とくに年末、ものすごく有名なプロの歴史学教授(元防大教授)と同氏同名の方から結構な額の購読料をいただき、驚愕して腰を抜かしそうになりました。この同氏同名の方というのは平間洋一
![正論 2006年 08月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61F0BWX3QPL.jpg)
それにしても所長は歴史学徒のはしくれとして中村粲教授を許し難い。
中村粲教授は「防共史観確立のための謀略論考察」129ページに次のように書いている。
「汪精衛工作は日支双方の気運相呼応するかの如く生れたもので、仏法に謂う●(口ヘンに卒)啄同時の絶妙なタイミングを想起せしむるものである。本工作は日華の戦争を拡大長期化して支那の赤化を目論むコミンテルンの謀略を封殺する為の反共政治工作であったことは疑いの余地はない。」
中村教授の主張どおり、汪精衛工作がコミンテルンの謀略を封殺する正真正銘の反共政治工作であったならば、陸軍内部で汪兆銘政権樹立派と対重慶直接和平派が激しく対立抗争していた昭和14年(1939)に、何ゆえソ連のスパイである尾崎秀実は、近衛の最高政治幕僚として、支那問題の権威として、次のような戦時論文を発表していたのか?
「日本の当局者の責任は与うかぎり速かに汪運動の全貌を国民の前に明らかにし、国民をしてこれを理解せしむるべきである。汪精衛運動が支那再建の唯一の方策であり日本としては全力を挙げてこれを守る以外に良策なきこと、しかもこれは日本が後日大陸に雄飛し得べき具体的な足がかりを提供するものであることを明らかにすべきである。
日本人はまず心を虚しうして汪運動の前進をはかるべきである。戦勝者の威容をつくることも悪くはあるまい、特殊の要求を持ちこむことも技術的に不可能ではあるまい。後日の保障を求めて置くことも無意味ではないかもしれない。しかしながらあらゆる問題の中で何が一番大切かといえばともかくも多くの困難なる条件によって発展の可能性を縮小されている汪精衛政権の誕生と発展とをはからなければならないということである。
汪精衛運動が民族運動のヘゲモニーを重慶政権との間に争うべき最後の段階はやがてその後に到達するであろう。」(【尾崎秀実著作集2】三七五~三七八頁、公論昭和十四年十一月号「汪精衛政権の基礎」)
いぜん所長は、中村教授とメールを交換した際、上の資料をはじめ多数の第一次資料を送付し、中村教授の歴史観に疑問を呈したが、中村教授は拙者の質問に対して真正面から回答せず、ただ「汪兆銘工作を評価する立場で支那事変の長期化の責任は日本だけでなく支那にもあると考えている」と回答してきただけであった。
所長はこれから折を見て中村教授の防共史観の欺瞞大東亜戦争への道を追及してみようと思う。
【緊急要請】
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【日本国民を賢くする本】
石原によれば、日本の敗戦は、狭小なる国土に圧縮された日本に、「民族の総力を傾注して内容一変せる新国土を建設し、土地資源の侵略を必要としない国家を実現し、世界に先駆けて、戦争を必要とせざる文化を創造する」という聖業を課す「神意」であり、石原莞爾は、
「かかる新日本の建設のみが、よく日本当面の諸問題を解決するのみならず、人類文化の最大転換期に際し、最も輝かしき貢献を為す所以である。」
と述べ、都市解体、農工一体、そして「自然を征服し人類を衰亡へ導く近代の文化生活を改め、大自然に抱かれつつ最高の科学文明を駆使して自然と人為を完全に調和し、真に人類の生命を永遠ならしめる」簡素生活を三本柱とする日本再建策を著した。
敗戦後に石原が提唱した日本再建政策集人類後史への出発―石原莞爾戦後著作集は、現代日本の抱える諸問題の処方箋となり得る、また人類次世代文明の模範となり得る、先見の明に満ち溢れた日本文明論であり、戦後半世紀以上の歳月を経ても色褪せるどころか、暗中の模索を繰り返す二十一世紀の日本の国民に救いの手を差し伸べるかのように、増々美しく慈悲深く光り輝き、我が国の進むべき路を照らし示してくれている。
石原をして戦争の天才たらしめた彼の偉大な軍事的才能は、我が国の敗戦によって戦争から解き放たれ、神武天皇が橿原奠都に当たり勅せられた「上は則ち乾霊の国を授けたまう徳に答え、下は則ち皇孫の正を養いたまうの心を弘めむ。然して後に六合を兼ねて以て都を開き八紘を掩いて宇と為むこと亦可ならずや」という我が国肇国の理想たる八紘一宇―道義に基づく世界一家恒久平和―を実現する新文明の創造に傾注されて、敗残日本を照らす希望の燈明となった(国民必読の書-大東亜戦争の電子書籍「戦争の天才と謀略の天才の戦い」国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56)より。
【戦後民主主義狂育の洗脳から日本人を覚醒させる書】
・マルクス史観に汚染された高校歴史教科書を信用する者は、実証史学を採用する公務員試験には合格しない!戦後日本マルクス占領憲法解釈学からの覚醒
・占領憲法無効論とは帝国憲法及占領憲法有効論
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<文 献 紹 介>
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