2012年08月09日

衆議院選挙に臨む「國民の務め」ー現代日本の大人のための修身教科書

 衆議院の総選挙が近づいてきた。われわれ有権者はどのような心構えをもって選挙に臨むべきか。それは児童用尋常小学校修身書第四期(1934~1941)巻六(昭和十四年二月二十八日発行)の第十五「國民の務(其の三)」に書かれている。

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2012年07月21日

忘れてはいけない助言-明治天皇とグラント将軍

 アメリカ南北戦争で勇名を馳せて北軍総司令官となり、戦後には大統領(第18代)を二期務めたユリシーズ・シンプソン・グラント将軍は、1877年5月から世界漫遊の旅にのぼり、1879年(明治12年)6月、長崎に到着し、我が国の朝野から大歓迎を受けた。同年8月10日、明治天皇は浜離宮の中島の茶屋にグラント将軍を招き、議会・政治・外債・琉球問題・条約改正・教育問題等について将軍の忌憚のない意見を求められた。

 グラント将軍は、「陛下からこのようなお言葉をお聞きいたし大変うれしく思います。もとより最善の国策について論じる場合、その国の人々こそいちばん適任ではありますが、思いついた意見を陛下に喜んでお話しいたしたいと思います」と答え、政党と議会について次のように助言した。

 以上の事実を初めて知る方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年06月26日

橋下徹と渡辺喜美を政界から追放せよ!絶望政治を生み出すデモクラシーの悪循環

 今の日本の政治は、伊藤博文の座右の書「ザ・フェデラリスト」第62篇<上院の構成>第63篇<上院議員の任期>が詳述する以下の「人民によって頻繁に選挙される定数の多い議院に特有の欠陥」に覆いつくされている。

・党利党略に走り、度を越した有害な決議を行う。
・立法の目的や原理について、必要な理解と知識がない。
・不安定で、思いつきの政策を乱発し、自国の利益を他国の餌食にする。
・私欲に塗れ、国家の名誉を重んじない。
・重大な事態において責任が欠如する。
・議席を獲得するために有権者を騙す。


 この公選議院の弊害は伊藤博文の危惧した普通選挙によって増幅されている

 「欧州に於て普通選挙の制限選挙に於ける得失は学者各々其の所見を殊にし、甲是乙非、未だ帰一する所あらず。今熟套の議論を掲ぐることを欲せず。
 唯だ独乙の『ブロンチュリ』氏の説、最も事理に切なるを以て、茲に付記することを怠らざるべし。

 曰く、普通選挙法は政治の識を具え事務に練達する代議士を得るに適せざるのみならず、其の弊は遂に賎陋無識の庶民をして上流の社会を制せしめ、多数の無知に因て寡数の智を圧するに至るべし

 蓋し、特に多数を以て秩序を定むるときは、子其の父を制し、弟子其の師に先んじ、臣其の主を御し、幼は長を凌ぎ、貧は富を侮り、無識は有識の上に位すべし

 且つ此の法は本多数の庶民をして権利平等の恵に頼らしめむと欲するに出づと雖も、其の実は却て不平均の結果を得るを免れずと。」(大日本帝國憲法義解第三十五条解説)


 公選議院の弊害と普通選挙の弊害は、デモクラシー(大衆参加政治)固有の欠陥といってもいいし、治療不可能のデモクラシーの宿痾(長い間治らない病気。持病)といってもいい。

渡辺みんなの党と橋本維新の会の危険性を広く一般有権者に知らせるために、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年06月23日

神州不滅思想を捨てよう!真正の法力(憲法の非常事態対処能力)再生方策

 大日本帝國憲法には、軍隊に関する規定すなわち第十一條(統帥大権)、第十二條(編成大権)、第二十條(兵役の義務)、第三十二條(軍人の権利制限)、第六十條(軍法会議など特別裁判所の管轄)の他に、以下の非常事態対処規定がある。

