沢田研二の我が窮状とサムライ

　憲法改正社の静流さんが沢田研二の真実を暴露して、google八分の憂き目に遭ったとか。googlの検閲基準は不明だが、酷い。

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　第一大戦後のヨーロッパに蔓延した反戦平和主義がヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党（ナチス）を台頭させたのだから、ナチスに憧れていた？沢田研二が占領憲法有効護憲派第９条真理教に入信して「我が窮状」を歌うのは、自然の成り行きだろう。

　周知の通り、第９条真理教団は東アジアの国家社会主義ドイツ労働者党―中国共産党と北朝鮮労働党に奉仕する反日左翼勢力なのだから。しかもゲッベルスの「ウソも百回言えば真実となる」のスローガンよろしく歌詞にウソを混ぜている。

「我が窮状」／作詞：沢田　研二，作曲：大野　克夫

麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ

麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない

この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう

　大戦の末期、多くの日本軍将兵が自分の命と引き換えに、連合軍に大打撃を与えて、連合国の対日政策を無条件降伏政策から有条件降伏政策に変更させ、我が国にポツダム宣言という恩恵をもたらした。

　そして占領憲法と東京裁判に代表される占領軍の対日占領作戦はポツダム宣言を蹂躙するものだったから、我が国から国防能力を剥奪する占領憲法の護持を叫ぶことは日本軍将兵の死を無駄にして英霊を涙に濡らす愚行以外の何物でもない。

　まぁ宮澤俊義の八月革命論以来、虚偽は護憲派の生業（なりわい）だから、それにいちいち憤っても仕方がない。それより歌謡界を代表する人気歌手の沢田研二がテレビでハーケンクロイツの紋章を身にまといサムライ（1978）という歌を熱唱していたことに、平成世代の若者は驚くのではないだろうか。

▼沢田研二　サムライ（畳ver）


　1978年から1980年代前半の日本は、今よりも、おおらかで自由な時代であった。なぜなら日本の左翼勢力は滅亡寸前に追い込まれたからである。
　
　ベトナム戦争に勝利した親ソ派のベトナムが親中派のポルポト派が支配するカンボジアへ侵攻し、ポルポトの大虐殺が世界中に知れ渡り、共産中国がポルポト派を支援しベトナムを懲罰するためにベトナムを越境攻撃した。

　日本の左翼勢力が崇拝していたベトナムと共産中国の間に戦争が勃発したのだから、日本の進歩的文化人の脳みそは麻婆豆腐のようにグチャグチャボロボロに砕け散った（彼等の錯乱状態は稲垣武氏の「悪魔祓い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任に詳しい）。そして共産中国の鄧小平がソ連を牽制するために日本政府に軍備拡張を要求し、ソ連がアフガニスタンに侵攻した。

　日本の左翼勢力が喧伝していた革新勢力（社会主義、共産主義、マルクス・レーニン主義）＝平和主義勢力という図式が完全崩壊し、それらの国際情勢は日本国内では自民党の圧勝という選挙結果を生み出した。当時の朝日新聞社は、革新勢力の衰退を悲しみ、迫り来る軍靴の足音すなわち憲法の改正と国軍の創設に脅えていた。

　そこで間違いなく左翼人であろう富野由悠季が改憲を阻止するために（富野本人が告白していた）視聴者とくに日本の子供に戦争の悲惨さ－富野の言葉を借りれば修羅の連続－を刷り込む洗脳アニメ機動戦士ガンダムを制作したのである。

　ガンダムの中では、あからさまにナチスドイツと日独軍を連想させるジオン公国とジオン軍が独裁体制を敷き、地球連邦に独立戦争を挑み、地球連邦国民を大虐殺した後に無惨な大敗北を喫するが、これは憲法改正と国軍創設後の日本の行く末を暗示して子供を恫喝しながら洗脳していたのである。

