2010年07月14日

ねじれ万歳!ねじれ国会を克服する正道

 菅民主党内閣が「ねじれ国会」を乗り切る正道は唯一つ、それは国益を擁護する法案とデフレ不況を克服する予算案を作り、誠実に国会審議を行い、誠心誠意をもって野党の説得に努め、法案と予算案の欠陥を指摘してくれる野党に心から感謝し、正鵠を射た野党の批判を積極的に採り入れて参議院議員の過半数の賛成を獲得することである。

 これが議会政治の真価であって、実はねじれ国会の常態化が望ましいのである。公選一院制の国会では、国会の多数を占めた政党は数を頼んでろくな審議なしに悪法を強行採決することができ、野党の説得に努める必要もなければ、野党の批判に耳目を傾注する必要もなく、政党政治は単なる数の暴力政治-選挙による専制政治となり、伊藤博文の帝国憲法義解第三十三条解説のいう、

「而して勢力を一院に集め、一時感情の反射と一方の偏向とに任じて、相互に牽制その平衡を持する者なからしめば、たれか其の傾流奔注の勢い容易に範防(法の限界)を踰越し、一変して多数圧制となり、再変して横議乱政とならざることを保証する者あらむや。

 此れ其の弊は却て代議の制なきの日より猶(なお)甚だしきものあらむとす。故に代議の制設けざればやむ。これを設けて二院ならざれば必ず偏重を招くことを免れず」


という事態に陥るのである(テロを正当化する民主党の背信-戦後民主主義の遵守価値は消滅寸前)。

 だから国家が議会制デモクラシーを導入する際、憲法は必ず議会を二分割し一方を公選議院に、他方を非公選議院にして「議会のねじれ」を制度化しなければならないのに、マッカーサーらGHQは、ソ連共産党を模倣した大政翼賛会の一党独裁を阻止した大日本帝国憲法(近衛新体制―大政翼賛会への道参照)の抹殺を図り、日本政府と衆議院三大政党が希望した「参議院職能代表制案」を潰してしまった(占領軍の戦争犯罪-葬られた参議院職能代表制案と忘れられた付帯決議)。

 日本国憲法の規定する衆参両院から成る実質公選一院制の国会では、有権者が与党に衆議院の3分の2議席に届かない衆議院の過半数議席を与え、野党に参議院の過半数議席を与えた時に限り、辛うじて国会はねじれて議会政治の真価を発揮できるのである。

 だから国会のねじれを作った今回の参院選の結果は奇跡的な天の配剤であって、議会制デモクラシーの価値を信じる有権者およびマスコミは「国会のねじれ」を大歓迎すべきだろうに、テレビマスコミは、国会のねじれがあたかも国政を停滞させるというウソ報道を繰り返して視聴者を恫喝し、有権者がねじれ解消のために民みん連立や民公連立を望む方向へ世論を誘導する。言語道断の悪行である。

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 自民党は、充分には党勢を回復できていないのだから、拙速に衆議院の解散を求めずに、当分の間「国会のねじれ」を活用し正々堂々と菅民主党内閣と論戦し、民主党閣僚の無知蒙昧と反日左翼思想をあぶり出し(在日韓国人の正体暴露-根拠を喪失した永住外国人地方参政権付与法案)、それがテレビを通して視聴者に伝わるように、西田昌司、佐藤正久といった参議院自民党のエース級をテレビ番組に投入し、日本のピョンヤンと揶揄される閉ざされた言語空間に住む東京都民を啓蒙しつつ、稲田朋美氏や佐藤正久氏クラスの新人候補の発掘に努めるべきである。

 たぶん所長の気のせいだろうが、日本国の運気はほんの少し向上してきたのではないだろうか。満身創痍となった「はやぶさ」が地球に帰還し宇宙開発史に燦然と輝く偉業を成し遂げ、連戦連敗を喫したサッカー日本代表が土壇場で自分の実力に適した布陣と戦術を発見してカメルーン、オランダ、デンマーク、パラグアイと互角に戦い2勝2敗(正確には2勝1敗1分)という好成績を収め、そして参院選では民主党の総得票数は自民党の総得票数を上回ったにもかかわらず、自民党が民主党に勝利し、民主党の一党独裁は成立せず国会はねじれた。

