・レーニン主義に立脚する各種の左翼運動をファシズムとして断罪し、ファシズムから日本の立憲議会制デモクラシー君主制を助け出した救国の英雄として、近衛新体制の実現を阻止した昭和天皇と帝国憲法を称賛しなければならないはずである。

　戦後民主主義の教祖たる丸山真男ら戦後日本の左翼勢力が日本の戦時体制を「天皇制ファシズム」と規定したのは、日本の戦時体制がソ連をモデルにした、コミンテルン35年テーゼに基づく「上からの国内革新」であり、これを作り上げた張本人が尾崎ら共産主義者であり、彼らが戦後日本の左翼勢力の幹部になったという歴史の真実を隠蔽するためであった。

　しかしもはや左翼の遣り口は通用しない。彼らが日本の大東亜戦争と日本の1940年戦時体制を断罪すればするほど、彼ら自身が過去の反省と歴史の教訓として断罪され、否定され、日本における生存権を奪われるのだ。

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Comments

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Posted by penki at 2006年10月24日 23:04

　無事に送れました。LDブログはTBを受け付けるときと受け付けないときがあって、よくわかりません。

Posted by 便利屋こと所長 at 2006年10月24日 23:09

ご苦労様です。過去にアップされた「戦後日本マルクス占領憲法解釈学からの覚醒」あたりも多くの方が読んでくれればなあ、などと期待しております。

Posted by penki at 2006年10月25日 23:31

　憲法改正作業が本格化するまでに、占領憲法の虚妄と帝国憲法の真髄が国民に知れ渡り、せめて国民世論の30パーセントぐらいが占領憲法無効、帝国憲法復活改正論者になってくれればいいのですが。

　政治家には憲法義解を座右の書として熟読し、これを有権者に勧めて欲しいものです。

Posted by 便利屋こと所長 at 2006年10月27日 18:42