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アメリカ共産党とコミンテルン-地下活動の記録/H・クレア、J・H・ヘインズ、F・I・フィルソフ著/五月書房/2000年4月28日第1刷発行の目次
日本語版への序文
まえがき
謝辞
文書についての凡例
用語集(個人および組織)
アメリカ共産主義関係年表
第1章 背景
アメリカ共産党小史
アメリカ合衆国共産党の秘密活動
ジョセフ・マッカーシーの問題
歴史学的議論
第2章 秘密活動の性癖:1920年代から1930年代初期
コミンテルンと秘密活動
・ジョン・リードと秘密資金
・ジュリアス・ハマーとアーマンド・ハマー
・その他の秘密連携
汎太平洋労働組合書記局
・アール・プラウダーとアジアにおける地下活動
・ハリソン・ジョージと汎太平洋労働組合書記局の秘密活動
・アグネス・スメドレー、コミンテルンの工作員
第3章 アメリカ合衆国共産党の秘密組織:初期の活動
アメリカ合衆国共産党による秘密組織の創設
・J・ピーターズと秘密組織。1932-1938
・ルディー・ベーカーがJ・ピーターズと入れ替わる
・ワシントンの共産党地下組織、1933-1943年
・ウェア・グループとラフォレット委員会
・ピーターズとワシントンの情報提供グループ、1943年
・国務省極秘書簡を複写する、1936年
第4章 秘密組織の拡大
ルディー・ベーカー指揮下の秘密組織、1938-1940年
イデオロギー的偏向分子およびその他の敵との戦い
・内部の敵を根絶する
・党の敵を根絶する
・イデオロギー的一致の強制
・マックス、故国に戻ろうとしなかった情報部員、1939-1942年
スペイン内戦における偏向分子と不良分子に対する闘い
・バートラム・ウルフの監視、1937年
・アルバート・ワラックの死、1938年
・ エイブラハム・リンカーン大隊の「不審人物と逃亡者」
第5章 秘密世界のもう一つの側面
アン・キャドワルダー・コールズ、秘密の世界に暮した南部の芸術家
アメリカ人共産主義者とソビエトのラジオ宣伝活動、1937-1942年
・ウィリアナ・バローズ、ニューヨークの教師でソビエト・ラジオの宣伝活動家
国際レーニン学校のアメリカ人学生たち
・赤軍の征服を着たアメリカ人共産主義者、1936年
第6章 アメリカ合衆国共産党、秘密組織、NKVD
第二次大戦における「ブラザー・サン」ネットワーク
・「ブラザー・サン」ネットワークとソビエトスパイ
・モリス・コーエン、原爆スパイ
・コミンテルンのために日本人カードルをスカウト
アール・ブラウダーとNKVD
・NKVDの見張り役としてのアール・ブラウダー、1940年
・マーガレット・ブラウダー、NKVDの工作員、1938年
・イレーヌ・ブラウダー、「非常権力」を握った政治委員
・アール・ブラウダーの言うホワイト・ハウスへの「裏ルート」
第7章 第二次大戦を戦うアメリカ共産党の地下組織
アメリカ合衆国共産党、OSS、ソビエト情報機関
・OSSのために国際旅団の元兵士を徴募する、1941-1945年
・ユージン・デニス、ウィリアム・ドノバン、OSS・OWIへの潜入
モスクワのアメリカ大使館に関する通報、1942-1943年
第8章 ソビエト情報機関とアメリカ人共産主義者、1942-1945
NKVDとGRUによるアメリカ人についての問い合わせ
・ジュディス・コブロン、ソビエトのスパイ
・アルバート・ファイアーベント、ソビエトの工作員
・エドモンド・スティーヴンス、ピューリッツアー章受賞の新聞記者
・國際旅団の元兵士たち
・OSSと国務省の職員
エリザベス・ベントレーとパーロ・グループ
ウィテカー・チェンバースの信憑性
第9章 結論
付録A 文献資料について
付録B 党の組織について
訳者あとがき
文献案内
索引
日本語版への序文
本書が1995年に出版されると、世間の大きな関心と注目が本書に集まった。アメリカ合衆国に共産党の地下組織が存在していたことが文書で示されたことは、本書をめぐる一連の論争へと人々を駆り立てた。論争は今日まで続いている。
