2009年08月01日

神々の微笑-8月15日麻生首相の靖国神社参拝の意義

 日本の神とは何か?それは外来の神を呑み込む無限の霊性である。

 芥川龍之介に『神々の微笑』という小説がある。大正10年の12月、著者29歳の作である。

 芥川は、この短編で、戦国時代の元亀元年(1570)に来日し、織田信長の庇護の下に布教していたイエズス会のオルガンティノ神父が、ある春の夕べ京都の南蛮寺で日本の神々に出会う不思議な幻想に見舞われる、という架空の題材を小説にしている。

 「この日本に住んでいるうちに、私はおいおい私の使命がどのくらい難しいかを知り始めました。この国には山にも森にも、あるいは家々の並んだ町にも、何か不思議な力が潜んでおります。」

 神父は、その力が布教を妨げていることを重苦しく感じ、煩悶と憂鬱にとらわれつつ祭壇に祈りをささげているさなか、古代ギリシャ・ディオニュソス神の祝祭にも似た「天の岩戸開き」の幻想に襲われて失心する。そして翌日の夕闇に境内を散策する神父は、またしても幻のように現れた老人とひとしきり問答を交わすことになる。

 「誰だ、お前は?」

 不意を打たれたオルガンティノは、思わずそこへ立ち止まった。

 「私は、誰でもかまいません。この国の霊の一人です」

 いうまでもなく、このエピソードは龍之介の創作にほかならない。歴史に実在するオルガンティノは、たしかに積極的に日本の言葉と習俗に親しんで宣教の実をおおいに挙げた有能な神父であったけれど、こうした神秘的体験をしたとは伝えられていない。
 
 芥川は、しかしこの神父を主人公にして、何を語ろうとしたのだろうか。それは神父に語りかけた「この国の霊」と名乗る老人の最後の言葉に示されている。

 「ことによるとデウス自身も、この国の土人に変わるでしょう。支那やインドも変わったのです。西洋も変わらなければなりません。我々は木々の中にもいます。浅い水の流れにもいます。どこにでも、またいつでもいます。お気をつけなさい。お気をつけなさい…」日本の神々の事典―神道祭祀と八百万の神々


 芥川が描いた日本の神々の気概やよし!

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 麻生太郎首相が自民党のマニフェストに名付けたキャッチコピー「日本を守る、責任力」が本気ならば、麻生首相は正々堂々と8月15日に靖国神社を参拝し、護国の英霊に衆院選の必勝を祈願し、敢えて中国共産党と南北朝鮮の対日非難を誘うべきである。

 そうすれば衆院選挙の争点は明瞭になる。我が国が独立国に相応しい毅然たる態度をもって我が国独自の慰霊儀式を護り且つ我が国自身の歴史解釈権を恢復するか、特亜の内政干渉に屈して虚構の東京裁判史観を信じ続けるのか、が争点になれば、屈中媚韓勢力と民主党裏マニュアルがネットに疎い有権者の前にあぶりだされて来るだろう。

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<関連ページ>

・読みやすい神々の微笑わーい(嬉しい顔)ほか短編を収録-芥川龍之介全集
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posted by 森羅万象の歴史家 at 20:20| Comment(4) | TrackBack(0) | もろもろ時事評論 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 本当に麻生首相には靖国参拝してほしいですね。あと時期を失した感はあれど、政策における小泉・竹中路線との断固とした決別宣言もしてほしいところです。

 ところで最近ネット上で、リチャード・コシミズの熱烈な「信者」たちの書き込みを多く散見しますが、どうみてもコシミズは誰もが素朴に持つ愛国心に火をつけ、日本の真の独立という立派な花火を打ち上げながらも、結果的に信者たちをして中共や左翼が狂喜する方向へ誘導しているように見えます。
 陰謀史観は(その真偽はともかく)時として信奉集団のカルト化を招きますから、容易に他者の意見を受け入れないでしょうし、彼らは今後とも民主党政権の誕生に拍車をかけていくのでしょう。信者たちの動機が愛国心と善意なだけに相当タチが悪いですね・・・。
Posted by どうふん at 2009年08月02日 16:00

毎度、コメントと所長様の内容がずれていてすみません。すでにご紹介が合ったかも知れませんが、実に興味深かったのでご紹介まで。

http://blogs.yahoo.co.jp/hazuki73ry/54434728.html
(引用開始)
フランス国営放送「お笑い日本の実態」
フランスの美しい女性キャスターたちが日本の問題点全てを言い尽くしてくれています。

他の先進国が中国人を受け入れて大混乱に陥って事も教訓とし、日本国民に賢明になるよう説得しています。
他にもドンドン知らせてほしい、よくできた動画です。

【追記】
フランス語の映像に別の日本語の字幕をつけたもののようですので誤解のない様。(引用終わり)
Posted by 寺小路 at 2009年08月03日 10:53
 どうふんさん、嫌韓反中勢力にひたすら統一教会というレッテルを張るリチャード・コシミズとか中核派とかが実は日本人に贖罪感を扶植する「統一教会」の工作員だったらお笑いですね。
Posted by 森羅万象の歴史家をめざす所長 at 2009年08月05日 21:12
 寺小路さん、フランスとかイギリスの報道番組には特亜タブーがなくていいですね。
Posted by 森羅万象の歴史家をめざす所長 at 2009年08月05日 21:15
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