2009年02月13日

進歩的文化人-学者先生戦前戦後言質集から左翼護憲派のアイドル鈴木安蔵の八紘一宇論

 戦後の左翼護憲派のみが戦時中の好戦右翼の正体を熟知している。

 進歩的文化人―学者先生戦前戦後言質集(全貌社)は、 清水幾太郎、中村哲、吉野源三郎、羽仁説子、平野義太郎、末川博、前芝確三、今中次麿、戸沢鉄彦、堀真琴、鈴木安蔵、信夫清三郎、深尾須磨子、阿部知二、岩上順一、窪川鶴次郎、堀江邑一、柳田謙十郎、伊豆公夫、高倉テル、出隆、名和統一、淡徳三郎、岩村三千夫、宗像誠也、宮原誠一、矢川徳光、長田新、蜷川新、周郷博、国分一太郎、安井郁、内山完造、高良とみ、木村禧八郎、帆足計、西園寺公一、蜷川虎三、三枝博音、金親清、和田敏明、菅井準一、岡本清一ら、戦後日本の左翼陣営に属して、マルクス・レーニン主義に基づく反戦反核反米反日親ソ親中親朝的言辞を弄した進歩的文化人の、戦時中の評論を集めた資料集である。

 彼等は皆、仰々しい美辞麗句を連ねて大東亜戦争の遂行を煽動正当化し、大政翼賛の近衛新体制運動を推進していたことが判る。大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義と併せ読むと、彼等が尾崎秀実と同じくレーニンの敗戦革命論、コミンテルン28、35年テーゼに基づく「東亜新秩序」謀略構想を抱いていたことが丸見えである。

 日本が、第二次世界大戦中、蒋介石と英米と卍巴に戦えば、ソ連と中共が漁夫の利を得、戦後、自衛隊を撤廃し日米同盟を廃棄すれば、ソ連と中共および北鮮が、日本、台湾、韓国を武力侵略し、いずれにおいても東亜は赤化する。彼等の戦時中の好戦的言辞と戦後の反戦的言辞は、一見すると180度違うようでも、実はいずれも共産主義勢力の拡大を狙っていたのである。

 彼等進歩的痴識人は、戦後日本を歪めた戦後犯罪人であるばかりか大日本帝国を敗北へ導いた本物の国家犯罪人なのである。

 日教組が過去の過ちを直視せよ反省せよ、ナチスを否定する戦後ドイツを見習えと絶叫するならば、宮原誠一、宗像誠也の戦争責任、本来ポツダム宣言第6、10条に基づき処刑されるべき真A級戦犯たる彼等を日教組講師として抱えた道義的責任を継承履行し、日教組は、直ちに解散し、我が国の為すべき「過去の反省、歴史の教訓」とは具体的にどのような行動を指すのか、教師として身を以て、子供に模範を示してみよ!

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進歩的文化人―学者先生戦前戦後言質集 (1957年)の目次

序 小汀利得

はしがき 編者

清水幾太郎(学習院大学教授)―戦争と言論統制を謳歌した平和教祖

中村哲(法政大学法学部教授)―八紘一宇の絶叫から平和憲法へ

吉野源三郎(岩波書店「世界」編集長)―進歩的文化人のプロデューサー

羽仁説子(自由学園教授)―女性の犠牲心を説いた婦人評論家

平野義太郎(日本平和委員会委員長)―帝国不動の国是を賛美

末川博(立命館大学学長)―学徒出陣を堂々と強調

前芝確三(立命館大学教授)―ソ連は侵略者だと言った赤い教授

今中次麿―日本資本主義萬歳というマルキスト

戸沢鉄彦(名古屋大学教授)-デモクラシーを抑圧せよと絶叫

堀真琴―討ちてし止まむの尊皇攘夷論者(前労農党参議院議員)