アメリカにおけるソビエトの諜報活動を照らし出す新たな証拠も現れてきているが、そうした事実に対しても、われわれの解釈は十分な有効性を持ち続けているものと、われわれは確信している。
おそらく、われわれの本でもっとも論議を呼ぶ部分は、バーベル・フィチン将軍と内部人民委員部(NKVD)が、スパイを徴募する場としてコミンテルンとアメリカ合衆国共産党を利用したことを示唆する資料であろう。
エリザベス・ベントレーは後に彼女のスパイ連絡網のメンバーであるとして何人かのアメリカ人を名指ししたが、そのアメリカ人に関して情報を求めているフィチンのメモは、その後に行われたベントレーの証言に高い信憑性を与えるものである。また、それ以外のメモも、アルジャー・ヒスを直接示唆するようなものは何も発見できなかったとはいえ、諜報活動についてのウィテカー・チェンバースの話を間接的に支持するものである。
最後に、われわれは、共産党の地下組織とソビエトの原爆スパイとの間につながりがあったことを論じた。すなわちスペイン内戦におけるエイブラハム・リンカーン大隊のアメリカ人志願兵で、ソビエトのスパイとして知られ、アメリカ共産党の地下組織の無線担当情報部員であったモリス・コーエンのことである。この点については、われわれも部分的な誤りを犯していたことが判明した。
モリス・コーエンは、ルイスというコードネームを持ち、無線技術者としての訓練を受けていたが、地下組織の無線技術者であった同名のルイスとは別人であった。しかし、原爆スパイと地下組織の間のつながりは、われわれが考えていたよりもはるかに大規模であった。
本書が出版されてまもなく、われわれは、上院議員のダニエル・モイニハン(民主党、ニューヨーク選出)に新しく設立された政府機密の保護および削減に関する委員会で証言するように求められた。
われわれは、ロシアの文書保管所でわれわれが発見したものと、本書でも簡単に触れた、久しく秘密とされていたベノナ文書との間の関係について証言を行った。ベノナとは、アメリカによる第二次大戦中のソビエト暗号解読作戦に付けられたコードネームである。
われわれは、アメリカ人の学者が、ロシアの文書保管所でベノナ作戦計画とソビエト諜報活動に関係する資料を見つけることができたのに、アメリカの文書保管所ではベノナ文書が依然として非公開のままであるのは皮肉であると述べた。先の委員会のメンバーの中には、新しく任命されたCIA長官のジョン・ドイッチュがいたが、彼はベノナ資料の公開を検討するようにというモイニハンの要求に同意した。
この間、アメリカの知識人たちの間から、ベノナ資料を機密扱いから外すべきだという声があがった。ベノナ作戦計画自体は1980年に中止されている。1995年7月、本書が出版されてちょうど2、3ヶ月後に、ベノナ資料の第一弾が公開され、それから2年の内に、国家安全保障局は、5000頁以上にわたる2900通以上の解読されたソビエト情報を公開した。
われわれが本書に収録していたいくつかの文書が、ベノナ資料のなかに再び姿を現した。意味が不明瞭ないし曖昧であった文書は、いまや理解可能なものとなった。ベノナ文書のなかで政府の暗号解読官が理解できなかったものは、われわれがロシアの文書保管所で発見した資料によって解明の糸口が与えられた。
われわれは、つい最近、イエール大学出版局からもう一冊の本、『ベノナ:アメリカにおけるソビエト諜報活動の解読』を出したところである。この本は、新たに公開された文書とその意味するところを詳細に検討したものである。
きわめて重要なことは、アメリカ合衆国共産党がアメリカ政府機関に浸透し、秘密情報を盗むうえでソビエト諜報機関の中心的なパートナーとして奉仕していたという事実である。
300人以上のアメリカ人が第二次世界大戦期にソビエト情報部のために働いていた。そして、そのうちの圧倒的多数が共産主義者だった。アメリカ共産党の地下組織がそうした人々を徴募し、彼らを調査し、ソビエト情報部員との連絡を支援した。
アール・ブラウダー(所長註、1934年から1944年までアメリカ合衆国共産党書記長)が行った重要な支援活動の一つはソビエト情報部との連絡および調整であった。彼は、ジュリアス・ローゼンバーグと密接な連絡を取っており、彼の原爆スパイ活動を知っていた。そして、彼から党費さえ徴収していた。