第八條(議会閉会時の緊急勅令)
第十四條(戒厳の布告)
第三十一條(天皇の非常大権)
第七十條(議会召集不可能時の財政上必要の処分)
第七十五條(摂政設置時の典憲改変の不可)

 第七十五條は、1907年ハーグ陸戦法規第四十三条やこれに準拠する1946年フランス憲法第九十四条「本土の全部もしくは一部が外国軍隊によって占領されている場合は、いかなる憲法改正手続きも、着手され、または遂行されることはできない」と同じ役割を果たす優れた規定である。

 我が国は大日本帝國憲法の非常事態対処規定を素直に相続すべきであると思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年06月20日

福島瑞穂の政治生命を奪う悪魔の憲法問答

 日本国憲法無効・帝國憲法復元改正論を支持する西田昌司参議院議員が占領憲法の正體-新無効論が詳述する13の無効理由に拠り、左翼護憲派を代表する福島瑞穂国務大臣に次のように質問していたら、福島大臣はどのように応答しただろうか。

 政界の憲法効力論争を歓迎する方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年06月18日

逆賊の憲法改正案に御用心!憲法の本質を示す憲法改正の手続き

 明治の自由民権運動を代表する交詢社系の憲法私案は、議会に対して憲法改正発議権を与えつつ、議会が天皇の勅許を得ることなく憲法中の皇権に関する条項を改正するための会議を開くことを禁じている。これが議会に対する交詢社系憲法私案の制約である。

 大日本帝國憲法は、議会に対して、天皇の勅命(憲法改正発議)によって議会に送付される憲法の或る条項の改正案の可否を決定する権を与えつつ、憲法改正発議権を天皇に専属させ、議会が憲法改正を発議することを禁じている。これが議会に対する帝國憲法の制約である。

 立憲政治とは憲法によって制約される政治である。立憲君主とは憲法によって制約される君主である。立憲議会制デモクラシーとは憲法によって制約される議会制デモクラシーである。憲法の役割が国家の最高法規として国家権力を適正に制限することであるならば、憲法は行政部門、司法部門、立法部門のうち、前二者より必ず優位に立つ立法部門すなわち議会を厳重に制限しなければならない。

 これが伊藤博文の座右の書「ザ・フェデラリスト」の思想である。「ザ・フェデラリスト」は人民の能力への不信感を率直に表明し、立法機関を厳重に制限し直接民主制を否定しなければならないことを力説する。

 憲法改正の手続き上の議会に対する交詢社系憲法私案の制約(天皇の勅許)と帝國憲法の制約(天皇の勅命)は、「ザ・フェデラリスト」の思想に合致するのみならず、尊皇護国思想を持つ日本人に起草された、日本の国体国柄にふさわしい制約である。

 この制約があるかぎり、国民世論が一時的に左傾化し、民主党のごとき反日左翼政党が有権者を騙して公選議院を制圧しても、この反日左翼政党は、帝國憲法の下では憲法中の天皇に関する規定を変更し、皇室自治や立憲君主制を廃止するための憲法改正を発議することはできない。それは交詢社系の憲法の下でも至難の業である。
 
 しかるに日本国憲法(マッカーサー占領軍憲法)の憲法改正手続きには、日本の左翼全体主義化を阻止する天皇の勅許(交詢社系憲法私案)や天皇の勅命(大日本帝國憲法)といった議会に対する制約が消去され、代わりに国民投票が盛り込まれている。

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2012年06月15日

国民主権を否定する明治自由民権運動の憲法私案-日本国の左翼全体主義化を阻止する天皇の勅許と天皇の勅命

 憲法が皇室の自治を明記しても、国民の代表機関である議会が皇室の家父たる天皇を無視し、天皇の御許しを得ることなく、憲法中の皇室自治規定を変更するための憲法改正の発議を行えるとすれば、それは、皇室の自治を仮初めの自治、偽りの自治に貶め、皇室の尊厳を汚してしまう

