所長はこれから1927年3月の南京事件を想起した。これは、蒋介石の率いる国民革命軍が北伐の途中に南京へ入城した際、国民革命軍に紛れ込んでいた中国共産党の工作員が蒋介石の失脚を狙い、外国領事館や外資系工場、外国人住宅を襲撃し、暴行と略奪の限りを尽くした事件である。
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森岡正平領事は、国民革命軍の入場の際、不測の事態が発生しても日本側の防備兵力が少なく「無抵抗主義」で対処する以外に方法はない、むしろ中国側を刺戟しないようにすべきだと考え、日本領事館を警備する海軍陸戦隊の荒木亀雄大尉に武装撤去を求めた。さらに森岡領事は、軍装が中国側を刺激する恐れがあるという理由から荒木大尉に各兵の階級章及帽子のごとき軍人の標識を一時取り去ることを要請した。結果は大失敗であった。
逐次耳に入るところの事件の真相は悲憤の種だった。英米仏の軍艦はついに城内に向けて火蓋を切ったのに、わが駆逐艦はついに隠忍した。しかも革命軍は、日清汽船の客船に乱入して、これを破壊し、わが艦を目標として射撃し、げんに一名の戦死者を出しておる。
荒木大尉以下十二名の水兵が城門で武装を解除された。在留外人は全部略奪され、某々国の何々が殺された。わが在留民全部は領事館に収容され、しかも三次にわたって暴兵の襲撃を受けた。領事が神経痛のため、病臥中をかばう婦人を夫の前で裸体にし、薪炭庫に連行して二十七人が輪姦したとか。
三十数名の婦女は少女にいたるまで凌辱せられ、げんにわが駆逐艦に収容されて治療を受けた者が十数名もいる。根本少佐が臀部を銃剣で突かれ、官邸の二階から庭上に飛び降りた。警察署長が射撃されて瀕死の重傷を負うた。抵抗を禁ぜられた水兵が切歯扼腕してこの惨状に目を被うていなければならなかった、等々。
しかるに、だ、外務省の広報には『わが在留婦女にして凌辱を受けたるもの一名もなし』ということであった。南京居留民の憤怒は極点に達した。居留民大会を上海に開き、支那軍の暴状と外務官憲の無責任とを同胞に訴えんとしたが、それすら禁止された。等々。実にこれが幣原外交の総決算だったのである(ある軍人の自伝-佐々木到一著)。
この南京事件以降、中国側の不法なる反日、侮日、抗日運動は激化し、それに対して在支および在満の邦人居留民を中心に日本国民の怒りと憤りが昂じていき、それらを背景に1931年9月18日、ついに関東軍が軍事行動を起こしたのである。5日後の23日、若槻首相は、
「出兵したあとで経費をださなければ、兵は食うものもないことになる、それにこれを引き上げるとすれば、一個師団くらいの兵力で非常な冒険をしている関東軍は、絶滅されるようになるかも知れん。南(陸軍大臣)や金谷(参謀総長)が困るだけでなく、日本の居留民たちまでひどい目にあうに違いない」
と判断し、首相権限をもって予備費から朝鮮軍の越境攻撃のための経費支出を決定した。若槻内閣が満州事変の拡大を追認したのである。そして張学良の軍閥を木っ端微塵に粉砕し広大なる満州を制圧した日本軍の快進撃を目の当たりにした日本国民の間では、1920年代に流行したエロ・グロ・ナンセンス嗜好と反軍思想が雲散霧消してしまった。ここに幣原の協調外交は自滅し、若槻内閣は総辞職を余儀なくされたのである。
衆議院で中島知久平代議士がロンドン条約のおかげで国防が危うくなるのではないか、と質問した際、幣原外相は、
「現にこの条約は御批准になっております。御批准になって居るということをもって、このロンドン条約が国防を危うくするものでないことは、明らかであります」
と昭和天皇に責任を転嫁するような詭弁を弄したために、議場では「天皇に責任を帰し奉るとは何事か」「単なる失言ではない」「ノーノー取り消しではすまぬ、総辞職せよ」「国賊」「売国奴」という怒号が沸き起こり、幣原外相が発言を取り消すまで毎日のように与野党の乱闘が続き、当時の世論は衆議院を「醜議院」と揶揄し、多くの国民は政党政治に失望していった。
いま菅民主党内閣のやっている事は満州事変前の民政党内閣の劣化コピーであり、仙谷由人のごときアカに塗れた汚い民主党議員が多数の議席を占める現在の衆議院はさしずめ「醜議院」にして「臭議院」であろう。
彼らは窃盗犯の狂人ルソー・マルクス・エンゲルス・レーニンおよびスターリンの反日的歴史観であるコミンテルン32年テーゼを信奉する左翼痴識人の政治思想書を読み耽り、まともな近代経済学書や実証史学書を読んでこなかったから、菅直人は、民主主義とは国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の一党独裁のごとき委任独裁と勘違いしたまま、そして消費性向と乗数効果を知らないまま、内閣総理大臣となり、菅内閣は過去のあやまちを繰り返す。
ゲバ棒を振るい暴れまわった全共闘運動に参加した彼等はGHQ発禁本大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義に巡り合えなかったから、ソ連および中国共産党の勢力拡大に奉仕した大東亜戦争とソ連を模倣した上からの国内革新であった日本の戦時体制を全否定しながら、革命を夢想する無限のルーピーズと化し、民主党のアカにまみれた臭議院議員は東アジア共同体なる日本の戦時スローガンを振りかして東アジアの国家社会主義ドイツ労働者党である中国共産党に媚び諂い、日本国民の憤激を被り自滅していく。
彼らの経歴と言動は、まさにショーペンハウエル

「悪書は精神の毒薬であり、精神に破滅をもたらす」(読書について)
我々歴史学徒の役目は、日本国民が平和ボケから覚醒して我が国が富国強兵政策を採る際に、我が国の軍事力が外国勢力に悪用されないように、スターリンの対日情報工作を世間一般に広め、機密を扱い国策を立てる政府軍首脳を厳重に監視するスパイ防止法の必要性を有権者に訴えていくことである。
・田母神歴史エッセイの根拠が遂に邦訳刊行!アメリカ陸軍保安局(国家保安局NSAの前身)のソ連暗号電文解読作戦ヴェノナ

<現在の日本政府は頼りにならない!我々有権者が周辺諸民族の絶滅を狙う中国共産党から日本の女性と子供を守るしかない!>
・民主党マスコミ中国人の悪行を見逃さない録音および水中撮影可能な腕時計型ビデオカメラ 2010年最新モデル8GBを身につけておくと、街宣デモを行い親中派の警察官に逮捕されたときに、冤罪を回避できます!

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