ベノナ暗号電報の一つは、アルジャー・ヒスが1945年までソビエトのスパイであったことを明白に立証している。
この間、ロシアの文書保管所から、さらに多くの資料が漏出している。アラン・ウェインスティンとアレクサンダー・ヴァシリエフが限られたKGB文書を利用しながら「とりつかれた森The Haunted Wood」という本を書いている。彼らの発見は、本書やベノナ文書が発見したものと整合的である。
エドワード・エプスティンは、ロシアの文書保管所にある膨大な資料を用いてアーマンド・ハマーの伝記を出版した。彼は、ハマーが何年もの間、ソビエト資金のマネーロンダリング(資金洗浄)に携わっていたと結論づけて、われわれの議論を確認し、その意義を敷衍した。
1997年末、アメリカの国家安全保障局にあたるイギリスの情報機関GCHQは、コミンテルンの短波無線による何千通もの解読済みの通信文書を公開した。1930年代のGCHQの前身機関が1934年から1937年までの通信を傍受し、「マスクMask」というコードネームの作戦計画でコミンテルンの暗号を解読していたのである。
これらの通信もまた、われわれが明らかにした情報と重なり合い、それを発展させるものである。
この5年間にソビエト諜報活動の全貌が次第に明白になってきているにもかかわらず、特定の作戦や活動に関するわれわれの理解には、依然として多くの空白が残されている。
これまで閉じられていた文書保管所が多くの研究者の利用に向けて開かれるにつれ、そして、新たに発見された事実がこれまで知られていた資料と結びつくにつれ、この歴史の魅力的な一頁の全容がますます明らかになるであろう。
われわれは、本書が日本語で読まれるようになることで、日本で展開された、あるいは、ソビエトの諜報活動に日系アメリカ人を利用することで展開されたコミンテルンとアメリカ共産党の秘密活動に関してはもちろん、汎太平洋労働組合書記局とその活動に関しても、われわれの知識の空白をいささかでも埋める方向に向けて研究者の意欲が刺激されることを望んでいる。ハーベイ・クレア
コミンテルンが解散した1943年、モスクワから750マイル東のウーファという町の近くにある外国人共産主義者のためのコミンテルンの学校に入っていたドイツ人青年ウルフガング・レオンハルトは特殊な任務を与えられた。
コミンテルンの文書保管所は、ナチス軍がモスクワに迫った時にウーファに移されており、レオンハルトは混乱した資料を整理し直す学生の1人だった。彼に与えられた任務とは、アメリカ共産党の記録の整理であった。
ソ連はこの種の資料の存在自体を認めていなかったが、ソ連の崩壊後、ロシア現代史文書保存・研究センターは膨大なコミンテルンの機密文書を公開した。
H・クレア、J・H・ヘインズ、F・I・フィルソフは1991年から、センターの文書係が作成した検索手段を使って有力候補を絞り込み、数千ページの文書を収録したコミンテルンとアメリカ合衆国共産党のファイルを1000点以上調査し、それらから重要な機密文書92点をこのアメリカ共産党とコミンテルン―地下活動の記録に掲載した。
読者に反論の余地を与えない、それらの生々しい機密資料が暴露した歴史の真実は、アメリカ共産党の秘密組織が、アメリカの情報活動および秘密諜報活動を統括していた戦略事務局(OSS、CIAの前身)をはじめアメリカ政府内部に深く浸透し、コミンテルン、ソ連秘密警察NKVD(KGBの前身)と密接に連携しながら、ソ連の諜報活動に奉仕していたことである。
それと渾然一体となったアメリカ共産党の地下活動は、労働運動への浸透から、ゾルゲ機関の結成(宮城与徳の日本への帰国)、アグネス・スメドレーへの支援、日本共産党の再建への協力、在米邦人協力者の獲得、スペイン内戦に参戦したコミンテルン国際旅団のアメリカ人義勇軍3300人(約80パーセントが共産主義者)の移送、トロツキーの殺害、独ソ戦勃発後におけるアメリカ合衆国のソ連への援助とヨーロッパ戦線へ軍事介入、原爆情報の盗取にまで及んでいた。
しかも以上はソ連の対米諜報謀略活動のほんの氷山の一角に過ぎないという。依然としてソ連秘密警察とソ連軍参謀本部情報部の保管していた膨大な機密記録文書がロシア政府によって封印されているからである。
