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原田:政府も国民も東電叩きに走っている。政府は自らの責任を転嫁するかの如く東電を罵倒し、国民はやり場のない怒りと不安を東電にぶつけている。東電には非難すべき点は多々ある、しかし被害の拡大を防ぐために懸命に頑張っている最中にこれを叩いてどうなるか。そもそも電力会社は石油、石炭、天然ガスなど化石燃料の枯渇、それらから生ずるCO2ガスなどによる地球温暖化を憂える政府の方針に従って原発を発展させてきた。
その政府の方針自体が無知な国民を欺く間違いだらけの政策だったから、国民は怒っているのである。原子力発電はエネルギーコストとして石油をはじめ膨大な資源を消費する電力の迂回生産であり、石油文明に咲いた一時の徒花に過ぎない。当然のことながら燃料かつ原料である石油資源の代替にはならない。
そもそも政府が本当にCO2ガスなどによる地球温暖化を憂えるならば、海洋の深刻な熱汚染源になっている原子力発電を発展させない。
原田:原発の危険を知っているからこそ他のエネルギーが開発されるまで危険と懸命に共存してきた。政府は2010年の石油価格の高騰を見て2030年までに原子力発電を全電力の50%以上に高めるというエネルギー基本計画を立ててきた。
東電、政府、原田ら自民党が本当に原発の危険を知っているならば、帝國憲法の非常事態対処規定を相続していない日本国憲法のもとで、昭和天皇および鈴木貫太郎内閣が回避した本土決戦に等しい専守防衛を、原発を抱える我が国の国防方針にしない。危険な専守防衛を採用しながら危険な東北東海地方太平洋沿岸に危険な原子力発電所を建設しない。
また福島第一原発事故以後も、東電、政府民主党、自民党は耐NBC防災シェルターを備える住宅を整備するための政策を提言しない。それどころか原発周辺の住民にNBC保護用のシビリアンフードマスクすら配布しようとしない。
深刻なトラブルを抱えている高速増殖炉もんじゅの危険な復旧工事が6月から始まるというのに、どの面さげて「原発の危険を知っているからこそ他のエネルギーが開発されるまで危険と懸命に共存してきた」と言えるのか。
原田:国民はそのことで最も安くて安定的な電力供給で如何に大きな恩恵を受けてきたか。さらに当該立地地区の人々は大きな経済的社会的メリットを個別的、集中的にも享受してきた・・・・。
日本国の電気料金はアメリカの3倍、原子力発電が最も安くないことは暴露されている。それなのに「(原子力発電で)最も安くて安定的な電力供給で如何に大きな恩恵を受けてきたか」というウソを吐き続ける原田は本当に許し難い。
原田:国防を半世紀以上他国にまかせ、脆弱な平和と浮き草のごとき繁栄に浮かれてきた。中国の膨張主義にも国際テロの偶発にもなんの感慨を持たぬ、国家意識の希薄な国と国民に他人を非難する資格はあるのか。福島原発事故を起こしたのは大地震でも津波でも東電でもなく、我々日本国民の弛緩した精神ではないのか。
国防を半世紀以上他国にまかせ、脆弱な平和と浮き草のごとき繁栄に浮かれてきたのは、自民党である。共産中国の膨張主義に加担してきたのは、中共の検閲指針である日中記者交換協定と教科書検定の近隣諸国条項を作り、中国に経済援助を与え続けた自民党である。
国民の国家意識を希薄化させてきたのは、ポツダム宣言違反、ハーグ陸戦法規違反、帝國憲法違反、合計13の無効事由(占領憲法の正體)を抱える占領軍憲法を有効な最高法規として罷り通らせてきた自民党である。
それなのになぜ原田は「福島原発事故を起こしたのは大地震でも津波でも東電でもなく我々自民党の弛緩した精神ではないのか」と党を批判せずに、国民全般に責任を転嫁するのか。原田ら自民党に国家意識の希薄な政府と国民を批判する資格があるのか。厚顔無恥にも程がある。
原田:これは私の文章ですが、尊敬する藤原正彦先生(週刊新潮5月26日号)との合作と思って頂きたい。ジャンボ機が落ちれば500人は死ぬ。だから飛行機は廃止しろとはならない。この「国難」でこそ、本当に国のあり方を真剣に考えることが必要。浮足立ってはいけない。
「ジャンボ機が落ちれば500人は死ぬ。だから飛行機は廃止しろとはならない」のは当然である。ジャンボ機が山中あるいは市街地に墜落したからといって墜落場所一帯は数十年のあいだ人の住めない汚染地域にはならない。墜落したジャンボ機の残骸回収は極めて危険で困難な作業にはならない。ジャンボ機の破片は数十年数百年数千年にわたり厳重に保管されなければならない核汚染物質にはならないからである。