　ガンダムはTBSのBLOOD+やコードギアス 反逆のルルーシュとは比較にならないほど政治的に偏向した洗脳アニメであった。しかし実際に左翼勢力の復活させた契機は1982年の文部省検定誤報事件であり、ガンダムは一大ブームを起したものの、無数の子供をミリオタに育て、ついに占領憲法の無効を唱える所長のような鬼子を生みだしてしまった。

　だから富野由悠季はだんだんとガンダムに対する愛情を喪失していき、ガンダムに止めを刺す作品－逆襲のシャア（1988）を発表した。これが皮肉にもベルリンの壁が崩壊する直前に証明したことは、人類の革新思想－ユートピア思想と言い換えてもいいだろう－の行き着く先が、架空の世界でも、崇高な理想のために手段を選ばない独善的かつ狂信的な指導者（シャア・アズナブル）を生み出し、最悪の破壊と虐殺を引き起こすということだった。

　これは、まさにリアルロボットアニメという分野を開拓したガンダムに相応しい終焉であった。

　これ以降、富野の制作するガンダムの続編アニメはガンダムの名を冠しながらそれまでのガンダムとは別の作品となり、現在は、富野由悠季よりも深く、ガンダムを愛し、ガンダムに詳しい福井晴敏がいわば富野の尻拭い役を務めてガンダムを再構成し、宇宙世紀の終わりに続いて宇宙世紀の始まりを創作し、アクシズの落下を阻止した不可思議なオーロラの正体を補足説明している訳です。

　因みに赤い彗星の再来フル・フロンタル専用機の赤色は、左翼のアカではなくレッド・バロンこと第一次世界大戦時のドイツ軍の撃墜王赤い男爵「フォン・リヒトホーフェン」にあやかったものです。

　史上最高のガンプラになりそうなシナンジュVer.Kaの可動範囲がスゴイ！！



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　「憲法改正議論に参加する資格―憲法政治公民の教科書憲法義解を取得し所長の憲法改正案を読み、日本の誇りを条文に埋葬した欺瞞のマッカーサー占領憲法を斬り捨てる！
　
　今こそ日本国憲法無効宣言―改憲・護憲派の諸君！この事実を直視せよ！」

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Comments

大変ご無沙汰しております。

富野さんの世代はサヨクが多いですからね。
戦争の悲惨さ（＝改憲阻止）を訴えたかったわりには、ジオン軍の方が人間味のあるキャラが多くて、それで富野さんの狙いが外れてしまったのでしょうね。

コードギアスやガンダムSEEDなどは私も監視しておりまして、やはり竹田靑滋は反米サヨクアニメで子供たちを洗脳しようとしているのでしょうね。

しかし、まあ、なんでしょうね、コードギアスは。フレイヤ（＝核兵器）をトウキョウ租界や帝都ペンドラゴンにぶち込むわけですが、要するに、ニッポン人なんて核兵器でぶっ殺しちまえ！ブリタニア人（＝アメリカ人）なんて核兵器でぶっ殺しちまえ！ということですかね？それが、奴らの願いですか？