鈴木安蔵(静岡大学教授)―侵略戦争の世界史的意義を説く

信夫清三郎(名古屋大学法学部長)―日・独・伊三国軍事同盟の鼓吹者

深尾須磨子(詩人・婦団連評議員)―ムッソリーニの礼賛詩人

阿部知二(作家・日本文学学校長)―戦争謳歌で浮かれ狂う便乗作家

岩上順一(文芸評論家・日本共産党員)―翼賛会に統一的指導力を期待

窪川鶴太郎(文芸評論家・日本共産党員)―皇国文学の御用理論家

堀江邑一(経済評論家・日本共産党員)―ソ連日本侵略の警鐘を乱打

柳田謙十郎(日本戦没学生記念会理事長)―わが変節の倫理を実践

伊豆公夫(文芸評論家・別名=赤木健介)―自著の古本を買いあさって焼く

高倉テル(作家・日本共産党員)―戦争は人類の大いなる進歩と説く

出隆(元東大教授・日本共産党員)―女流防火群を叱咤する隣組長

名和統一(大阪商大教授)―ドイツの決定的勝利を謳歌

淡徳三郎(評論家・日ソ親善協会理事)―専らヒットラーの礼賛者

岩村三千夫(中国研究所調査部長)―スターリン礼賛を中共に鞍替

宗像誠也(東京大学教育学部長)―強制兵役教育論の権威

宮原誠一(東京大学教授)―武士道教育論から日教組お抱え講師

矢川徳光(平和教育委員会委員)―高度国防国家体制の建設を説く

長田新(広島大学名誉教授)―「醜の御楯」論から絶対平和論

蜷川新(元駒沢大学教授)―左旋回して枯木に花を咲かす

周郷博(お茶の水大学教授)―日教組お抱え講師で論旨一変

国分一太郎(教育評論家・日本共産党員)―支那民衆の辣腕家

安井郁(法政大学教授・原水協事務総長)―大東亜共栄圏の確立を推進

内山完造(日中友好協会副理事長)―侵略主義から反戦論に大転向

高良とみ(参議院議員 緑風会)―戦時中、忠烈の皇国婦人精神を発揚

木村八郎(前労農党参議院議員)―聖戦はわが国家百年の計と説く

風見章(元司法大臣・社会党代議士)―東洋平和ために鉄槌を下す

帆足計(社会党代議士)―赤い国を利用して自己宣伝

西園寺公一(元老西園寺公望の養嗣子)―斜陽貴族の偽ボルシェビキ

蜷川虎三(元京大教授・京都府知事)―北洋漁業を守れの声、今はなし

三枝博員(評論家)―万民の輔翼すべき皇道を宣布

金親清(作家・日本共産党員)―転向作家、日共に帰る

和田敏明(元社会党代議士)―大東亜建設の民族的使命を強調

菅井準一(神奈川大学教授)―権力と人気のまにまに動く科学

岡本清一(同志社大学教授)―毒づいたマルクスの軍門に降る

はしがき 編者

 本書は、読者大衆がいわゆる進歩的文化人という名の学者先生の発言や、著作を読む場合に、これに対する適正な判断を下すための客観的資料を提供するために刊行されたものである。
 従って、これら学者先生の戦争責任とか、個々の著作の内容批評などは本書の主目的ではない。学者先生があたかも流行を追う如く、変節していく過程を事実をもって示し、その無節操さを追及しようというのが本書の目的である。

 この一部が「全貌」誌上に連載されていたとき、幾人かの読者から反論の投書を受け取った。それによると、

 「人間は進歩し、変わるものである。たとえ昔の発言が過っていても、いま正しいことを言えばよいのである」

という意味であった。
 たしかに、人間はしばしば過ちを犯すものである。しかし、本書に見られるような変節の内容が果たして進歩という名に値するであろうか。

 昭和二十九年に、本書の内容の一部が「学者先生戦前戦後言質集」の名で出版されたとき、各界に大反響をまき起こし、新聞、雑誌の上で、多くの知名の士から賞賛と激励とを与えられた。また三、四の人々から悪意的な批判の対象ともなった。
 しかし、悪意の批判者といえども、本書の内容がウソであるとか、デマであるとか、などとは誰一人として述べなかった。
 
 このことは本書があくまで正確な資料による真実を記載したものであることを認めたものであろう。


【鈴木安蔵の経歴】

 明治三十七年福島県生まれ。昭和二年京大文学部卒、のち経済学部に学び中退。河上肇に師事、社会科学を研鑚した。京大時代は京大社研の中心人物であった。治安維持法違反第一号となった京都学連事件で検挙され、大学を自主退学、中野刑務所に二年間服役した。昭和十二年に衆議院憲政史編纂委員に就任。

 戦後、高野岩三郎博士などと憲法研究会を主導、昭和二十五年学位を受け、翌年静岡大学教授、文理学部部長となった。二十八年から愛知大教授を兼任。日本政治学会、政治研究会各理事、法学博士で公法学会会員を兼ねた。

 主著は「日本憲法史概説」であるが、他に「史的唯物論と政治学」、「基本的人権」「政治学言論」「政治学」「憲法概論」「比較憲法史」「政治文化の新理念」「日本政治の基準」等があり、戦前戦後を通じて常にジャーナリストの上で活躍する解説学者として知られた。

 最近に至り憲法改正の国民投票法が成立したからなのか、我が国の左翼勢力はやたらとマッカーサー占領憲法の草案に影響を与えたとかいう鈴木安蔵なるマルクス主義憲法学者をもてはやす。

