2015年12月18日

日本仏教界が「静かなる廃仏毀釈運動」を鎮める道

 インターネット通販大手amazonで12月8日、ついに「お坊さん」までがそのラインアップに加わり、ワンクリックで注文、「お布施」はクレジットカードで決済できるようになった。「お坊さん便」は四十九日や一周忌といった法事(法要)の際に、読経を行なう僧侶の手配サービスだ。料金は、自宅など手配先への訪問のみなら3万5000円。全国どこでも手配が可能だという。

「お坊さん便」がamazonに出品された日、利用者からの問い合わせが殺到したそうだが、それ以上に僧侶からの“登録したい”という電話が多く、これは、「お坊さん便」を運営する「みんれび」取締役副社長の秋田将志氏にとって予想外の出来事だったという。

 しかし、仏教界からは、「宗教をビジネス化している」という批判的な意見もあがっている。主要宗派が加盟している全日本仏教会の広報担当者が言う。

「私どもはずっと“お布施を明確に金額に表わしてはいけない”と主張し続けています。法要や葬儀で僧侶がお経を読む行為は営利目的ではない。これでは結婚式の司会者を手配するのと変わらない。私は一僧侶として疑問を感じます」

 浄土真宗の僧侶でNPO法人永代供養推進協会代表理事の小原崇裕氏が言う。

「僧侶は『物』ではありません。利用者は手配される僧侶の質のチェックも十分にできないだろうし、法要が形骸化しないか危惧しています。」

 「法要や葬儀で僧侶がお経を読む行為は営利目的ではない」という虚偽の建前に基づく“お布施を明確に金額に表わさない”という僧侶の態度は、ヤクザの「誠意を見せろ」に似た恫喝じみた暗黙の金銭要求であり、人間の良心に付け込み、「善意の寄付」という形で法外の料金を徴収する極めて卑劣な遣り方である。

 自分の父母ないし祖父母の遺骨を永代供養する寺院から、僧侶が法事の時と夏の盆に家にやって来て短時間の読経を済ませて布施を取っていく。自分もしくは自分の両親が良心的な善人である場合、この寺院と絶縁できず、この僧侶の来訪を断れず、お布施を払わざるを得ない。永代供養は壇家から永代にわたりお布施を徴収するための狡猾な戦術である。

 筆者の実家には、僧侶がスポーツタイプの外車に乗って来て両親からお布施を徴収していく。筆者はそれを目撃するたびに、「せめて高級国産車を購入してお金を国内メーカーで働く日本国民に還元しろや、生臭坊主が!」と心の中で毒づくが、両親と同じく良心的な善人なので(笑)、声には出せない。しかし僧侶に対する嫌悪の気持ちは確実に大きくなっている。

 日本の仏教界が卑劣な遣り方と狡猾な戦術をもって国民からお金を巻き上げ、それを僧侶の生業としているから、日本国民の仏教離れが急速に進み、現在約7万7000ある寺院のうち、25年以内に約4割・2万7000ヶ所が閉鎖されると予想される事態になっているのである(「日本の伝統文化が…」急速に進む仏教離れ、消えゆく寺院に海外から惜しむ声)。

 日本仏教界が、仏教離れという現代の日本国民による「静かなる廃仏毀釈運動」を鎮めたいなら、外国人観光客の急増による宿泊施設の不足が深刻化し、政府が民泊の解禁を検討している今こそ、仏教界の総力を挙げて全国津々浦々で宿坊を経営し、外国人観光客をもてなすべきである。

 宿坊(ウィキペディア)

 宿坊、宿房(しゅくぼう)は、主に仏教寺院などで僧侶や参拝者のために作られた宿泊施設である。僧侶専用の施設は僧房ともいう。

 本来は僧侶のみが宿泊する施設であったのだが、平安時代の寺社参詣の普及により、貴族や武士、更には一般の参詣者も宿泊させるようになり、運営者も僧侶から寺院周辺の半僧半俗の経営者(御師)に移っていった。

 江戸時代になると、お伊勢参りや善光寺詣でが大衆化し、各地の大寺社には宿坊が整備され、一般の参詣者や観光客を泊めるようになり、特定の地域と特定の宿坊が結びつくなど、一種の観光事業を形成した。

 近年では高野山宿坊などでは上質さを競う傾向も見られ、露天風呂を設置した宿坊も見られる。一方、四国八十八箇所の多くの寺院では、巡礼者のために宿坊を直接営んでいる


 ほとんどの宿坊では、宿泊者に対して朝のお勤めとして住職の講話などを行っているが任意参加の形式の所が多い。

 また、一部の寺院では、現在も直接宿坊を運営する所があり、比較的安価な宿泊料金で、精進料理を味わうことが出来、禅寺に於いては坐禅も体験する事が出来る

 なお、一部の宗派の総本山、または、本山となっている寺院の宿坊を兼ねている寺院(例:日蓮正宗総本山大石寺の塔中坊など)では、その宗派に所属する僧侶・信徒のみが利用できるものもあり、そのような宿坊では、所属寺院から発行される証書を持っていることが宿泊許可の条件とされるケースもある。


 これから我が国の仏教界は歴史的文化的遺産の寺院、とくに約2万もの無人寺を活用して宿坊を経営し、ベジタリアンの外国人観光客に精進料理などをふるまいつつ観光客に修業を経験させ仏の教えを説く一方で、近隣の農民から野菜を仕入れて日本の農業を支援しつつ、近隣の住民から失業者や貧困学生を従業員として雇用し、貧困の解消に尽力すべきである。

 もし日本の仏教界が宿坊の経営をもって資金を稼ぎ、その資金をもって、学費を捻出するために風俗嬢になっている貧困家庭出身の女子大学生など貧困に喘ぐ児童生徒学生を救済すれば、児童生徒学生とその両親は宿坊を経営する寺院の僧侶に感謝し、日本の仏教は自然に復活するだろう。

 もし貧困女子大生がアルバイトとして働く寺院の宿坊が、外国人観光客相手の売春宿に変貌したら、僧侶は地獄に落ち日本仏教は滅びるのみ、と思う方は、終わりにブロガーへ執筆意欲を与える一日一押人気ブログランキングをクリック願います。

宿坊に泊まる
宿坊に泊まる (小学館文庫)

・これも観光資源になりそう現代語 地獄めぐり―『正法念処経』の小地獄128案内

・石原莞爾は法華経信者、筆者のお気に入りは維摩経講話

・明治の廃仏毀釈運動の実態および背景と帝国憲法施行までの宗教政策の変遷を克明に記録する稀有の書仏教遭難史論(羽根田文明著/国光社出版部、1925)

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posted by 森羅万象の歴史家 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | もろもろ時事評論 | 更新情報をチェックする
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