 のみならず、それは、民主党の中井洽が国会で秋篠宮文仁親王殿下に「早く座れよ!」と暴言を吐いたこと、あるいは自民党の小泉純一郎が皇室の伝統と皇族の御意見を一切無視し、皇室の家法たる皇室典範を改悪しようとして、苦悩の末これに反対された三笠宮寛仁親王殿下の御寿命を縮めてしまったことと同等以上に、皇室に対する傲慢不遜無礼不敬千万な振る舞いである。これがフランス暴力革命のイデオロギーたる国民主権の本質である

 だから大日本帝國憲法は皇室の尊厳を護るために皇室の自治を明記し、且つこれを担保するために憲法から「国民主権」を排除している。明治の自由民権運動を代表する交詢社系の憲法私案も実は同様なのである

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2012年04月25日

日本国憲法の助産師に偽装する立憲政治の死刑執行人―大日本帝國憲法第七十五條と明治皇室典範第十九條

 帝國憲法の改正という形式を採った日本国憲法の制定過程には複数の重大な瑕疵-帝國憲法違反と国際法違反-がある(詳細は占領憲法の正體を参照)。当時の昭和天皇はGHQ(占領軍)に自由と憲法改正発議大権を剥奪され、天皇御自身が最後の最後まで切望された「皇室自治自律主義の存続」を図るための憲法改正の発議すら出来なくなっていた。

 日本国憲法の制定時は、帝國憲法第七十五條にある「摂政を置くの間」と同等以上の国の変局時であり非常事態であった。

 違憲立法は無効であるという当然かつ平凡なリーガルマインドを持つ方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月14日

国民主権より古い!日英のデモクラシーの起源を語る帝國憲法第三十條「臣民の請願権」-明治流憲法学奥義秘伝の原稿

 本来「唯一最高無限独立」あるいは「無制限の絶対権力」を意味する主権という概念は、フランス国内の邦建勢力と、フランス国外の神聖ローマ皇帝およびローマ教皇に対するフランス王の闘争を正当化するために、1576年に、神学者のジャン・ボーダンによって作られた概念であり、主意主義神学の神概念が世俗化されたものである

 主意主義神学によれば、神は世界を超越しており、世界およびその法則は神の意志、神の恣意によって創られる。地上の主権者も法秩序を超越した存在であり、法秩序は主権者の意思、主権者の恣意によって創られるが、法秩序を超越する主権者自体はその秩序に拘束されない。神が奇蹟によって世界の法則を破るように、主権者も国家緊急権によって法を破ることができるというのである。

 要するに、主権は、唯一絶対の超越神を崇拝するユダヤ・キリスト教の世界観から16世紀のフランスに誕生した概念であり、ジャン・ボーダンはフランス王を唯一絶対の超越神に擬して君主主権論を提唱し、それから213年後の1789年に、ルソー信徒であった僧侶のシェイエスが君主主権論の「君主」を「国民」に置き換えたのである。それがシェイエスの「第三身分とは何か」が説く革命的制憲論の正体である。

 もちろん、いずれも法の支配とも立憲政治とも全く相容れない概念である

 敗戦後の日本では、日本版フランス暴力革命を起したくてたまらない左翼系学者や、シェイエスの革命的制憲論を借りて国際法違反にして帝國憲法違反の日本国憲法の制定を正当化する違憲有効界の魑魅魍魎たちが、主権の由来と定義と沿革を説明しないまま、国民主権を美化しており、多くの日本国民は、デモクラシーがあたかも国民主権と一体不可分の関係にあるかのように錯覚している。

 しかし日英のデモクラシーの起源は、フランスの国民主権より、はるかに古いのである

 国民に主の権があるとは余りに傲慢不遜な思想で、天主の怒りを招き、国家を破滅させると思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月12日

占領憲法無効後の自主憲法制定の危険と欺瞞

 南出喜久治弁護士のとこしへのみよ~日本国憲法は憲法として無効です。私達の正統憲法である大日本帝国憲法は今も生きています!を読み終えた者は、大日本帝國憲法の改正という形式を装った暴力団GHQ製日本国憲法の制定が国際法違反にして帝國憲法違反であったことを理解できる。

