我が国の兵学は神武以来の伝統をもち、戦国の鍛錬を受けて成長し、日清日露の両戦役によって体系づけられたものであるが、その間に孫子、クラウゼヴィッツの戦争論、普仏戦争および第一次世界大戦の教訓から貴重な栄養を吸収し、昭和初期にいたって多くの軍事書に結晶した。作戦要務令はそのうちの世界的傑作で、日本陸軍の一般将校に対する「師団以下の部隊指揮」のための、いわば教令である。
作戦要務令が世界的傑作がどうか不明だが、大橋氏によって「小牧・長久手合戦と作戦要務令」と「作戦要務令批判」を付加された建帛社の作戦要務令-その企業的研究は間違いなく傑作である。
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作戦要務令その企業的研究の中から所長がとくに感銘を受けた項目を以下に紹介する。
<作戦要務令綱領十>
指揮官は軍隊指揮の中枢にして、又団結の核心なり。故に常時熾烈なる責任観及び鞏固なる意志を以て其の職責を遂行すると共に、高邁なる徳性を備え、苦楽を倶にし、率先躬行、軍隊の儀表として其の尊信を受け、剣電弾雨の間に立ち、勇猛沈着部下をして仰ぎて富嶽の重きを感ぜしめざるべからず。
為さざるを遅疑するとは、指揮官の最も戒むべき所とす。これ此の両者の軍隊を危殆に陥らしむること、其の方法を誤るよりも更に甚だしきものあればなり。
菅直人首相は指揮官失格である。あれほど指揮官の素質を欠いた人物も珍しいのではないか。
<作戦要務令綱領十一>
戦闘においては、百事簡単にして精練なるもの能く成功を期し得べし。典令は此の趣旨に基づき、軍隊訓練上主要なる原則・法則及び制式を示すものにして、之が運用の妙は一に其の人に存す。固より妄りに典則にそむくべからず。又これに拘泥して実効を誤るべからず。宜しく工夫を積み創意に努め、以て千差万別の状況に処し、これを活用すべし。
菅直人首相が防災基本計画に妄りに背き、計画されていた簡単にして精練なる原子力災害対策組織を乱雑にして未熟なるものに変えてしまったから、菅内閣の災害対策は全て後手に回り、多数の被曝者を生んでしまった。
<作戦要務令宣伝の実施及び防衛三百一>
宣伝は敵に先んぜらるるときは、其の先入観の是正困難なり。故に我が軍に対する敵の宣伝を予想するときは、直ちに将兵に将兵に十分なる理解と自覚とを与え、又これに先んじて反宣伝を行う等、防衛の実施は勉めて機先を制し、主導的に行うこと緊要なり。
<作戦要務令宣伝の実施及び防衛三百四>
敵は突然荒唐無稽の辛辣なる宣伝を行い、之が対策を講ずる暇なからしめ、或いは我が注意を他に牽制し、又は頻時の対策に疲れしめ、或いは全く隠密なる方法を長時日にわたり反復する等、各種の手段を尽くして我が意表に出でんことに勉むべきを以て、これが対策を誤らざるを要す。
<作戦要務令宣伝の実施及び防衛三百五>
流布せられたる敵の宣伝に対しては、其の虚偽に属する点を摘発し、深刻なる反駁を加えて之を無効に終らしめ、或いは其の宣伝材料を巧みに逆用し、却って敵の弱点を立証する等、臨機の対策を適切ならしむるを要す。
<作戦要務令宣伝の実施及び防衛三百六>
敵の宣伝及び我が対策が如何なる効果を呈しつつありやは、常に細心の注意を以て観察し、機宜の処置において欠くる所なきを要す。一笑に附して可なるが如き敵の宣伝といえども、執拗に反復せられるときは、不知不識(しらずしらず)の間に之を信ずるに至ることあるに注意するを要す。
作戦要務令第三部第八篇「宣伝の実施及び防衛」は、在日パチンコ業界の傀儡と化しているテレビマスコミ、日本の文化伝統を剽窃しその起源を捏造する韓国、マッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)の抱える13の無効事由を隠蔽し、占領軍憲法を美化するために大日本帝國憲法を誹謗する違憲有効論者など<日本の敵>と戦う全ての人々が肝に銘じるべき警句である。
作戦要務令その企業的研究はスイスの民間防衛に勝るとも劣らない名文の宝庫であり、軍事機密-統帥綱領ともども書庫に蔵する価値を有します。

<作戦要務令を実践したい人に最適>
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ゾルゲ関連なのですが、1961年の日仏合作映画「真珠湾前夜」をご覧になったことはありますか。岸恵子が出演しているものです。
見てみたいのですが、どこか所蔵している図書館やレンタルビデオ店などをご存知でしたら、教えて頂けないでしょうか。
>1961年の日仏合作映画「真珠湾前夜」をご覧になったことはありますか
映画に興味がないもので、まったく知りませんでした。分かりません。申し訳ありません。