2025年02月19日

USAID閉鎖は文化大革命-成田悠輔は仙谷由人と同じ穴の赤いムジナ

 鳩山内閣の仙谷由人行政刷新担当大臣は、2010年12月9日のテレビ朝日『スーパーモーニング』内で、民主党政権の事業仕分けについて「事業仕分けで文化大革命が起こってますよ」と発言した。

 経済学者の成田悠輔は、2025年2月16日のTBS「サンデー・ジャポン」内でアメリカのトランプ政権の事業仕分けである米国国際開発局(USAID)の停止を「中国の文化大革命に近い」と話した。

 東京大学は珍妙なエリートを次から次へと排泄する。続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | もろもろ時事評論 | 更新情報をチェックする

2025年02月15日

東條内閣が日米開戦を回避できなかった単純明快な理由

 昭和16年(1941)12月16日、第78回帝国議会において東條英機総理大臣が国民に説明した我が国の開戦理由は、アメリカ政府の対日最後通牒ハルノート中の三つの要求「帝国の支那及び仏印よりの全面的撤兵、南京政府の否認、日独伊三国条約の破棄」が東條内閣には受け入れ難かったことである。

 東條内閣がこの三点の要求を受諾できない以上、日米和平交渉の成立と対日経済制裁の平和的解除は不可能になった。だから東條内閣は武力を発動して我が国の存立そのものを否定する対日経済制裁を打破すべく対米英(蘭)開戦を決断し、第78回帝国議会は対米英(蘭)戦に必要な法律案と予算案を承認したのである。

 ハルノート中の三つの要求「帝国の支那及び仏印よりの全面的撤兵、南京政府の否認、日独伊三国条約の破棄」は、三次にわたる近衛内閣の軍事外交政策の取り消しを要求していたのだが、東條内閣はこの要求を受諾できなかった。

 その理由はいろいろとあるが、最大の理由は、ゾルゲ事件に対する検察の追及が遅く甘かったことである。もし検察が国政の大混乱を恐れることなくゾルゲ機関の謀略活動を徹底追及し近衛文麿を逮捕していれば、政治家や軍人を含め当時の全日本国民に次のことが知れ渡った。

近衛内閣の軍事外交内政政策は、近衛文麿の最高政治幕僚である朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実によって美化され推進され正当化されていたのだから、それらは尾崎が目指した東亜新秩序(東亜共産主義社会)の実現に奉仕する政策であり、第二次近衛声明中の「東亜新秩序は日満支三国の提携で東亜に国際正義・共同防共・経済結合・新文化の創造を実現すること」は国民を欺く虚偽宣伝である。

・革新華族の近衛文麿は尾崎秀実の同志であり最凶最悪の売国奴である。

・次の鳩山一郎代議士(政友会)の日記(昭和十五年十一月一日の条)は正しかった。

 「近衛時代に於ける政府の施設凡てコミンテルンのテーゼに基く。寔に怖るべし。一身を犠牲にして御奉公すべき時期の近づくを痛感す」

 そうなれば東條内閣の閣僚と帝国議会の衆貴両院議員は驚愕し、自分達の余りの迂闊さを恥じ真っ青になって近衛内閣の軍事外交内政政策を取り消していた。そうすると「帝国の支那及び仏印よりの全面的撤兵、南京政府の否認、日独伊三国条約の破棄」は、アメリカ政府に要求される前に我が国の政府と議会によって自発的に実行された訳だから、日米の対立点はほぼ消滅し、アメリカ政府が対日経済制裁を継続する大義名分もまた消滅した。

 そして「帝国の支那よりの全面的撤兵と南京政府の否認」は、蒋介石政権が欣求し渇望していた対日和平条件であったから、直ぐに日中和平が成立し、蒋介石政権は、昭和14年に蒋が小川平吉に伝達していた通り、満洲帝国ではなく延安の中国共産党を攻撃し支那大陸の共産主義化を防いだ。

 そして「日独伊三国条約の破棄」が実現すると、日米開戦は米独開戦を伴わなくなり、イギリスとオランダが対日経済制裁を継続して日本の対南方武力行使を促し日米開戦を誘っても、アメリカの対ヨーロッパ参戦は実現せず、ただイギリスとオランダの植民地の存立が危うくなるだけだから、「日独伊三国条約の破棄」は「帝国の仏印よりの全面的撤兵」と日中和平の成立と近衛文麿の逮捕という衝撃とともにイギリスとオランダに対日経済制裁の解除を促しただろう。

 昭和16年10月15日から11月27日までの間に検察が近衛文麿を逮捕して近衛の正体を日本国民に知らしめていれば、我が国は対中米英蘭和平を実現しABCD包囲網を平和的に解除できたのである。すなわち我が国が支那事変を解決できないまま米英蘭に対して開戦した本当の原因は、治安維持法と防諜法の運用が余りに甘く緩く拙かったこと、ただそれだけのことなのである。 続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去を旅する歴史コラム | 更新情報をチェックする