 しかし読者の中には、日本国憲法が無効であるとして、なぜ我が国は帝國憲法の復原(原状回復)を行わなければならないのか、何故ゼロから全く新しい自主憲法を制定してはいけないのか、という疑問を抱く方がいるかもしれない。

自主憲法制定の危険と欺瞞に気付いた方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月10日

稲田朋美の正論!衆参自民党の両エースが日本国憲法無効論者になった

 大日本帝國の憲法学会を代表する憲法家の一人であった井上孚麿(たかまろ)は、宮沢俊義の八月革命(すでに恥かき革命説であるが)を戦後憲法学の通説にした違憲有効界の魑魅魍魎たちに屈することなく、日本国憲法無効・大日本帝國憲法復原増補(改正)論を唱え続けた。

 そして南出喜久治弁護士が井上孚麿の衣鉢を継ぎ、従来の無効論に、さらに詳細な無効事由と、帝國憲法復原の具体的方法と日本国憲法下で成立した法令の安定性を維持する緻密な法理論を加えて、新無効論を完成させた。

 2011年11月16日、参議院自民党のエースである西田昌司議員の紹介により、日本の戦後史上初めて、日本国憲法の無効請願が国会に受理された。さらに衆議院自民党のエースである稲田朋美議員が正々堂々と日本国憲法の無効を公言した

 日本国憲法無効論は衆参自民党のエースの支持を得るに至った。稲田朋美議員の憲法論にはまだ不徹底な部分があるとはいえ、所長は微力ながら、2001年の東亜連盟戦史研究所の開設以来(日本戦史研究所か大東亜戦争研究所と名づければ良かったと後悔しているもうやだ〜(悲しい顔))、日本国憲法無効・大日本帝國憲法復原増補(改正)論を唱え続けてきた者として、まことに感慨深い。

稲田朋美議員の更なる活躍に期待する方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月06日

鳩山ルーピー基準-有権者が政党とマスコミに騙されないための思考法

 2011年3月11日以後の我が国は、東日本大震災と同等以上の自然災害の発生を想定して、あらゆる危機克服体制を構築しなければならならい。

 これが過去の反省を踏まえ、明るい未来を生み出すために過去の教訓を活用する賢明な政治であるならば、今後の我が国は、2009年9月の鳩山由紀夫民主党内閣の発足と同等以上の政治災害の発生を想定して、あらゆる危機克服体制を構築しなければならないはずである。

左翼政党から皇室の尊厳と伝統を守り、国民の生命財産を守り、日本国の独立と生存と光栄を守り抜く政治制度を予め構築しておく者が保守主義者であり真正の保守政党だと思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月04日

ゴジラが日本の領海に浮上した時の政府の権限(帝國憲法第七十條)-明治流憲法学奥義秘伝の原稿

 大日本帝國憲法起草者の一人である金子堅太郎から帝國憲法のコメンタリー「憲法義解」の英訳を贈られたマサチューセッツ州の大審院判事オリバー・ウェンデル・ホームズ(元ハーバード大学教授、金子堅太郎の師、のちにアメリカ連邦最高裁判所判事)は帝國憲法を次のように評した。

「この憲法は予の観察する所によれば、古来専制の君主権を制限して人民に参政の権利を与えられるものなり。其の之を制限し其の之を付与するに付きこの憲法は明に君主権を制限する箇条を示し、また詳らかに人民に附与せし権限をも明文に記載せり。而して其の不文に属し明瞭に記載せざるものは往古の如く悉く天皇の旧来継承せらるる大権に属するものなりとの主義を採るて起草せられたるが如し。

 そもそも憲法政治とは一国の政治を処理する機関の配置及び権限を明確にし、之を主管又は執行する軌轍を明示し、その確定したるものは天皇といえども濫りに之を変更することを得ざるの政体を云う。而して其の機関の中において人民もまた政治上に参与するの権限を得たるの政体を云う。

