2019年03月19日

青山繁晴という虚人-戦史修正のお知らせ

 文は人なりという。青山繁晴著「ぼくらの祖国」は実に読みやすい。その文字は大きく、その行間は広く、その内容は浅いからである。7年前ぐらいだったか、筆者は本屋で「ぼくらの祖国」を立ち読みしてみたら、15分もかからずに読み終えてしまった。その値段は税込み1680円だったので、筆者は「何やこれ、ぼったくりやないか!」と内心で憤った。

 所謂移民法(改正入国管理法)の審議における青山の言動は、青山繁晴が「ぼくらの祖国」に似た虚人であることを証明してしまった。移民法はぼくらの祖国たる日本国に厄災をもたらす悪法だから、青山はこれに反対していたのに、最後には党議拘束に従い、移民法に賛成票を投じた。ひたすら虚飾を着け虚勢を張るだけが青山の能力であった。

 青山は自民党から除名されても生活に困らないだろうに、自分の信条と名誉をかなぐり捨ててまで、自民党の決定に従った。何という愚劣な男であろうか。類は友を呼ぶ。青山も安倍晋三と同じく、国益より党利党略を優先する見掛け倒しの上げ底保守で公選議院の弊害を体現するルーピーである

 参議院は貴族院の後身として政党の偏重を抑制しなければならないのに、青山のような人物が自民党に招聘された論客として鳴り物入りで参議院議員になっていることこそ、マッカーサー占領軍憲法が国会の分割と権能の配分を根本から間違っている証拠である。

 そこで筆者は国民のための大東亜戦争史96~98大東亜戦争の本質を次のように加筆修正しました(強調部分が加筆修正箇所)。

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97、戦闘休止後の戦争

 大日本帝国憲法はザ・フェデラリストの英知および金子が邦訳し井上毅が信奉したエドマンド・バークの著書フランス革命の省察の英知と、天皇を中心とする日本国の歴史との間に生まれた子であり、比較憲法学の成果にして歴史憲法学の結晶であった。そして近衛文麿および尾崎秀実ら国体の衣を着けた共産主義者たちの度重なる政党破壊工作によって衆議院の全政党が解散に追い込まれ、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)とソ連共産党を模倣した大政翼賛会が出現した戦時下の我が国の国家的危機に際して、帝国憲法は静かにその真価を発揮して大政翼賛会の一党独裁を阻止し、日本の立憲君主制議会制デモクラシーを護り抜き、日本の左翼全体主義化を防いだのである。

 それなのに「自由デモクラシーの尊重」を国是とするはずのアメリカの占領軍は違法不当に日本国の最高法規の地位から帝国憲法を追放した。昭和二十一年(一九四六)二月十三日にGHQ憲法草案の余りに醜悪で拙劣な内容に驚愕した松本丞治国務大臣から議会制デモクラシーに関する平易な講義を聞くまで議会二院制の意義すら知らなかったほど無知蒙昧だったGHQ民政局のニューディーラー(アメリカの容共主義者)が日本の民主化と称して帝国憲法秩序を破壊したのである(9)。これは中国共産党が文化大革命と称して支那歴代王朝の文化遺産を破壊したことと同類の暴挙であった。これを可能とした占領政策が占領軍によって実施され且つ厳重に秘匿された検閲であった。

