だからGHQは我が国の政治首脳部の撹乱を行ったのである。いわば我が国に対して混乱魔法メダパニを使ったのである。
メダパニはゲームDQ(ドラゴンクエスト)3~8に登場する、敵を混乱させる呪文。混乱した敵は同士討ちを始めたり不可解な行動をとったりするため戦いを有利に運ぶことができる。
DQ3では味方が混乱すると攻撃呪文を味方に向かって放つことがあるのでかなり危険であった。Q4では全員混乱すると全滅になるのでさらに危険である。混乱状態を解除する方法は少ないが、DQ6以降は打撃攻撃を受けると正気に戻ることが多く、DQ7以降は一定ターンの経過で自然回復する。
この呪文は、DQ2のパルプンテから派生した呪文であり、名前の由来は「目玉がパニック」であると言われている。
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公選議院の弊害が国会と内閣を覆い尽くせば、国家百年の大計である教育行政が発狂して有権者の投票判断(政治家選択)能力が低下し、公選議院の弊害がますます深刻化して、我が国は政治的に混乱あるいは脳死状態に陥り、マッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)というGHQの監獄に逼塞したまま周辺諸国の餌食になっていく。
防衛省は最新鋭国産哨戒機「P-1」の開発に成功し、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワの微粒子を我が国に持ち帰った。我が国の科学技術と工業生産力は世界最高レベルにあることは間違いない。しかし同時に我が国政府首脳部の政治能力は先進国中最低レベルにあることも疑いない。
ルーピー鳩山とスッカラ菅の民主党内閣に至っては脳死政権である。他の政党も民主党と大して変わらない。
伊藤博文の座右の書「ザ・フェデラリスト」は「上院という制度によって埋め合わされ得る欠陥の多くは、人民によって頻繁に選挙される定数の多い議院や人民それ自体に共通している。その議院には、上院のような組織による制御を必要とする特有の欠陥がある」と指摘し、その欠陥の四番目として政府(ここでは統治全般もしくは政治の機構という意味)の不安定を挙げている。
新人議員がいかに有能であろうとも、彼らが絶えず参入してくるために生じる議会の不安定さは、政府において安定して機構が必要であることを何よりも訴えている(中略)。
不安定な政府のもたらす有害な結果をたどるならば、一巻の書物を満たすであろう(中略)。
まず何よりも不安定な政府は、諸外国からの尊敬と信頼、そして国家の名声に結びついている利点をすべて失う(中略)。
国家はおそらく、個人と比べて慈愛の情をあまり持ち合わせていないので、相手の犯す過ちをむやみに利用するのを避けようとする抑制もあまり働かないという気分を滅入らせるような違いがある。したがって、国政において見識と安定性とを欠いている国家はおしなべて、より見識を備えた隣国のより一貫した政策によっていつでも損害を被らされ得ると予測してかまわない。
不安定な政策が国内に及ぼす影響は、さらに悲惨である。それは自由そのものの恩恵を害している(中略)。
法律は行動の基準であると定義されているけれども、ほとんど誰も知られずあまり固定していない法律は、どうすれば基準であり得るのだろうか。
政府の不安定さが及ぼすもうひとつの影響は、少数の抜け目のない人々、冒険的な人々、金銭をもった人々に、勤勉であるが事情に通じていない一般大衆に比べて、不当な利点を与えることである(中略)。
不安定な政府からは大きな損害が生じる。議会への信頼の欠如はうまくいくかどうかや利益をあげられるかどうかは現行の制度の継続にかかっている有益な企てをすべて頓挫させる。いったい、慎重な商人は、自分の計画は実行される前に違法になってしまうということ以外、何もわからないときに、自分の財産を通商の新しい分野につぎ込むであろうか。