 然れども其の参政の程度及び権限は広狭は各国古来の歴史習慣等によりて定まるべきものなり、故に甲国においては参政の程度広大にして乙国においては其の区域の狭小なるものあり。これ全く各国の習慣及び歴史より生ずるものなり。これ憲法に付いては一定の原理なき証拠なり。

 然れども其の参政の区域の広狭に拘らず憲法を以て帝王の専横を検束し、人民に参政の権利を与えたる政府なれば之を称して立憲政府と云わざるを得ず。日本憲法はこの理を看破せられたるものと予は断言せんと欲す。  

 又日本憲法は天皇の大権のある部分を拘束して本年よりは日本人民に政治上の生命を与えられ、而してこの政治上の生命は古来いまだかつて存在せざるものなり。この政治上の生命あれば即ち其の政府を称して立憲政府と謂わざるを得ず。日本政府においてこの論理を採用せられたるは予がもっとも感服する所にして、賢明なる政治家の所為と言わざるを得ず。」(金子堅太郎著憲法制定と欧米人の評論1938年


 憲法は「一国の政治を処理する機関の配置及び権限、之を主管又は執行する軌轍」の中でも特に非常事態において国家の存立と国民の生命を守るための政府の権限とこれを行使するための手続きを明示しなければならない。非常時の政府は国家的な危機を克服するために平時の政府より強大な権限を行使せざるを得ないからである。憲法がそれに一定の歯止めをかけることこそ立憲政治である。
 
 帝國憲法第七十條「帝國議会の召集不可能時の緊急の需要ある場合における勅令に依る財政上必要の処分」は、憲法の非常事態対処規定の模範である

 政治家を志す日本の若者は、「日本をカエル」とか「ミーンィの尊重」とか叫ぶ前に、帝國憲法を学び、枢密院帝國憲法制定会議に結集した偉大な明治の先人たちの叡智や政治哲学をすべて吸収すべきであると思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年02月02日

谷垣禎一自民党総裁が無視した大日本帝國憲法の租税法律主義(第六十二條)-明治流憲法学奥義秘伝の原稿

 天皇の政府が臣民に対して新に租税を課し或いは税率の変更を行う際は、必ず法律でそれらを定めなければならない(帝國憲法第六十二條)。ゆえに衆議院が政府の増税計画に反対し、新規の課税と税率の変更を行うための政府提出の法律案を否決すると、政府は増税を行うための新規の課税と税率の変更を実施できない。

 すなわち帝國憲法第六十二條の新規の課税と税率の変更は、帝国議会の協賛(承認)を必要とする法律事項であるがゆえに帝國議会の認可事項であり改正可能事項である。これを租税法律主義という

 帝國憲法第六十二條の立法趣旨を尊重し、国民を不幸のどん底に陥れるデフレ不況下の消費税の引き上げに反対する方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年01月29日

尊皇を装う暴力団(GHQ)の手先に堕ちた違憲有効界の承詔必謹論者たち

 むかし世界の東の果てに、日本という約1800年の歴史を持つ会社がありました。日本は日の出の勢いで発展しましたが、あるとき日本の労働組合に潜り込んだソ連という会社の工作員が経営陣に仕掛けたワナにはまり、創業以来初めて会社の存続を危うくするほどの大損害を被り、アメリカという巨大会社との競争に敗れました。日本はアメリカとパートナーシップ協定を結びました。

 それから間もなくソ連とつるんでいたアメリカから、GHQという経営コンサルタントが「日本の民主的再建」と称して日本にやってきたのですが、GHQはパートナーシップ協定を逸脱して日本を不法に占拠しました。GHQはさっそく契約書を作成し、それを民主的再建方針として日本の経営陣に突きつけました。