(9)伊藤博文の憲法義解第三十三条は議会二院制の意義を次のように解説している(カッコ内の英語とその邦訳は伊東巳代治の英訳憲法義解を用いた筆者の註釈)。

 「二院の制は欧州各国の既に久しく因襲する所にして、その功績を史乗に徴験し、而してこれに反するの一院制を取れる者は皆その流禍(the evil effects、悪影響、弊害)を免れざることを証明したり(仏国千七百九十一年および千八百四十八年・西班牙千八百十二年憲法)。近来二院制の祖国においてその社会の淹滞障碍たるの説を為す者あり。そもそも二院の利を主持する者既に熟套の論ありて今ここに引挙するを必要とせざるべし。但し、貴族院の設は以て王室の屏翰(bulwark for the Imperial house、皇室のための防護者、防波堤)を為し、保守の分子を貯存するに止まるに非ず。蓋し立国の機関において固よりその必要を見る者なり。
 何となれば凡そ高尚なる有機物の組織は独り各種の元素を抱合して以て成体を為すのみならず、又必ず各種の機器に倚て以て中心を輔翼せざるはあらず。両目各々その位を殊にせざれば以て視力の角点を得べからず。両耳各々その方を異にせざれば以て聴官の偏聾を免るべからず。故に元首は一ならざるべからず。而して衆庶の意思を集むるの機関は両個の一を欠くべからざること、あたかも両輪のその一を失うべからざるが如し。
 それ代議の制は以て公議(public deliberations、公開討議)の結果を収めむとするなり。而して勢力を一院に集め、一時感情の反射と一方の偏向とに任じて互相牽制その平衡を持する者なからしめば、だれかその傾流奔注の勢(that House in the intemperance of biased excitement 、偏った興奮の過激さの中にある一院)容易に範防(the limits of propriety、妥当性、正当性の限界)を踰越し、一変して多数圧政(despotism of the majority、多数派の独裁、専制)となり、再変して横議乱政(anarchy、 無政府、無法律状態)とならざることをことを保証する者あらむや。これその弊は却て代議の制なき日よりなお甚だしきものあらむとす。故に代議の制設けざれば已む。之を設けて二院ならざれば必ず偏重を招くことを免れず。
 これすなわち物理の自然に原由する者にして、一時の情況を以て之を掩蔽すべきに非ざるなり。要するに、二院の制の代議法におけるは、之を学理に照し、之を事実に徴して、その不易の機関たることを結論すべきことを得べきなり。かの或国における貴族院の懶庸にして議事延滞の弊を論ずるが如きは、これ一時の短を摘発するに過ぎず。而して国家の長計に対してその言の価値あるを見ざるなり。」

 昭和二十一年二月十三日外相官邸において、GHQ民政局長ホイットニー准将一行からマッカーサー占領軍憲法草案を手渡された松本丞治国務大臣は、余りに拙劣な草案の内容に驚き、たまらず彼らに質問した。松本は「念のために伺っておくが、提案では一院制をとっておられるが、これはどういうことでしょう」と尋ねると、ホイットニーは「日本には米国のように州というものがない。従って上院を認める必要はない。一院の方がシンプルではないか」と答えた。松本はその理由が余りにシンプルなことに再び驚き、「彼らはどうも議会制度というものを知らないようだ」と思い、そこで二院制の存在理由であるチェック・アンド・バランスの意義を手短かに講義すると、ホイットニー准将一行四人は顔を見合わせて「ナルホド」という様な顔をした。松本は三度驚き「こういう人の作った憲法だったら大変だ」と戦慄した(憲法はかくして作られた五十四~五十五頁)。


98、戦後民主主義の本質

 今日、国民の代表である我が国の政治家と官僚の多くが国家に対する忠誠を忘却し、為政者に必要不可欠な、国家を支える四本の綱たる礼義廉恥―礼節を正し、信義を守り、足るを知って贅沢を慎み、恥を知って名誉を重んずる精神―を喪失し、自己保身に汲々として私利私欲に溺れ、無知をもって過去の反省と為し、卑屈をもって外交の美徳と為す錯誤を犯している。国家の栄誉と国民の幸福とを蹂躙する彼等の無様な醜態は、戦後民主主義の産物以外の何物でもない。伊藤博文の座右の書「ザ・フェデラリスト」の詳述するデモクラシーの弊害すなわち入念な構成を持つ上院によって矯正されなければならない以下の公選議院特有の欠陥が、衆参両院から成る実質的公選一院制の国会から内閣まで国政全般を覆い尽くしているのである。

<公選議院特有の欠陥>

・党利党略に走り、度を越した有害な決議を行う。
・立法の目的や原理について、必要な理解と知識がない。
・不安定で、思いつきの政策を乱発し、自国の利益を他国の餌食にする。
・私欲に塗れ、国家の名誉を重んじない。
・重大な事態において責任が欠如する。
・議席を獲得するために有権者をだます。


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<関連ページ>

国民のための大東亜戦争史96~98大東亜戦争の本質

占領軍の戦争犯罪-葬られた参議院職能代表制案と忘れられた付帯決議

日本国憲法無効論への疑問と回答-無知蒙昧な青山繁晴への義憤

戦後日本の歴史教育および歴史報道の虚偽を立証する大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義

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posted by 森羅万象の歴史家 at 23:59| Comment(0) | 本当は怖い憲法のはなし | 更新情報をチェックする
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