反戦平和主義者の正体がよくわかる、とってもわかりやすいアニメではありました（笑）。

私も、反戦反米サヨクアニメによる洗脳について一筆書きたかったのですが、私のブログは既に死んでいるので（笑）、ここに書かせていただきました。

よいお年をお迎えください。

Posted by saratoma at 2008年12月22日 22:32

　saratomaさん、お久しぶりです。

＞コードギアスやガンダムSEEDなどは私も監視しておりまして

　監視？本当はアニメが好きなだけじゃないですか（笑）。コードギアスは深夜にやっている時に何回か見ましたが、つまらなかったです。

＞よいお年をお迎えください。

　有難うございます。saratomaさんも、よいお年をお迎えください。　

Posted by 便利屋こと所長 at 2008年12月23日 23:07

こんばんは。

>監視？本当はアニメが好きなだけじゃないですか（笑）。

いえいえ、監視なんです、監視（笑）。

>コードギアスは深夜にやっている時に何回か見ましたが、

深夜に放送していたのは前半ですね。

>つまらなかったです。

面白かったじゃないですか、ユーフェミアがニッポン人を無差別大量虐殺して。

本当に、竹田靑滋くんは日本人を殺したくて殺したくて仕方がないのでしょうね。

でも、現実の世界で殺すわけにはいかないので、アニメで日本人を殺してやったニダとかいって、悦に浸っているのでしょうね（笑）。

私にとっては、反日反米サヨクアニメを鑑賞するのは、アサヒの社説を読むのと同じように笑えることなのです。

Posted by saratoma at 2008年12月25日 02:56

　saratomaさん、

＞面白かったじゃないですか、ユーフェミアがニッポン人を無差別大量虐殺して

　わかりません。私は、ほんの数回見ただけで、コードギアスは記憶にも印象に残っていません。

＞私にとっては、反日反米サヨクアニメを鑑賞するのは、アサヒの社説を読むのと同じように笑えることなのです。

　うそうそ（笑）、saratomaさんは本当はアニオタ（ry

Posted by 便利屋こと所長 at 2008年12月27日 20:43

こんばんは。

>わかりません。私は、ほんの数回見ただけで、コードギアスは記憶にも印象に残っていません。

是非、一度ご覧になってください。反日反米サヨクのおバカぶりがよくわかるアニメです。

おそらく、竹田靑滋は日本（人）とアメリカ（人）が世界平和の敵と思っていて、だから殺してしまえとなってしまうのでしょう。

「だったらまずご自身が死んでみたらどうですか？」と言ってみたくなるのですが、不謹慎ですかね。

>>私にとっては、反日反米サヨクアニメを鑑賞するのは、アサヒの社説を読むのと同じように笑えることなのです。

>うそうそ（笑）、saratomaさんは本当はアニオタ（ry

いえいえ、違うんです。監視ですから（笑）。

それに、ＨＮからわかるとおり、アニメよりもゲームの方が好きですね。

でも、最盛期には毎日３０００以上もアクセスがあったのに、誰一人としてＨＮについてはツッコミませんでした。

あまりメジャーじゃなかったのでしょうか…。

Posted by saratoma at 2008年12月29日 01:51

そういえば、ゆうきまさみ氏がパロディ作家時代に「国」がガンダムの検閲に来たので、アムロを「地球連邦の為に戦う少年」というフィルムを作って「これで良し」と帰ったあとにそれを破棄しちゃつて元通りの自分の作りたい作品を作ったというネタがありましたね。

ガンダムが反戦意思を植え付けるアニメとは気がつかなかったです。

どちらかというと左翼の人は批判していた気がしたので。

Posted by 安保　仁 at 2008年12月29日 12:46

　saratomaさん、＞誰一人としてＨＮについてはツッコミませんでした。あまりメジャーじゃなかったのでしょうか…。

　私もわかりません＞＜。

　安保仁さん、コメント有難うございます。富野は、子供に洗脳と気付かせないために、余りに巧みな演出やストーリー、舞台設定を施しすぎて、洗脳に失敗したということではないでしょうか。

　それに政治とか歴史にある程度知らないと、ガンダムのテーマである「人の革新」という言葉の生々しさに気付かないですよね。

Posted by 武器屋こと所長 at 2009年01月02日 19:35

所長さま、はじめまして。
以前に何度がお邪魔させていただいていたことはあるのですが、当時は所長さんのブログ内容が、さっぱりわかりませんでした。

再び、いのししサンのブログからやってまいりまして、今、とても勉強になっています。ジュリーのファンでしたので（笑）とてもショックです。

これからもお邪魔させていただき勉強します。よろしくお願いします。

Posted by アイサイ at 2009年02月23日 16:23

　アイサイさん、コメント有難うございます。そうでしたか。しかし無効論者支持者が確実に増えて、まことに喜ばしいことです。

　もっとも私自身は心変わりしまして、占領憲法無効・帝国憲法改正支持者から、もっとシンプルな占領憲法無効･帝国憲法復元支持者になりつつありますが。

　こちらこそよろしくお願いします。

Posted by 武器屋こと所長 at 2009年02月25日 23:23