2010年12月31日

日本国は不屈の竹のように猛々しくあれ

 「長けている」、「高い」、「猛々しい」という言葉の語源は、竹だという。確かに若竹の成長や竹林の拡大は猛々(たけだけ)しい。田畑に侵入する竹の地下茎などは殆どエイリアンの触手である。

 竹の地下茎は充実していて、たいへん硬く重い。地下茎の左右側部と下部にはビッシリと細根が生えて土を掴んでおり、容易に土から剥がれない。冬期を除いて地下茎の上部からは次から次へと新芽が出てきて、竹林の駆逐は困難である。

 竹は広島長崎に投下された原爆の被害から唯一生き残った植物であり、ベトナム戦争時にアメリカ軍が散布した枯葉剤にも屈することなく新芽を出したという。古来より日本人は竹の生命力に神秘を感じ、竹を神の依代と考え、竹には邪悪を祓う力があると信じてきた。

日本国は不屈の竹のように猛々しくあれと思う方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。

 竹には、光合成(炭素同化作用)を促進する珪酸と、植物の根を育成するカリウムが豊富に含まれており、両成分が若竹の成長と竹林の繁茂を支えている。従って竹粉・竹炭・竹灰は素晴らしい肥料となり土壌改良剤になる。

 竹炭・竹酢液のつくり方と使い方―農業・生活に竹のパワーを生かすの内容はことごとく納得できる道理である。来年は東亜連盟戦史研究所付属農業試験場に以下のような畝を試作してみよう。

上層(マルチ)-えん麦もしくはライ麦の敷き藁(雑草の発芽を抑え、土の水分の蒸発を防ぎ、紫外線から微生物を守る)

中層(肥料および微生物群)-腐葉土+米糠+竹炭

下層(土)-土+えん麦もしくはライ麦の根穴

 人間は、化学肥料農薬と農機具に金を使わず、畑を耕さず、雑草を取らず、ミミズと微生物と植物の根に土を耕させ、麹菌、納豆菌、乳酸菌、酵母菌、放線菌に肥料と抗生物質を作らせ、クモとカエルとカマキリとオオスズメバチに害虫を駆除させる。 

 所長が試みている手間と資金のかからない不耕起栽培の完成は遠いが、これ以外に中山間地の農業が生き残る道は無さそうである。

 ことし弊ブログを読んでくださった皆様、そして弊ブログにコメントを下さった方々、本当に有難うございました。心よりお礼を申し上げます。良いお年をお迎え下さい。

<来年はうさぎ年>


コメの消費量を増やす甘酒カルピスの作り方-甘酒メーカーの活用法

家庭で出来る口蹄疫対策になるかもしれない微生物発酵肥料

・今年のしめくくりに、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
↓↓↓


<役に立つPR特集>
 
【関連する記事】
posted by 森羅万象の歴史家 at 17:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 所長が選ぶ名著と迷著の紹介 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。

竹は好きだったので、とても良いことを教えていただきました。

まさしく不撓不屈にして、いよいよ真なる日本の姿を顕す年になります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 寺小路 at 2011年01月01日 11:02
新年明けましておめでとうございます。日本国はまさに竹のように不屈な国かもしれません。歴史的に元寇、キリシタンの脅威、日露戦争、第二次世界大戦(敗戦して占領憲法を強制されたがかろうじて亡国は逃れた)などの国難をすべて跳ね返し、民主党政権が誕生した時はもう駄目だとの声も聞かれましたが、その民主党ももはや瀕死の状態、今はいろんな国難に遭遇していますが、いずれきっといつの日かは... 思いつきで偉そうな事を語ってすみませんが、本年もどうぞよろしくお願いします。
Posted by のび太 at 2011年01月01日 17:07
 寺小路さん、のび太さん、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
Posted by 所長 at 2011年01月07日 00:28
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
左翼歴史学者が顔面蒼白次項有幻の名著!戦争と共産主義-大東亜戦争とスターリンの謀略の目次韓流を楽しくする朝鮮民族を読み解く7つの鍵古代史学者は韓国人のなりすましか継体新王朝説を斬る「歪められた日本神話」とんびがタカを生むスーパー日本人を育てる適才教育・戦後民主主義の終着点は家族の解体と日本国の滅亡-なぜマルクスレーニン教は地獄の門を開くのかバカげた舛添要一の女性女系天皇容認論ナチスを愛した沢田研二の窮状・日本の国益を破壊する朝から晩まで反日新聞の錯覚商法天照大神は男系(父系)の女神小林よしのりの欺瞞皇室典範の改悪と日本版「文化大革命」を促す
本当は怖い日本国憲法の話次項有福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答・日本国憲法の性格を映す災害基本法-菅直人が嘲笑される理由・韓国の邪悪な野望を打ち砕くアダム・スミスを超える日本の社会思想家・韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教諸君が愛してくれた日本国憲法は施行前に死んだ!なぜだ!?逆賊の憲法改正案に御用心憲法の本質を示す憲法改正の手続き神州不滅思想が妨害する真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策・神か人か天皇とは何か・恐るべき小沢一郎の憲法論日本がアブナイ!日本国憲法の改正が日本国の自殺になる理由・日本国憲法の追認を戒める昭和天皇のおほみうた昭和天皇と憲法改正-エセ民族派が行っている最悪の天皇利用旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服・小泉内閣の大罪女系天皇は憲法違反
教科書が教えられない日本の近現代史次項有韓国が日本の皇室を侮辱する歴史的理由・在日パチンコに魂を売った朝敵歴代天皇を論外の男系カルトに貶めたギャグ漫画家堀栄三元参謀の情報戦記が触れない大本営の奥の院の所在と正体・軍紀厳正を誇った日本軍の強姦、韓国軍のレイプ、支那軍の洗城・ああ惜しかったふらふら大日本帝国唯一の勝機・あなたの知らない石原莞爾の対アメリカ政戦略吉田茂が現役復帰させた史上最悪の反日的日本人日本共産党の反日史観によれば志位和夫の祖父は慰安婦強制連行の実行犯・パル判決が語る朝鮮人慰安婦強制連行説の虚構浄土真宗親鸞原理主義者が隠蔽する本当は恐ろしい国家神道の正体日本経済を破壊する辛坊治郎の狂態・人間の屑集団マスゴミが隠蔽する南京大虐殺が法的に成立しない理由捏造と自虐の昭和史を打ち破る日本人に知られては困る歴史
日本人が元気になります!知らないと損する情報次項有・あなたの新聞定期購読は国民生活と国家経済の自殺経済失政はなぜ繰り返すのかインテル長友佑都が実践日本人の潜在能力を引き出すトレーニング方法読み書き運動が苦手なのには理由があった学ぶことが大好きになるビジョントレーニング人生の無駄遣いテレビの視聴を止めて実践すれば病み疲れた体を癒す力を呼び覚ます驚愕の気功法