 鈴木安蔵は、教育評論に「憲法と国民」と題して(昭和三十一年五月号)に「戦争を憎み、爆撃、戦死、大量殺人、それにともなう非人間的な蛮行、そうしたものに恐怖し嫌悪する人間的心情は、平和運動を支えている。今日なお明確に意識的にこの支持にまで高まっていない層といえども、この事実、このつながり、論理に気づくことは容易なはずである。われわれは、その努力に力を傾けねばならぬ」と発表したから、いかにも反戦平和主義の護憲学者に見えるが、次に掲げる鈴木の戦時言論は鈴木安蔵の真実を我々に教えてくれている。

 「臣道実践、大政翼賛の根本精神に立つ今日の新体制運動とナチス・ファッショ等の外国の政治運動とを同一視するのは勿論誤謬であるが、政治的革新の一つの前例として参照の対象となることは必要にして有益な筈である。

 我国の新体制運動は飽くまでも帝国憲法の規定、精神を尊重恪遵する立場に立つ。その翼賛体制確立の方法手段においても公明正大、合法的なることは説明するまでもない。かかる運動によって我国新体制の確立さるるに至るならば、思うに歴史上比類なき独自の美果たるものであろう」(昭和十六年二月改造「翼賛議会とは何か」)

 「最高度国防国家体制確立は現代日本政治の根本課題なのである。東亜共栄圏と云い、世界永遠の平和への寄与と云い、皇道の世界宣布と云い、諸々の今日唱えられている理念の実現も、すべて根本においては我国が最高度の国防国家を樹立し得るか否かに懸かっているのである。

 東亜共栄圏の確立、東洋永遠の平和の確保と云うも、なお目的の究極を尽くせるものとは云い難い。八紘一宇の大理想を以て皇道を全世界、全人類に宣布確立するにあると云わねばならないのである」(昭和十六年六月、東洋経済新報社出版部刊、鈴木安蔵著「日本政治の基準」)

 「英米の制覇の下に完成され、秩序づけられた世界体制は、平和も人道も礼節も教養も、一切はかかる抑圧、対立、矛盾を基礎とし、それを黙殺せるそれらであり、到底全人類に対し平等にして普遍的な妥当性を有するものではなかった。

 旧体制存続の根本的条件たる力の均衡は、先ず日本の飛躍的発展によって破られ、ドイツ・イタリアの躍進によって覆され、さらに被抑圧民族の自覚によって動揺せしめられきたったのである。
 ワシントン会議以降の諸条約、諸外交交渉は、かかる日本の旧秩序改定の要求に対する抑圧にほかならなかった。したがってまた、これに対する日本の断固たる闘争には世界史的意義があったのである」(昭和十七年十月、利根書房刊、鈴木安蔵著「政治文化の新理念」)


 鈴木安蔵=治安維持法の取り締まり対象になった戦前の暴力革命左翼=近衛新体制運動を推進し日本の戦争を煽動し礼賛した戦時中の革新右翼=反戦平和護憲を叫ぶ戦後の反日左翼であったことは、一目瞭然であろう。鈴木安蔵だけでなく、進歩的文化人-学者先生戦前戦後言質集が紹介する上の左翼人全員がそうなのである。

 そして近衛新体制運動を推進し日本の戦争を礼賛した戦時中の革新右翼を理論的に指導していた人物が尾崎秀実であり、彼ら及び尾崎の首領が、日本随一の共産主義者たる河上肇の愛弟子の近衛文麿だったのである。

 だから上の進歩的文化人どもは戦前戦中戦後にかけて転向したのではなくて、日本の共産化ひいては東アジアの共産化という彼らの理想悲願を実現するために、戦術を転々と変更しているのである。日本の左翼知識人は常に世論(せろん、世論は輿論と違う)を煽り国歩を誤らせるアカにまみれた汚い煽動家なのである。

 読者の皆様、進歩的文化人―学者先生戦前戦後言質集 (1957年)と、宮澤俊義の無節操も鈴木安蔵に負けていないことを教えてくれる日本憲法思想史とを一読し、くれぐれも左翼に騙されないように御用心ください。

<関連ページ>

日本赤軍の創設(笑)徴兵制度を国民に強制する者は左翼全体主義者 帝国憲法復元改正と新兵役法

再録 なぜマルクス・レーニン主義は地獄の門を開くのか

亡国の東アジア共同体-最新鋭の脱亜論

【不況だからこそカルトに注意しましょう】

 色即是空・空即是色の空理論を簡単に悟らせる日本人のための宗教原論と鎌倉時代に書かれた日本最高の仏教はやわかり八宗綱要とを履修した者が帰ってきたウルトラマンのように般若心経ブレスレッドわーい(嬉しい顔)を身につけると…マルクス教、統一教会、創価学会等々あらゆるカルトを粉砕し日本人を救い出します。

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