アメリカ共産党党首のアール・ブラウダーは、共産主義者に対するソ連秘密警察の監視役を務め、いわば日本共産党の指導者である野坂参三と同じ役回りを演じていた人物である。
だからアメリカ共産党は党本部のあるニューヨークからNKVDを経由してモスクワに多くの暗号電文を発していた。これがアメリカ陸軍保安局(国家保安局NSAの前身)に、それらの暗号電文を傍受し解読する機会を与えたのである。
またアメリカ共産党が宮城を日本に帰国させゾルゲ機関に参加させたことが、ゾルゲ機関が日本の警察によって摘発された契機になった。
我々歴史学徒は、結果的に現代史資料ゾルゲ事件とソ連暗号解読資料Venonaを後世に遺してくれた歴史の記録者として、アメリカ共産党を称えるべきなのかもしれない。
少なくとも非左翼人の日本国民は「アメリカ共産党とコミンテルン-地下活動の記録」の読了後に、コミンテルンの機密資料を発掘し、闇に覆われていた真実の一端を白日の下にさらした著者のH・クレア、J・H・ヘインズ、F・I・フィルソフに最大の敬意を表したくなるに違いない。
それと同時に1950年に刊行された戦争と共産主義-昭和政治史秘録が、今なお「アメリカ共産党とコミンテルン-地下活動の記録」と同等の水準を保持していることに気付き、著者の三田村武夫の偉大な歴史能力に改めて敬服するであろう。
しかし残念なことに、戦争と共産主義の復刻版は一般書店に流通しておらず、またアメリカ共産党とコミンテルン―地下活動の記録の日本語版は、アマゾンおよび楽天では販売されていない。
さらに不思議なことに、ハーベイ・クレアらアメリカの歴史家によって公刊されたVenona研究書の日本語版が何故か一向に刊行されない。
所長が刊行を知らないだけなら良いが、中川八洋氏の「正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒」や「「名著」の解読学―興国の書・亡国の書」によると、我が国の左翼勢力はルソー・マルクス・レーニン主義を信奉する自分たちの立場を危うくする欧米保守主義思想の邦訳出版を妨害しているという。
また左翼知識人は、出版社を脅迫する常套手段として、自分の版権の引上げをちらつかせては、自分が嫌悪する本の出版を妨害するという。実際に朝日新聞社は、版権を盾にとって「読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事(リヨン社)」を事実上の発禁処分(本当だ

このままでは本当に「知らぬ者は日本人ばかりなり」という事態になりかねない。故に所長は「アメリカ共産党とコミンテルン-地下活動の記録」日本語版の目次と日本語版への序文を紹介しておいた次第である。
<関連文献>
・機密指定解除 歴史を変えた極秘文書
・ベノナ:アメリカにおけるソビエト諜報活動の解読
・とりつかれた森

せっかく田母神歴史エッセイが世間を騒がせたのだから、今こそ産経新聞社あたりがVenona研究書の日本語版を出版すれば田母神俊雄氏の自らの身は顧みずに続いてベストセラーになるだろうに、と思う方は、読了後に是非とも、ブロガーに執筆意欲を与える1日1押人気ブログランキングをクリック願います。
<関連記事>
・田母神俊雄エッセイの根拠論文-2006年正論8月号
【不況だからこそカルトに注意しましょう】
・マルクス教、統一教会、創価学会等々あらゆるカルトを粉砕し日本人を救い出します-色即是空・空即是色の空理論を簡単に悟らせる日本人のための宗教原論と鎌倉時代に書かれた日本最高の仏教はやわかり八宗綱要とを履修した者が帰ってきたウルトラマンのような般若心経ブレスレッド

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小生も、先日やっとタルモン『フランス革命と左翼全体主義の源流』を入手しました。これも復刊投票は100票を超えているのに、さっぱり復刻されません。
ちなみに、一橋大学教授・加藤哲朗著『情報戦と現代史―日本国憲法へのもうひとつの道 』花伝社は、アメリカ共産党研究に役立つ一冊です。