 契約書には、「日本は社員の安全と会社の存続をGHQに委託しなければならない」とか「日本は社内に独自の防犯設備を配置してはいけない」とか「日本はアメリカの社員をガードマンとして雇用しなければならない」とか「日本は会社の売り上げの二割をアメリカに上納しなければならない」とか、日本の定款と伝統にもパートナーシップ協定にも反する無理難題が山のように盛り込まれていました。

 当然のことながら日本の経営陣は契約書の内容を見て仰天し、GHQに幾度も抗議し幾度も契約書の変更を懇願しました。しかしGHQはそれらをことごとく拒絶し、「経営陣がこの契約書にサインしないというなら、日本が創業以来代々大切に受け継いできた皇室もろとも会社を爆破する」と経営陣を脅しました。

 GHQは経営コンサルタントを装った暴力団であり、しかもGHQにもソ連の工作員が潜入していたのです

 日本の皇室は日本が世界の中で稀有の老舗である証で、エンペラーという日本のブランド価値を維持するためには絶対に欠かせない唯一無二の社宝でした。日本の経営陣は苦悩しましたが、社宝を護り社員を守り会社を維持するために、最後にはGHQの脅迫に屈服し、断腸の思いで暴力団の契約書にサインし、契約書を会社経営の最高方針にしました。

 しかしそれから間もなくソ連とアメリカが争い始め、またアメリカは日本にGHQを送り込んで会社の民主的再建を強制したことを反省したため、GHQは日本から去っていきました。それからしばらくして、日本の法務部に所属する南出喜久治という弁護士が会社の経営陣に次のような提言を行いました。

「GHQが日本を不法占拠していたときに、会社の経営陣に無理難題を突きつけたことは不可抗力であって、経営陣が暴力団の契約書にサインしたことは、暴力団から社宝を護り社員を守り会社を維持するための止むを得ない苦渋の決断であったから、非難には値しない、むしろ同情して余りある行為である。
 
 しかし一連の行為は明白に違法であるから、GHQの契約書は始源的に無効であり、会社の経営陣は速やかに契約書を破棄し、日本本来の定款と伝統に復帰して会社の再興を図るべきだ。暴力団の契約書が会社の経営を狂わせ、会社の存続自体を危うくしている。

 このままでは日本は社員の生活と安全を守れないばかりか、社宝の皇室を失いかねない。暴力団の契約書を会社経営の最高方針として有り難く押し戴き、これに従い続けるなどという愚行はもう止めるべきだ。」


 ところが日本の出版部に所属する谷田川惣という売り出し中のライターが南出喜久治弁護士の提言に対して次のような反論を行いました。

「日本の経営陣は暴力団のGHQから社宝を護り社員を守り会社を維持するために暴力団の契約書にサインし、それから今日まで日本は暴力団の契約書を会社経営の最高方針として甘受してきたのである。従って一連の行為が違法であっても日本はこの現実を受け入れて暴力団の契約書は無効というべきではない。暴力団の契約書に従う経営が会社の存続を危うくしているなら、日本は暴力団の契約書に従い、その契約書の内容を少しずつ改正すべきである。」

 この谷田川なるライターは甚だ遵法精神を欠いており、殆ど暴力団の手先です。また暴力団の契約書に従って契約書の内容を改正することに付きまとう弊害と危険に全く気づいていません。このような人物が読者に「法の支配を尊重せよ」とか言っても全く信用に値しません。

違憲有効界に堕ちた人物が小林よしのりに「法の支配を尊重せよ」と説教するのは、絶対的矛盾であると思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2012年01月20日

イランに憲法第9条を与え給え!有効界護憲派平和主義運動の論理的帰着点

 イラク戦争の終了後、アメリカとイランの軍事的緊張が高まっている。両国の相互挑発が昂じ、世界経済にとって最悪の不幸であるアメリカ・イラン戦争が勃発してしまったとしよう。