そもそも我が日本国は、世界各国の国家元首のなかで唯一エンペラーと尊称される天皇陛下を戴く現存する世界最古の王朝である。西暦181年に神武天皇が肇め給うたこの栄誉ある日本国(古代天皇はなぜ殺されたのか)は、今を生きる日本人が億兆の先祖から受け継いで億兆の子孫に譲り渡さなければならないものである。
この哲学が原田義昭にはないから、「福島第一原発が事故を起こしたからといって、原発を廃止しろというのはおかしい」と言わんばかりの詭弁を弄するのである。
原子力発電所は一度大きな事故を起こせば、ダメージコントロールそのものが恐ろしく困難かつ危険で長期にわたる作業になってしまい、広大な国土が人の住めない核汚染地帯に変わってしまう。
我々日本国民が本当に国のあり方を真剣に考えれば、狭い地震頻発国の日本は原子力発電所を漸減しなければいけないことに気付くはずである。
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原子力発電所の設立には、確かに政治家の利権が絡んでいることは確かだが、核攻撃力を持たない我国が唯一行使できる抑止力であることも理解すべきではないでしょうか。
貴ブログは全体的に批判に終始しており、発展的な意見が皆無であることは非常に残念。どこぞの半島人のようである。
メリットとデメリットを客観的に評価してこそ批評も有益であり、それすらできないのであれば、無益な批判に成り下がる。
ランキングがそれを証明しており、筆者様に置かれましては、冷静に受け止められますよう。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
[511](報告文 15) 「ショック・ドクトリン」というおそろしい支配の実行と、放射線医学者・中川恵一の文を載せます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2011-05-06 10:02:06
今日は、「ショック・ドクトリン」という話を書こうと思った。ショック・ドクトリンとは、書名で、3年前に書かれた本だ。カナダ人の女性評論家のナオミ・クラインが書いた本だ。
’Shock Doctrine ‘ とは、
大災害や戦争、権力者たちによって仕組まれたテロ事件などによって、民衆、一般大衆を、恐怖に陥(おとしい)れ、ショックとパニックで、正常な判断力を、国民から奪い取り、そうすることで、自分たち凶悪な支配者、権力者たちのいいように、非常事態を宣言して、国家を非合法的に支配し、他国を占領し、世界を操(あやつ)る
という 悪辣(あくらつ)なやり方だ。
そのことを、著者のナオミ・クラインは、徹底的に暴いている。この「恐怖と扇動で国民を支配せよ」という手法の恐ろしい実験場が、今の福島原発の放射能漏れ事故を利用した、彼らのやり口だ。この「ショック・ドクトリン」は、日本語訳が出るはずだったが、3年経つのにまだ出ていないようだ。この本の書評だけを、今日の私のこの「報告文 15」の文末に載せる。
Democracy Now! 日本語版ウェブサイト
●「ショックドクトリン 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」
ナオミ・クライン新著を語る 1
http://democracynow.jp/video/20070917-1
●「ショックドクトリン 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」
ナオミ・クライン新著を語る 2
http://democracynow.jp/video/20070917-8
●「ショックドクトリン 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」
ナオミ・クライン新著を語る 3
http://democracynow.jp/video/20070917-9
全文は長いので以下のHPでお願いします。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/page:4