農民や製造業者が、その準備作業や先行投資が自分を不安定な政府の餌食にしないであろうという確信をもつことができないときに、どうして奨励された特定の開拓や工場の建設に全力を尽くすであろうか。一言でいえば、安定し一体性をもつ全国的政策の支援を必要とする大規模な内陸開発も称賛に値する事業も、なんら進捗しえないであろう。
しかしながら、もっとも悲しむべき影響は、きわめて多くの欠陥を露呈し、人民の期待の大きい希望を挫く政府に対して、人民の心を捉えていた政府への愛情や敬意が失われていくことである。
個人と同じように、政府も、真に尊敬に値しなければ、長く尊敬されないし、ある程度の秩序と安定がなければ真に尊敬に値しないであろう。一七八八年二月二七日(ザ・フェデラリスト第62篇284~286ページ)
極めて多くの欠陥を露呈し、日本国民の期待の大きい希望を挫く民主党政権に対して、国民の心を捉えていた政府への愛情や敬意が失われれば、国民は政府に対して反抗的な態度を示すから、民主党政権は自らの政策に国民を従わせるために強権を発動せざるを得なくなり、かくして自由が衰退していく…。
菅内閣に対する支持率の急降下は、公選議院の弊害が我が国全体を覆い尽くして証拠以外の何物でもない。これを生み出した元凶は、鳩山由紀夫のように激振しユーロのように乱高下する内閣支持率に象徴される不安定な国民世論そのものである。この国民世論の不安定性と一体不可分である日本の政党政治の不安定性と混乱は、菅内閣の退陣後、ますます酷くなりこそすれ、決して鎮静することはないだろう。
1788年2月27日にジェイムズ・マディソンとアレグザンダー・ハミルトンがパブリアスという匿名を使いニューヨーク市のインデペンデント・ジャーナル紙上に第62篇「上院の構成」を発表し合州国憲法制定の必要性を訴えたのは、他でもない当時のアメリカ自身が「不安定な諸邦議会と混乱した国情に乗じた投機に関心を持っている国々の餌食になっている」ことに危機感を抱いていたからである。
それから100年後の我が国では、伊藤博文が大日本帝国憲法の起草にあたりザ・フェデラリストを繰り返し熟読して枢密院帝国憲法制定会議に臨んだのに、帝国憲法の施行(1890年11月29日)からちょうど120年目にあたる2010年11月の我が日本国は、222年前のアメリカと同じ危機に直面している。それなのにマスコミに登場する有識者と称される連中は危機の本質を指摘しない。
我が国の危機の本質は、日本国憲法の規定する国会の分割方法と権能の配分が狂っており、参議院が「人民によって頻繁に選挙される定数の多い議院(衆議院)と人民それ自体に共通する多くの欠陥」を抑制する上院の役割を果たすための権能と構成を持っていないことなのである。衆議院の欠陥を矯正しカウンターバランス(均衡)を取らなければならない参議院が、衆議院と同じ公選議院の弊害に覆われているのだから、全く話にならない。
GHQはポツダム宣言を蹂躙して陰湿卑劣かつ空前絶後の検閲を実施し、日本国民から表現の自由と知る権利を剥奪したのだから、GHQの対日占領作戦は、「日本国国民の間に於ける民主主義的傾向の復活強化に対する一切の障礙の除去」ではなかった。
GHQが行った日本国憲法の制定は、「日本国国民の間に於ける民主主義的弊害の復活強化に対する一切の障礙(貴族院、枢密院、皇室自治)の除去」であった。
<関連ページ>
・日本民主主義の起源「五箇条の御誓文」と大日本帝国憲法
・貴族院は敗戦後消滅し参議院に継承された。しかしノブレス・オブリージュを本分とした貴族院の存在意義は後者に継承されることはなかった。かつて帝国議会の一翼を担った貴族院の足跡をたどり、その歴史的意味をさぐる貴族院の真実
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公選議院の弊害を矯正する機能を欠いた日本国憲法という混乱魔法メダパニの呪縛から日本国を解き放つザ・フェデラリストの叡智を広く有権者に伝えるために、一日一押人気ブログランキングをクリック願います。
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