2025年02月14日

戦時中のイヤイヤ期(2~4歳)の子供の扱い方

 愛育のこころ:こどもの保護と教養(愛育会著/三省堂/昭和十五年発行)258~259頁は、反抗期(イヤイヤ期)の子供を扱うコツについて次のように解説している。

大人との社会生活

 乳児の心の中における人の認識は、人の声を外の物音と区別して聞き分ける、人の表情を多少見分ける、家の人と他所の人との区別が分るという風に進んで行くのであるが、満二歳迄はその徐々な発達を見るのみである。

 しかし、満二歳乃至四歳頃までの年頃の幼児は、大人との社会生活において一転機に面している。

 それはこの年頃になると幼児に非常に反抗的になる時期が来ることがそうである。何を言われても必ず一応は「イヤ」と言ったり、言われた通りにしなかったりする。しかもその反面、自分のやりたい事は何処までも徹底的にやり通してしまうのである。この様に幼児が反抗的になって来るのは、子供の心が成長しつつある一つの段階であって反抗期と呼ばれる。

 この反抗期のよって起る理由は、この年頃の子供の心の中に「自分」という意識がはっきりと眼醒めて来るからであると言われる。「自分」がはっきりして来るから頑張るということが強くなって来るのである。

 この事を心得ていると反抗期の子供の扱いのこつは、無理に押さえつけないで、その「自分」に満足を与えるように、「お悧巧さんだから」「お兄さんだから」というように、おだてることに在ると言うことが考えられる。

 反抗期は子供の意志の発達にとって欠くべからざる時期であると言われる。故に扱い難いけれどもそのこつは一寸考えると何でもないことであると言えよう
続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 所長が選ぶ名著と迷著の紹介 | 更新情報をチェックする
左翼歴史学者が顔面蒼白次項有幻の名著!戦争と共産主義-大東亜戦争とスターリンの謀略の目次韓流を楽しくする朝鮮民族を読み解く7つの鍵古代史学者は韓国人のなりすましか継体新王朝説を斬る「歪められた日本神話」とんびがタカを生むスーパー日本人を育てる適才教育・戦後民主主義の終着点は家族の解体と日本国の滅亡-なぜマルクスレーニン教は地獄の門を開くのかバカげた舛添要一の女性女系天皇容認論ナチスを愛した沢田研二の窮状・日本の国益を破壊する朝から晩まで反日新聞の錯覚商法天照大神は男系(父系)の女神小林よしのりの欺瞞皇室典範の改悪と日本版「文化大革命」を促す
本当は怖い日本国憲法の話次項有福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答・日本国憲法の性格を映す災害基本法-菅直人が嘲笑される理由・韓国の邪悪な野望を打ち砕くアダム・スミスを超える日本の社会思想家・韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教諸君が愛してくれた日本国憲法は施行前に死んだ!なぜだ!?逆賊の憲法改正案に御用心憲法の本質を示す憲法改正の手続き神州不滅思想が妨害する真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策・神か人か天皇とは何か・恐るべき小沢一郎の憲法論日本がアブナイ!日本国憲法の改正が日本国の自殺になる理由・日本国憲法の追認を戒める昭和天皇のおほみうた昭和天皇と憲法改正-エセ民族派が行っている最悪の天皇利用旧宮家の皇室復帰意義は30年前の予言書が指摘する日本の最悪危機の克服・小泉内閣の大罪女系天皇は憲法違反
教科書が教えられない日本の近現代史次項有韓国が日本の皇室を侮辱する歴史的理由・在日パチンコに魂を売った朝敵歴代天皇を論外の男系カルトに貶めたギャグ漫画家堀栄三元参謀の情報戦記が触れない大本営の奥の院の所在と正体・軍紀厳正を誇った日本軍の強姦、韓国軍のレイプ、支那軍の洗城・ああ惜しかったふらふら大日本帝国唯一の勝機・あなたの知らない石原莞爾の対アメリカ政戦略吉田茂が現役復帰させた史上最悪の反日的日本人日本共産党の反日史観によれば志位和夫の祖父は慰安婦強制連行の実行犯・パル判決が語る朝鮮人慰安婦強制連行説の虚構浄土真宗親鸞原理主義者が隠蔽する本当は恐ろしい国家神道の正体日本経済を破壊する辛坊治郎の狂態・人間の屑集団マスゴミが隠蔽する南京大虐殺が法的に成立しない理由捏造と自虐の昭和史を打ち破る日本人に知られては困る歴史
日本人が元気になります!知らないと損する情報次項有・あなたの新聞定期購読は国民生活と国家経済の自殺経済失政はなぜ繰り返すのかインテル長友佑都が実践日本人の潜在能力を引き出すトレーニング方法読み書き運動が苦手なのには理由があった学ぶことが大好きになるビジョントレーニング人生の無駄遣いテレビの視聴を止めて実践すれば病み疲れた体を癒す力を呼び覚ます驚愕の気功法