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2012年01月17日

自民党再生の道-南出喜久治弁護士の正論「皇室の自治と自律」

 南出喜久治著「御皇室の自治と自律」という論文が世界日報に掲載された(ザ・真正護憲論)。これは鉄壁の正論であるが、他の大新聞に掲載されない・・・。

 自民党は南出喜久治弁護士の日本国家構造論―自立再生への道に耳目を傾注すべきだと思う方は、はじめにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2011年12月08日

「日本国憲法の無効請願」が国会に受理された歴史的瞬間

 2011年11月16日、参議院自民党の西田昌司議員の紹介により、「日本国憲法」(占領憲法)と「皇室典範」(占領典範)に関する請願書が国会で受理された(占領典憲無効確認及び正統典憲現存確認の国会請願記録)。これは日本で初めて「日本国憲法の無効請願」が受理された歴史的瞬間である。

 民主党の小沢一郎議員はかつて日本国憲法無効論を発表したから、民主党の実力者に続いて自民党のエースが日本国憲法無効論者になった。少なくとも日本国憲法無効・大日本帝国憲法復原改正(増補)論に理解と賛同を示す国会議員は確実に我が国に存在するのである。

 もっと参議院自民党の西田昌司議員に活躍してもらいたい方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
ラベル:憲法 皇室 政治
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2011年05月31日

申谷雄二の異様な憲法論-桜の花見は思想良心の自由を侵害する違憲の軍国主義教育か

 もし卒業式(卒業証書授与式)における国旗「日の丸」掲揚と国歌「君が代」斉唱時の起立命令が、日の丸と君が代を忌み嫌う教職員や、国旗掲揚と国歌斉唱に反対する教職員の思想信条良心の自由を侵害する違憲行為になればどうなるか。

 この法理論が罷り通れば、その他の職務命令も、それらに反対し、それらを忌み嫌う地方公務員の思想信条良心の自由を侵害する違憲命令になってしまう。

 そればかりか地方公務員である物理学の教師が、核兵器を生み出した物理学を忌み嫌う生徒に物理学の問題を解答させること(明白に強制である)さえも、生徒の思想信条良心の自由を侵害する違憲行為となり、結果として公教育が壊滅し、地方行政が麻痺してしまう。

 マルクス・レーニン主義を捨てられない団塊左翼人が桜の花びらの如く潔く散ることこそ教育再生の近道だと確信する方は、ブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。続きを読む
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2011年05月19日

日本国の菅没を招く日本国憲法の内閣総理大臣規定

 関東大震災が帝都を直撃したとき、海軍大将(予備役)の山本権兵衛が組閣の大命を受け内閣総理大臣に就任し、緊急勅令を発して被災地に戒厳法令の一部を適用して危機を乗り越えた。

 我が国がポツダム宣言の受諾を決定し連合国に降伏したとき、陸軍大将の東久邇宮稔彦王殿下が組閣の大命を受け内閣総理大臣に就任し、よく軍民の反逆と混乱を抑え連合国の占領軍を迎え入れた。

 日本国憲法の下において、国会が戦時あるいはそれに匹敵する非常時の際に、自衛隊の中から政戦両略に精通する現役将官、あるいは既存の政党を超越する皇族の宮様を内閣総理大臣に指名し救国内閣を組織できるのであれば、我が国の菅没を憂慮する与野党の国会議員が菅退陣後の後継首班人事について今ほど苦悩することはないだろうに。

 国会があくまで国会議員の中から内閣総理大臣を指名したければ、国会議員に非ざる者を総理大臣に指名しなければ良いのであって、わざわざ憲法が内閣総理大臣の資格を国会(実際は衆議院)に指名される国会議員に限定する必要はないだろうに。この不合理がこの非常時に内閣総理大臣に相応しい人物がいないという人材の枯渇を招くのである。

 国会が公選議院の弊害に覆い尽くされても、天皇陛下は国会に指名される国会議員を内閣総理大臣に任命しなければならない。

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posted by 森羅万象の歴史家 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本当は怖い憲法のはなし | 更新情報をチェックする
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