 何やら奇跡といっても過言ではない望外の慶事が続いており、そろそろ池田大作(1928年1月2日~)の訃報が聞こえてくるのかもしれない。民主党は内紛を起こし、共産党と社民党は枯れ始めているのだから、自民党の最上策はじっくりと腰をすえて兵法三十六計の「逸を以て労を待つ」「岸を隔てて火を観る」ではないだろうか。

 三橋貴明さんはネット選挙が解禁になった状況で再び全国比例の参議院選挙に挑戦するという結論を得て、準備を進めるとのことだが、ネットの宣伝力は、一昼夜にして数百万、数千万人の視聴者を煽動し洗脳し得るテレビマスコミの前では、依然として牛車に対する蟷螂(かまきり)の鎌に過ぎず、ブログランキング上位のブログは産経の正論と同じく「常連の愛読者は既に記事を読む必要がなく、執筆者が記事を読ませたいと思う政治無関心層は決して自ら積極的に記事を読むことはない」というジレンマに陥らざるを得ないのだから、ネットの宣伝力を過信することは危険である。

 テレビと新聞を見て『日本は借金大国』というウソに騙されているいつまでも経済がわからない日本人はネットを使わず書籍を読まず、あるいはネットを使ってもネットの政治経済記事を読まないのだから、三橋貴明さんはネット依存戦術を改めなければいけない。例えば、

1、青山繁春か宮崎哲弥とのコネを使い関西テレビのアンカーのコメンテーターになる(これは無理かわーい(嬉しい顔))。

2、三橋支持者とともに、三橋さんの著書の目次を箇条書きにした広告ビラを撒き、本の宣伝を兼ねて知名度を上げる。

3、日本のピョンヤンこと東京を中心にチャンネル桜の広告ビラを撒き、チャンネル桜の視聴者を増やしながら、チャンネル桜に出演する三橋さんの知名度を上げる。

 チャンネル桜のトップページには、メールマガジンの判りにくいところにイベント告知ビラのテンプレがあるが、チャンネル桜自体を宣伝する桜公認の広告ビラのテンプレがない。維新政党新風のサイトと同じで応援者に対し誠に不親切だと思う。

ミリオタ垂涎!軍事車両カタログからドイツ軍四連装対空機関砲38型(Flakvierling38)中期型

サイバーホビー プラモデル 1/6 WW.II ドイツ軍 四連装対空機関砲38型 中期型
「弾幕を張れ!菅民主党内閣の支持率を叩き落すのだ!!」

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ラベル:政治
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posted by 森羅万象の歴史家 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 本当は怖い憲法のはなし | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
所長様,
いつも拝読しております。
ほんとうに, 日本国の運気は少し向上してきたようですね。
ところで, つい最近別のブログで日本の平和や安全を守っている自衛官や警察官, それに海上保安官の方々に感謝しましょうという動画を発見しました。
あまり, こういう動画は見たことがないので感動しました。
参考までに, 紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=elPqLm5Kjbk&playnext_from=TL&videos=BLcgIYA7FsA

Posted by tiamat at 2010年07月17日 23:50
すでに所長様は読まれていると思いますが、待望の中川八洋先生の新著が出版されましたね。民主党が日本を破壊する左翼革命政党であることを余すことなく示されており、改めて勉強になっております。しかし、所長様の紹介で三浦 裕史氏のような明治憲法を研究している人が出てきていることを知り、ある意味感銘を受けております。いよいよ国家規模で戦後の洗脳から脱却していく時代に入りつつあるのではないかと。

いずれにせよ、日本に現存する正統憲法・大日本帝国憲法に戻る、現憲法無効論のさらなる拡大に努めていこうと思います。
Posted by 寺小路 at 2010年07月18日 11:45
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